胸腺

  • リンパ球に抗原を提示している胸腺上皮細胞には、免疫系に「攻撃してはいけない自己のタンパク質」を
   攻撃してしまうリンパ球を識別して排除するため、自己が産出するあらゆるタンパク質の
   「サンプル」を持っていると考えられ、膵臓でしか産生されないはずのインスリンや、
   皮膚にしか存在しないはずのケラチンを発現させるための機構が備わっていると見られている。

(『文系のための生命科学』)



最終更新:2012年03月13日 15:27