『左門くんはサモナー』は、沼駿によるギャグ漫画。「週刊少年ジャンプ」2015年43号より連載開始。
概要
私立算文高校2−Bに転校してきた左門召介は召喚術士(サモナー)である。彼は「良い人」が大嫌い。そんな彼に目をつけられた心優しい少女、天使ヶ原桜が地獄に落ちるまでの受難の日々を描く。
登場人物
召喚術士(サモナー)。趣味は悪魔の召喚。好きなものは悪魔の誘惑に屈する欲深い人間。嫌いなものは偽善者と虫。典型的な「良い人」である天使ヶ原を「大っ嫌い」「偽善者」とさげすみ、彼女を地獄に落とすことを目的につきまとっている。
私立算文高校2−Bの学級委員。16歳。心優しい少女。クラスで孤立している左門に声をかけたことをきっかけに左門から目をつけられて、悪魔による嫌がらせを受けることになってしまった。周囲からは「仏のてっしー」、「2-Bの天使」などと呼ばれ、聖なる存在として崇められている。通称てっしー。
天使ヶ原の友人。体育会系の元気娘。陸上部のエース。サバサバした物言いで、口が悪い。貧乳がコンプレックス。
天使ヶ原の友人。メカネっ娘のクールビューティーかと思いきや、実は一番血の気の多い武闘派。死ぬほどモテない。通称ヤーさん。
天使ヶ原のクラスメイト。乗り物が大の苦手。社会科見学のバス内で嘔吐したところを、隣に座っていた天使ヶ原が素手でキャッチした。そのことを恩義に感じた彼は、一生足向けて寝れないと天使ヶ原を敬愛するようになった。
天使ヶ原のクラスメイト。左門の悪魔召喚の能力を利用して金稼ぎをたくらむ。
悪魔
惰眠の悪魔。ゾロアスター教の女悪魔で、人に眠気を吹き込み怠け者にする。口癖は「二度寝するでヤンス」。通称ぶーやん。
有翼犬の猛犬。地獄の大総裁にして殺戮のプロ。背中の羽で飛行することができる。透明化の能力がある。
暴食の悪魔。暴飲暴食を司る象頭人身の悪魔で、食欲ビームで人の満腹中枢を破壊し、いくら食べても満たせない飢えを与える。口癖は「カロリーを摂れ…!!」。通称ベヒモス先輩。
下級の悪霊。いわゆる火の玉で、鬼火などとも呼ばれる。左門が悪魔と戦うときの攻撃手段などとして召喚される。
機械故障の悪魔。戦闘機の計器類を狂わせて戦時下のパイロットを悩ませた。
隕石に乗って現れるゾロアスター教の魔女。迷惑な現れ方をする。
開錠の悪魔。地獄の三人の支配者に仕える六柱の大悪魔の末席で旅団長。あらゆる鍵の開錠ができる。実はナイスバディな女悪魔。
瞬間移動の悪魔。地獄の大総裁。太陽が一定の方位にある時にしか現れない。
奈落の王。奈落の鍵を管理し千年もの間悪魔の王を閉じ込めた。
地獄の総監督官。各地の悪魔の軍勢を監視する地獄のNO.8。高位の悪魔アスタロトの配下で「赤き竜の六柱」第五柱。部下たちを勝手に召喚する左門を忌み嫌う。「左門召介被害者の会」の会長。通称閣下。
水温操作の悪魔。お風呂を沸かしたりできる。
動物会話の悪魔。猫とお話することができる。
建造の悪魔。城を建てることができる。
世のあらゆる災いを生んだ絶対悪にして、ゾロアスター最強の悪神。褐色肌の女悪魔。左門のことが大好き。新型インフルエンザを流行させたりしている。ネビロスは陰で「インフルババア」と呼んでいる。
外部リンク
最終更新:2016年01月31日 23:37