- 「マタイによる福音書」では、イエス・キリストが絶命した際、その様子を見守っていた大勢の婦人たちの中に、
「マグダラのマリア、
ヤコブと
ヨセフの母マリア、ゼベダイの子らの母がいた」という記述がある。
この婦人たちはガリラヤからイエスに従って来て世話をしていた人々である、とされている。
また、この二人のマリアはイエスが墓に葬られた後、その場に残って墓の方を向いて座っていた。
安息日が終わった週の初めの明け方、二人のマリアはイエスの墓に行くと、天使にイエスの遺体はここには無いと伝えられ、
また復活後のイエスに最初に邂逅している。
- 「マルコによる福音書」では、復活したイエスは最初にまずマグダラのマリアの前に御自身を現されたといい、
またこのマリアは以前イエスによって七つの悪霊を追い出してもらった婦人である、としている。
参考文献
『聖書 スタディ版』
最終更新:2017年02月03日 01:25