- ティルベリのゲルウァシウス『皇帝の閑暇』では、エデッサ(現在のトルコ、シャンルウルファ)の首座教会に保存されていた
自印聖像は顔のみならず全身の麗しい写像が布に刻印されたものであり、
さらにこの布が公衆の前に掲示される復活祭の聖なる日には、その像の外観が自在に変化すると記述している。
すなわち第一刻には幼児、第三刻には少年、第五刻には青年、第七刻には若者、そして第九刻には
主が罪の贖いのために受難した時の姿を見せるのだとか。
- 他にも、同書にはいくつか自印聖像に関する記述が続いているので参照の事(P57~)
参考文献
『西洋中世奇譚集成 皇帝の閑暇』ティルベリのゲルウァシウス
最終更新:2016年11月01日 23:40