- プリニウス『博物誌』第十一巻に、横隔膜は陽気を生み出す中心であり、笑いとの関連が特記されている。
腋の下をくすぐる事で笑いが起こるのもこの膜が始まる場所であるからとし、また
戦争においても、また剣闘士の演技においても、横隔膜を突き破られたために大笑いをしながら死んでいった事例が
たくさんあるのだ、という。
(zsphereコメント:さて、この話を退けるかどうか、大変迷うところ。この本によくある眉唾の怪しげな話にも見えるが、
少なくともプリニウスは現代人よりは、そうした戦闘における人の死を見る機会に恵まれていたはずだ)
参考文献
『プリニウスの博物誌 Ⅱ』
最終更新:2016年06月01日 02:59