大砲

  • ミルトン『失楽園』に、天使と悪魔の決戦の最中、劣勢を挽回するためにサタン
   大砲のアイディアを発案し、悪魔たちが夜中にこっそり硫黄や硝石を採掘して大砲を完成させ用いる場面がある。
(同書岩波文庫版注釈によれば、スペンサー『妖精の女王』作中でも地獄の底で復讐の女神たちが大砲を造ったと描かれ、
 ルネッサンス当時「大砲は悪魔が発明した」という考えは一般的であったとか。)



      参考文献
『失楽園 上』ミルトン


最終更新:2017年04月16日 05:08