マラリア

  • マラリア原虫にはアピコプラストという構造があり、これは
   現在ではマラリア原虫の生存に必要な脂質の合成などを行っているが、
   細胞膜が四重であることからマラリア原虫に取り込まれた
   二次植物であった進化的起源の痕跡とみられ、
   かつては光合成能を持っていたものと推察されている。
   この点をターゲットにした抗マラリア薬の開発が現在進んでいる由。

(『文系のための生命科学』)


最終更新:2012年03月13日 15:47