ジャン・バティスト・ラマルク



  • フランスの博物学者。

   生物は、神が創造した姿のまま不変なわけではなく、環境に合わせて姿を変えていく(=進化していく)とした。
   ただし、のちのチャールズ・ダーウィンが説いたような自然選択のアイディアはまだなく、
   生物が環境に合わせて後天的に変化した性質が、あとの世代に遺伝すると考えた
   (そして遺伝学の進歩により否定された)。

  • 生物学(フランス語でbiologie、英語でbiology)という語を生み出した人物。
   また、それまで「下等生物」と呼ばれていた昆虫類やぜん虫類に、初めて「無脊椎動物」という呼び名を与えた。

  • パリ植物園の園内に、ラマルクの銅像がある。

(『眠れなくなる進化論の話』)

最終更新:2012年01月18日 18:16