墓の中に住環境がある

  • 『千一夜物語』「荷かつぎ人足と乙女たちとの物語」内「第一の托鉢僧の話」
   →ある国の王子が、甥に頼まれてドーム状の墓に甥と女(実は甥の妹)が入った後に元通り土をかぶせるよう頼まれる。
    のち、甥の父(つまり王子の親の弟)に尋ねられてその墓へ行き、掘り返してみると内部に長い階段があり、
    階段の先に穀物その他料理を蓄えた大広間があり、先に入った甥と女は近親相姦の天罰により真っ黒な炭になってしまっている。



      参考文献
『完訳千一夜物語 1』


最終更新:2017年03月31日 04:29