子路、石門に宿る。晨門の曰わく、奚(いず)れよりぞ。子路が曰わく、孔氏よりす。曰わく、是れ其の不可なることを知りて而もこれを為す者か。 (子路が石門で泊った。門番が「どちらから。」といったので、子路が「孔の家からだ。」というと、「それは、だめなのを知りながらやっている方ですな。」といった。) 『論語』憲問第十四