葬送時に瞳を閉じる習俗

  • プリニウス『博物誌』第十一巻によれば、ローマでは「人が死にかかっている時には目を閉じて」やるが、
   遺体を火葬壇にのせる際にはまた目を開いてやるのだという。
   これは、最期の瞬間に眼を人に見られるのは良くないし、また火葬の際に天国に向って眼が開かれていないのも
   よくないからであるという。



      参考文献
『プリニウスの博物誌 Ⅱ』



最終更新:2016年05月30日 03:11