カイガラムシ

  • カイガラムシの一種、コチニールカイガラムシは別名を「エンジムシ(臙脂虫)」とも言われ、
   古くから体内の色素(コチニール色素)が染色に利用されてきた。


  • プリニウス『博物誌』第九巻でも「コックス」という名前でこのカイガラムシの仲間の色素が当時用いられていたことを
   記述しているが、プリニウスはこれを「ある木の赤い種子」であると記述しており、
   またこれ以外にも多くの古代の学者がこれを樹木の種子と勘違いしていたとのこと。



      参考文献
『プリニウスの博物誌 Ⅱ』



最終更新:2016年05月03日 02:29