紅海


  • プリニウス『博物誌』第六巻に、ギリシア語でこの海が「エリュトラ海」(紅の海)と呼ばれる理由について
   当時の諸説を列挙している。エリュトラス王という王の名前にちなんでいるというほかに、
   水が太陽の反射で紅色に染められると信じられているからだという説、
   砂と土壌からくるのだという説、水そのものが元来そういう性質なのだという説などがあったとか。
(ただし、実際の紅海の水は決して赤くなく、むしろ透明度の高さで著名)



      参考文献
『プリニウスの博物誌 Ⅰ』



最終更新:2016年03月05日 03:14