高松塚古墳


  • 7世紀末から8世紀初頭の、直径23mの小型の円墳。周溝は幅約2m。

  • 西壁に、有名な女子群像の壁画が存在した。


  • 古墳天井に描かれた星宿は、北極星を中心とする紫宮の星座、及びこれを取り巻く二十八宿を
  かなりの正確さをもって描いており、
  しかし一方で、中国などのように、飛雲飛天・神仙・神獣などは描かれていない。
  また日象・月象はあるが、中国・高句麗に見られる三本足の烏やヒキガエルは描かれておらず、
  どちらかといえば写実的な傾向がみられる。


     参考文献
『発掘された日本列島2010』
『日本陰陽道史総説』村山修一


最終更新:2012年05月01日 15:18