ラミア

  • 上半身が女、下半身が蛇の怪物。

  • ギリシア神話に登場した他、のちに民間信仰にも現れるようになった。


  • マルクス・アウレリウスは『自省録』の中で、ソクラテスが大衆の意見のことを「ラミア」と呼ぶのを常としていた、と記している。


  • ティルベリのゲルウァシウス『皇帝の閑暇』に、言い伝えとして、ラミアは夜、家から家へと迅速に侵入する女で、
   樽や籠や鍋をのぞき見、揺りかごから赤子を連れ出し、明かりを灯し、また時には眠っている人に悪戯をするという。



      参考文献
『自省録』マルクス・アウレリウス
『西洋中世奇譚集成 皇帝の閑暇』ティルベリのゲルウァシウス


最終更新:2016年11月17日 03:21