- 「ペンギン」の名前は元々は北半球に住んでいた「オオウミガラス」を指す名前だったが、
この種が絶滅してしまったため、南半球に住む形態の非常に似通った鳥にこの名前が
そのまま使われるようになった、とのこと。
ちなみに、オオウミガラスとペンギンの間には血統的な類縁関係はないが、
生活環境や生活様式が同じなために非常に姿かたちが似通っていたという。
生物学用語で「収斂」というとか。
- 空軍で、訓練用に使う地上滑走飛行機を、「飛べない鳥」である事から
ペンギンと俗称する、とのこと。
(『世界大博物図鑑 鳥類』荒俣宏)
最終更新:2012年04月24日 17:08