オオカミ

  • プリニウス『博物誌』第八巻に、イタリアでは
   「人がオオカミを見る前に狼が人を見ると、一時的に口が利けなくなる」という俗信がある事を記している。
  • また同書に、オオカミの毛の房には媚薬が含まれており、この動物が捕えられるとその毛の房を落とすという俗信があるという。
   オオカミが生きている間にこれをむしり取らないとそういう効能は無いのだとか。

  • プリニウス『博物誌』第十一巻には、オオカミの右の犬歯が魔除けとして珍重される、という記述がある。



      参考文献
『プリニウスの博物誌 Ⅱ』



最終更新:2016年05月30日 04:23