上っ原遺跡


  • 1997年、同遺跡から、9世紀半ばに焼失した建物跡より72点の牛の骨が出土。
   当初は祭祀に関連したものと考えられたが、
   出土した骨があごや上腕骨、足の骨など特定部位のものしかなく、
   また残りやすいはずの肩甲骨や骨盤がないこと、
   調理の際よりも高い熱を受けたものと見られることなどから、
   骨髄を得るための骨だったのではないかという説が注目を集める。
   これら骨髄は、牛の革をなめすのに使ったのではないかと云々。

(読売新聞2012年4月25日朝刊)
最終更新:2012年04月26日 01:16