記憶喪失

  • ブリア・サヴァラン『美味礼讃』
   →1790年頃の話として、とある商人がひどい卒中に倒れ、回復したものの自分の名前すら思い出せない
    記憶喪失状態になってしまった。彼と取引の有った連中が、これを機にこの商人から巻き上げようと
    取引や売買を申し出たが、自分の名前すら思い出せないにも関わらずこの商人は
    すべての商品の値段から三里四方の牧場や畑や森林の地価までをもはっきり覚えていたという。


      参考文献
『美味礼讃(下)』ブリア・サヴァラン


最終更新:2017年05月31日 02:29