ニベ

  • ニベは元々、膠(ニカワ)の俗称で、この魚の浮袋から魚膠をつくる事が名の由来と云。
  • 和歌山から関西、九州にかけて近似種を「グチ」という。

  • 浮袋を使ってグーグーという大きな音を立てる習性があり、
   ゆえに英名ドラム、仏名タンブールといずれも太鼓の意味を持つ名で呼ばれる。
   日本の「グチ」も同じ性質が名の由来か。

(『世界大博物図鑑 魚類』荒俣宏)


最終更新:2012年04月13日 17:11