テーブルは大きなテーブルでしたが、三人はすみっこに固まっていました。「席は無い! 席は無い!」彼らはアリスが近づいてくるのを見て大声で叫びました。「いくらでもあるじゃないの」とアリスはむっとしていいました。そして、テーブルの端にある大きな肘かけ椅子に座りました。 ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』