祇園御霊会

   →八坂神社


  • 863年(貞観五年)五月二十日、藤原基経を勅使として朝廷による御霊会が行われた。
   崇道天皇ら霊座六前の御霊を和めるため仏教法会による講説、
   雅楽寮の音楽、児童らによる歌舞の奉納が行われたが、その際、
   宣旨により神泉苑の四つの門は開かれ、都市民が自由に参加できる形式がとられた。
   朝廷主催の公的儀式で、庶民の自由参加を認める事は極めて異例という。

(『日本神道史』岡田壮司)


最終更新:2012年02月04日 16:36