- 英名はドルフィンdolphinで、イルカとスペルも同じ。
一部地方でシイラを誤ってdolphinと呼んでいたため。仏名、ラテン語名もこれにならう。
また別の英名にドラードdoradoがあり、これは「黄金色の魚」の意。
釣り上げられたばかりのシイラが黄金色に輝く事に由来するというが、一方で
ビュフォン『一般と個別の博物誌』では、この魚が気位が高そうな様子なので
黄金を意味するこの名前をつけた、とする。
- 日本において、この魚の呼び名の一つに「シビトグライ(死人食らい)」がある。
土左衛門の下によくシイラがついて泳いでいる事が観察されるためとのこと。
- アテナイウス『食通大全』に、シイラはウェヌスに献上された魚だ、とする記述があると云々。
(『世界大博物図鑑 魚類』荒俣宏)
最終更新:2012年04月13日 18:37