山の内部や頂上で幽霊が呼びかける

  • ティルベリのゲルウァシウス『皇帝の閑暇』
   →ナポリ県にある港町ポッツオーリ近郊に、「その頂が足を焦がす熱砂で覆われた山々」があり、
    ここを善行で知られた司教ヨハネスが通りかかったところ、山の内部から苦悩に喘ぐ魂の歎きが聞こえ、
    その言葉に従って一年間たゆまずミサと祈祷を行ったところ、苦悩の声が消え魂が救われたという。



      参考文献
『西洋中世奇譚集成 皇帝の閑暇』ティルベリのゲルウァシウス



最終更新:2016年11月01日 22:16