魂が外にひろがらず、内にちぢこまらず、分散もしなければ、収縮もせずに、光に照らされて輝き、その光によってあらゆるものの真理と自己の内なる真理とを見るとき、その魂の姿はつねに変わらぬ球形なのである。 マルクス・アウレリウス『自省録』