『千一夜物語』「王子と食人鬼との物語」
→狩りの途中で道に迷った王子の前に、女奴隷が泣きながら現れる。移動中に仲間とはぐれたという
その女を王子は馬の背にあげて出発するが、途中用を足しに行った女がなかなか戻らないので
こっそり覗くと女食人鬼であり、自分の子供たちに王子を食料として連れて来ると話している。
王子は怯えて意気消沈してしまうが、戻って来た女奴隷に「自分には敵がいる」と暗に告げたところ
女奴隷はアッラーに祈れば良いと応え、王子がその通りにすると女食人鬼は消えてしまう。
参考文献
『完訳千一夜物語 1』
最終更新:2017年03月29日 04:00