ライギョ

  • 『本草綱目』に、「鱧魚」の字で載る。
   曰く、この魚は首に七星があり、夜、北斗に参内する。
   禮(礼)を尽くす故に鱧という、と云々。

  • 陸に置いても、すぐに死ぬ事はない。地面を這う事が出来るため、
   かつては魚類と両生・爬虫類の中間種と信じられてきた。

  • 同じく『本草綱目』によれば、道家ではこれを「水厭」と呼び、
   斎戒沐浴の際の忌みものとしたという。

(『世界大博物図鑑2 魚類』荒俣宏)


最終更新:2012年01月27日 03:52