Shadowverse

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&font(#6495ED){登録日}:2016/08/19 (金) 12:42:30 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 25 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){Shadowverse}(以下シャドウバース)とは、Android/iOS/PC向け[[DCG>デジタルカードゲーム(DCG)]]アプリである。 開発は[[神撃のバハムート]]・[[グランブルーファンタジー]]などで有名なCygames。 カードのイラスト・キャラクターも神撃のバハムートの世界がベースとなっており(全てではない)、硬派な洋物ファンタジー系からいかにもな萌え系まで、様々な趣向のカードが混在している。 販促漫画として、漫画アプリ「サイコミ」で『[[SHADOWVERSE ありさデュエルバース]]』が連載中。 システムのベースは世界中で大ヒットを遂げた[[Hearthstone]]を明らかに模倣したものだが、絵柄だけでなく「進化」という独自システムなどによって強く差別化がされている。 #openclose(show=●目次){ #contents } *基本ルール -1から始まり毎ターンの開始毎に+1して回復するPP(上限10)を使ってカードを出していき、先に相手リーダーのHP(初期値20)を削りきった方の勝ち。 -初手は3枚、また3枚の中で要らないカードだけ選んで引き直すことができる。 -毎ターンのドロー数は1枚(ただし後攻のみ最初のターンだけ2枚引くことができる) -カードの使用には左上の緑丸の部分に書かれた数字分のPPを使用する。 -カードの種類は3つ。 --場に残り体力(赤い盾の数値)・攻撃力(青い剣の数値)・効果が設定されている&bold(){フォロワー} --効果を発動し場に残らない&bold(){スペル} --場に残り効果を発動するが攻撃はできない&bold(){アミュレット} -フォロワーの体力はスペルによるダメージ、相手フォロワーから攻撃を受けた場合/相手フォロワーに攻撃した場合に相手フォロワーの攻撃力分削られる(リーダーが攻撃を受けた場合も相手フォロワーの攻撃力分体力が削られる)。 -フォロワーは体力が0以下になると破壊される。 -出したフォロワーは通常は次の自分のターンまで攻撃できない(所謂召喚酔い)。 -先攻は5ターン以降に2回まで、後攻は4ターン以降に3回まで1ターンに1度進化が行える(進化出来る回数はEPで表される)。 --進化したフォロワーはステータスが上がり、上記の召喚酔い状態でも相手フォロワーにのみ攻撃できる。また、進化時に効果が発動するフォロワーも存在する。 ---進化時の能力上昇は基本に+2/+2だが、進化時メリット能力持ちは基本+1/+1かそれ以下の幅となる。&s(){たまに例外もいる。} -手札の上限は9枚、場に出せるカードの枚数は5枚まで。&br()上限いっぱいまで手札を保持している状態でドローすると、ドローしたカードはそのまま墓地に送られる。なお、この時何を引いたかは確認できる。&br()場にフォロワーが5体存在している場合、新たにフォロワーをプレイすることは出来ない((場にトークンフォロワーを出すスペルカードのプレイは可能だが、フォロワーは出た瞬間場から溢れる形で消滅する。))。&br()また、複数カードを展開する能力を発動した時に場が埋まっていると、そのカードは場外に押し出されそのまま消滅する。 -デッキのカードは40枚。同名のカードは1デッキにつき3枚まで。 -ドローするカードがない状態だと山札に死神が書かれたカードが置かれ、そのカードを引くと強制敗北となる(所謂ライブラリアウト)。 *用語 -&sizex(5){プレイ} --手札からカードを&bold(){PPを支払って}場に出すこと。 -&sizex(5){ファンファーレ} --プレイ時に発動する能力。他のカードの能力で召喚された際は「プレイ」ではないため発動しない。 -&sizex(5){ラストワード} --そのカードが体力が0になるなどして破壊されると発動する能力。後述する消滅では発動しない。 -&sizex(5){リアニメイト} --主にネクロマンサークラスのカードが持つ能力。「リアニメイト〇」で指定された数字以下のコスト((参照されるのは元のコストであり、カードの効果でコストダウンされたフォロワーは、例え数字以下のコストでプレイされ、破壊されていても対象外。))を持つ、それまでに自分の場で破壊されたフォロワーを場に召喚する。&br()召喚されるフォロワーの優先順位は指定された数字のコストのフォロワーが最優先され、いなければ数字以下、かつ最も近いコストのフォロワーとなる((例えば「リアニメイト4」の場合、4コストのフォロワーが最優先で、4コストフォロワーが破壊されていない場合、3>2>1>0の順で選定される。))。 -&sizex(5){葬送} --主にネクロマンサークラスのカードが持つ能力。自分の場に効果を無効化した上で手札からフォロワーを一体場に出し、そのまま破壊する。 -&sizex(5){エンハンス} --一部カードが持つ効果。「エンハンス〇」の数字以上のPPがある場合、通常時のコストの代わりにその分のコストを消費して追加効果などが発動する。 -&sizex(5){アクセラレート} -&sizex(5){結晶} --一部カードが持つ効果。プレイに必要なPPが足りないときに後ろに書いてある数字以上のPPがあればその効果を持つスペル(アクセラレート)/アミュレット(結晶)としてプレイできる。 -&sizex(5){チョイス} --一部カードが持つ効果。「〇〇 △△」という形で2枚のトークンカードが記されており、「〇〇」か「△△」のどちらか一方のカードを選択する。 -&sizex(5){ユニオンバースト・奥義・解放奥義} --一部カードが持つ効果。10ターン目以降にプレイした場合に追加効果などが発動する。エンハンスとは異なり、発動する場合でも必要コストは変化しない。 --また、ユニオンバースト効果を持つカードが手札にある状態で自身の場のフォロワーが進化すると、その度に発動するターンが1ターンずつ早くなる。 -&sizex(5){融合} --手札にあるときに1ターンに1回だけ指定されたカードをそのカードに合成できる。合成した枚数およびカードによってより強力な効果が発動する。 --融合に使ったカードは公開されないが、融合先のカードと枚数は相手に公開される。 -&sizex(5){操縦} --2022年4月現在フォロワーにしかない効果。&br()操縦を持つフォロワー&bold(){は}攻撃することができない((潜伏を持っていたり、場に守護を持つ別のフォロワーがいない場合は相手フォロワーが攻撃対象に選択することは可能な他、相手カードの効果の対象にはなる。))が、指定されたフォロワーが場に出た際、そのフォロワーを消滅させることで行動可能になる。&br()消滅だが「場を離れた時に~」といった類の効果(例:輝く熾天使・ラピス)は発動しない。操縦時の効果があるフォロワーもいる。&br()操縦された側が場を離れた際、操縦していたフォロワーが「離脱」して場に戻る。この際「場に出た際~」といった類の効果は発動しない。 -&sizex(5){破壊} --カードが墓地に行くこと。ラストワードはこの際に発動する。 --「バトル中に破壊された」という条件を満たすには、場で破壊されている必要がある。 -&sizex(5){消滅} --カードが場から消えること。上記の破壊とは違いラストワードは発動せず墓地も増えない。 -&sizex(5){疾走} --召喚酔いせず、出した瞬間からリーダー・フォロワーに攻撃できる効果。所謂スピードアタッカー。&br()こちらはファンファーレではないため他のカードによる召喚でも適用される。 -&sizex(5){突進} --召喚酔いしないが、疾走と違って出したターンに攻撃出来るのはフォロワーだけで、リーダーには次のターンにならないと攻撃できない。 -&sizex(5){必殺} --戦闘を行った相手を結果に関わらず破壊する。 --戦闘結果の後に適用されるので相手フォロワーからのダメージは通常通り受ける。 -&sizex(5){守護} --相手はこの効果を持つフォロワーがいる間、このフォロワー以外に自軍のフォロワーでの攻撃ができなくなる(スペルなどでの所謂“焼き”は他のフォロワーにも可能)。&br()ただし守護持ちが複数いる場合は攻撃側で選択が可能。 -&sizex(5){潜伏} --相手はこの状態にあるフォロワーに対して、自分のフォロワーによる攻撃、及びスペル等の効果の対象に選択することが出来ない。 --潜伏状態のフォロワーが攻撃すると潜伏状態が解除される他、潜伏状態でも対象を選択しないカード(ランダム除去等)の効果は受ける。 -&sizex(5){変身} --対象のフォロワーを指定した別のフォロワーに変える効果。あくまで別のフォロワーになるため、破壊されても元のカードに戻ったりはしない((例えばアーティファクト・フォロワーがスノーマンに変身させられて破壊された場合、「破壊されたアーティファクト・フォロワーの種類」は増えない。)) -&sizex(5){直接召喚} --条件を満たすと、この効果を持つフォロワーやアミュレット等がデッキに残っている場合に限り、デッキからノーコストで自分の場に直接召喚される。 --条件を満たした後の自分のターン開始時、条件を満たした瞬間など、召喚タイミングはカードによって異なるが、自分の場に空きがない場合は召喚されない。 -&sizex(5){カウントダウン} --アミュレットについている効果。自身のターン開始時に1ずつ減少し、0になった際にそのアミュレットは破壊される。 -&sizex(5){リーダー効果} --場のフォロワーではなく、リーダーに付与される効果。「一度発動すればリーダーはこの効果を失う」などの制約がない限りは永続効果となる。 --同じ効果持ちカードを二度以上プレイした場合に重複するかどうかはカードによって異なるが、異なる効果であれば付与できる数に制限はない。 -&sizex(5){○/△} --フォロワーのスタッツの表記。○に攻撃力、△に体力が入る(例えば攻撃力4 体力3のフォロワーは4/3となる) --また+が付いている場合はその分攻撃力や体力が上がることを示す(+1/+2なら攻撃力+1・体力+2という意味となる) *カードパック(ガチャ) 毎日のミッションやアチーブメント、アリーナの報酬やプレゼントで貰えるパックチケット、 同じくミッションやアチーブメント、アリーナの報酬でもらえるルピ、 課金で手に入るクリスタルで引くことが出来る。 ミッション等で貰えるパックチケットは『クラシックカードパックチケット』『ダークネス・エボルヴカードパックチケット』といった名前の通り、それぞれのチケットに対応したパックと引き換える事しかできない。 必要数は1回につきそれぞれ1枚or100ルピor100クリスタル(1日1回のみ50クリスタル)で、カードが8枚引ける。 レア度はそれぞれブロンズ<シルバー<ゴールド<レジェンド(虹色) 余ったカード・不要なカードはレッドエーテルに分解でき、レッドエーテルを消費して好きなカードを生成できる。 ただし、分解してえられるのは同じレアの生成にかかるレッドエーテルの3分の1程度(あるいはそれ以下)程度なので よく考えて分解・生成する必要がある。 たまに出るプレミアムカードと呼ばれる別バージョンのカードは、分解した際に普段より多くのレッドエーテルが入手できる(おおよそ2.5倍のエーテルが手に入る)。 外見のエフェクト以外は通常版のカードと全く同じ扱いなので、コレクションや絵柄にこだわらないなら積極的に売ってしまっていいだろう。 ただしプレミアムカードの生成には購入に30000レッドエーテルかかるプレミアムオーブが必要となるため、 コレクションを考えるのであれば売却の判断は慎重に。 また「Starforged Legends / 星神の伝説」以降は人気投票によって選ばれたキャラクターが「リーダースキン付きカード」として登場する。 このカードを入手すると入手したカードのキャラクターがリーダースキンとして使用可能になる。またエンブレムやカードスリーブもゲットできる。 しかし入手確率が極端に低く、狙ってゲットするにはかなりの金額が必要になる。 後のアップデートで1パックにつき天井が設定された。具体的には1パックを400回回すとリーダースキン付きカードを含むレジェンドカードがゲットできる。 また、初期から持っているカードとストーリーによって入手できるカードは『ベーシックカード』と呼ばれ、 これらはノーマル/プレミアムどちらの場合でも、分解することも生成することもできない。 *ゲームモード **ソロプレイ 文字通り一人用モード。 後述するメインキャラクターのストーリーをプレイするストーリーモードと、 デッキをCPU相手に試せるプラクティスモードがある。 CPUにはレベルがあり、初級・中級・上級・上級2・超級・超級2・超級3がある。 後半になる程デッキのパワーやCPUのAIが強化されていく。 なおクラス「ネメシス」のみ超級3が存在しない。 超級は初回クリア報酬として200ルピが貰える。超級とはいってもTier2(準環境レベル)のデッキがあれば比較的楽にクリアできるため{200×3}×7+200×2=4600ルピ(カードパック46個分)が貰える。 余裕があればクリアしておこう。 ストーリーモードでは各クラスごとのキャラクターを中心としたストーリーを楽しむことが出来る。アニメーションはないが、全編フルボイスという気合の入りよう。 会話だけの編もあれば、道中バトルが発生する編もある。 構成も高評価なのでバトルに飽きたら、ストーリーモードを楽しむのも一興。 各キャラクターの各章をクリアするごとに報酬がもらえるため、初心者の練習にはもってこい。 報酬もルピやカード、称号など様々。 特に報酬で得られるカードは序盤で入手できる割には性能がよく、始めたてのプレイヤーにはかなり有用。 ゲームそのものに慣れるためにもストーリーから始めるといいかもしれない。 #region(ストーリー一覧) -災いの樹編 謎の構造物「災いの樹」を巡る物語。 各クラスのメインキャラクターの紹介も兼ねたストーリーであり、終盤では各キャラクターの抱える心の闇などが明かされる。 また、このシナリオの後半あたりからCPUが複数クラスの混合デッキを使うようになる。 -ギルド争乱編 5つのギルド((といっても1つはギルド並の戦力に値する「個人」なのだが))で構成された国「イズニア」を舞台とした物語。 このシナリオからメインシナリオ限定の特別なカードが登場する。 また、完結編となる「ギルド争乱編-最終章-」もある。 -機械反逆編 冷酷な独裁者「ベルフォメット」に支配された機械の国「アイアロン」を舞台とした物語。 第12弾カードパック「鋼鉄の反逆者(リベリオン)」はこのシナリオをテーマとしたカードパックとなっている。 外部からの介入によりイザベル・ルナ・ユリアス・ユアンの4人しかこちらに行き着いていないため、4人分のシナリオのみとなっている。 ギルド争乱編同様、完結編となる「機械反逆編-最終章-」がある。 -自然鎮魂編 暴走し大地を穢すようになった創造神「母なる君」に対し、対話での解決を目指す「穏健派《スコル》」と排除での解決を目指す「過激派《マーナガルム》」という2大派閥によって分断された世界「ナテラ」を舞台とした物語。 第14弾カードパック「森羅咆哮」はこのシナリオをテーマとしたカードパックとなっている。 上記の機械反逆編に居なかった面々が辿り着いた世界であり、こちらも4人分のシナリオのみとなっている。 最終章もある。 -天地侵略編 機械反逆編ラストでの悪足掻きによって新たな力を手にし、平和となったナテラに侵攻を始めた「ベルフォメット」との最終決戦を描いたシナリオ。 第16弾カードパック「ナテラ崩壊」はこのシナリオをテーマとしており、紹介PVもカードパックの紹介というよりシナリオの予告編のような内容となっている。 事実上の機械反逆編、自然鎮魂編の2つに対する真の最終章となっており、他のシナリオの最終章のように共通シナリオとなっている。 -運命相克編 銃と魔法と決闘と世界「レヴィール」を舞台とした物語。 第18弾カードパック「レヴィールの旋風」はこのシナリオをテーマとしている。 本シナリオからアリサやエリカといった人物ではなくレヴィールに登場する人物がプレイアブルキャラクターとなっている。 今までと同様、最終章があるが運命相克編はかなり鬱な展開となっているため注意。 -暗黒世界編 漆黒に染まる爪と牙と闘争の世界「ウェルサ」を舞台とした物語。 第20弾カードパック「暗黒のウェルサ」はこのシナリオをテーマとしている。 レヴィールとは違う世界のため、運命相克編で登場したプレイアブルキャラクターは一切登場せず、ウェルサに集う訳ありの者たちがプレイアブルキャラクターとなっている。 最終章がある。 -時空流転編 #openclose(show=ネタバレになるため格納){ 暗黒の世界「ウェルサ」の人物がループを打破するためウェルサの前身、レヴィールへタイムトラベルした後の物語。 かなり胸熱の展開なので必見。 } -天象旅籠編 巨大な旅館を模した世界「アメツチ」を舞台として物語。 第24弾カードパック「天象の楽土」はこのシナリオをテーマとしている。 2022年4月現在、プレイアブルキャラクターは一人かつ最終章も存在しない。 続報に期待。 #endregion **ランクマッチ/フリーマッチ/ルームマッチ 対人戦モード。 フリーマッチはランダムな相手と、ランクマッチはプレイヤーのランクに近いランダムな相手と対戦できる。 ルームマッチはルームを立てることで特定の相手と対戦することができる。 ランクマッチとフリーマッチはルールこそ一緒だが、ランクマッチでは勝敗によって「BP」という数値が上下し、一定の値分貯まるとランクが上がり、逆に一定の値よりも低下するとランクが下がる。 またマッチする相手も自身のランクに近いものから選ばれる。そのため始めたてのBiginnerがいきなりマスターと当たってフルボッコ…なんてことにはならない。 ランクMaster以上になるとBPの代わりに「MP(マスターポイント)」が加算されていく。 一応MasterになってもBPの概念は存在し、合計BP報酬等は貰える。 ランクはBeginner0から始まりBiginner0~3→D0~3→C0~3→B0~3→A0~3→AA0~3→Master といった具合に上がっていく。 また連勝ボーナスというものがあり、連勝した場合通常の勝利ポイントに+ボーナスポイントが加算されよりランクが上がりやすくなる。大体50〜100程度。 Cランクからは、次のランク帯(Cの場合はB)にあがる際に昇格戦というものが発生し、 ○戦中△勝という条件を満たすまで次のランク帯に上がれない。 (達成に失敗してもデメリットはなく、昇格戦に再挑戦という形になる) また、シーズンごとにMasterの更に上のGrandMasterに昇格することができる。 要求されるポイントは10000と非常に多いが、昇格した暁には『GRANDMASTER』の名を冠し、そのシーズン(というかカードパック)がテーマの称号と特殊なカードスリーブが入手できる。 これらの報酬を使用しているからといって特別なことはないが、自身の士気向上や自分の実力を示すものとして有用。 こちらは通常のランクと違い、新弾が出るごとにリセットされる(Masterに戻る)。 2020/12/28アップデートでGrandMasterにも0〜3が追加された。 MPは1シーズン(約1ヶ月)ごとに10000、つまりGrandMaster0まで、3シーズン(約3ヶ月)ごとに0へリセットされる。 同じランク帯ならランクは負け続けると下がってしまうが1つ下のランク帯まで下がることはない。 (例えばB1で負け続ければB0となってしまうが、B0で負け続けてもC3に落ちることはない。) ルームマッチは、誰かが部屋を立てている間だけ番号が発行され、その番号を入力することで任意の部屋に入場できる。 部屋を立てる側は立てる際にフォーマット・フレンド観戦の可否・試合形式(いわゆる2先等)を決める。これらの条件を設定し部屋を立てるとIDが発行される。 部屋に入る側はIDを入力またはホストから招待を受ける(フレンド限定)ことで部屋に入れる。 相手の使用するクラスは分かるがその詳細までは当然分からない。 一応勝敗は表示されるが、ポイントの増減は一切ない。 特手の相手とマッチするという性質とBO3(2本先取)が可能という性質からレート戦に使われている。 また相手の特定のクラスを使えないように制限するシステム(いわゆるBAN)も存在する。 ローテーションやアンリミテッドと比べると競技性が高い。 **アリーナ ***2pick 所謂[[リミテッド>限定戦(TCG)]]。ランダムで抽選された3クラスの中から好きなモノを選び2枚1セットで 2セットずつ出てくるカードのどちらかか片方を選び続けて30枚のデッキを作成し、そのデッキで5回戦うモード。 運に左右されやすいがそれはお互い様なので、運次第では遥か格上の相手に勝つこともある。 また、自分の持っていない高レアカードも使えるため、選択したクラスでどんなカードがどう強いのか調べたりもできる。 場合によっては構築では役立たずなカードが猛威をふるうことも有り、逆に構築では強力だがこちらでは役立たずということもあり普段とはまた違った選択が求められる。 報酬は例え一度も勝てなくてももらえるが、勝ち数が多いほど報酬は豪華になる。 (カードパックチケット1枚が確定でもらえ、勝数に応じてルピなどが増える。 おおよそ4勝すると多少上下するものの参加費である150ルピ程度貰える。) ちなみに、1回のプレイには専用チケットが1枚か150ルピ、150クリスタルが必要。 ***グランプリ 特定の期間のみ開催されるゲーム内大会。 自分で構築したデッキを用いて決まった回数の試合を行う。 試合はBO1形式で行われ、挑戦は毎日3回まで行うことができる。 1日1回は無料で挑戦することができ、残りの2回はチケット、150ルピ、150クリスタルのいずれかが必要。 「ラウンド1」「ラウンド2」「決勝ラウンド」の3つのラウンドに分かれており、 ラウンド1で5戦中4勝以上で「Aグループ」に進出、5戦中3勝で「Bグループ」に進出。 ラウンド2から2つのグループに分かれて進行し、Aグループなら5戦中4勝以上、Bグループなら5戦中3勝以上で決勝ラウンドに進出。 決勝ラウンドで全勝すれば、そのグループ内で優勝となる。 なので同じグランプリで優勝した人は複数存在する。 参加したプレイヤーには報酬も用意されている。 ラウンド1で全敗した場合でも報酬は存在するが、成績に応じてどんどん豪華になっていく。 優勝したプレイヤーには多額のルピや、1枚のレジェンドカード、〇〇優勝(〇〇には大会名)の称号が与えられる。 試合形式は「ローテーション」「アンリミテッド」「オールスター2pick」「legacy cup」の4種類。最初の2つはランクマッチなどで使われているルールだが後ろの2つは特殊なルール。 オールスター2pickは通常の2pickと同様にまずクラスを選択する。その後表示される2つのカードペアを選択していきデッキを構築する…と流れは通常の2pickと同じなのだが大きく異なるのは表示されるカード。 全てのカードパックから運営が選んだもののみが表示される。またその全てがプレミアムカードとなっており、「ベルフェゴール」や「水龍神の巫女」といった課金によって入手できる特別な絵違いカードがある場合は絵違いのものが表示される。当然こちらもプレミアム。 このように通常の2pickとは基本システムこそ変わらないものの内容は大きく異なる。 さまざまなカードが表示され、強力なカードも多いためその分試合も白熱する。 legacy cupは運営が用意したデッキを1つ選択して戦うルール。 これだけ聞くとあまりいい気はしないだろうが実はこの用意されたデッキ、全て過去に猛威を振るったデッキなのである。しかも&bold(){ナーフも一切されていない。} WLDで多くのプレイヤーを引退に追い込んだニュートラルヴァンパイアや、SFDで暴れた原初ドラゴンなどさまざまなデッキが揃っている。 もちろん第16弾カードパック「ナテラ崩壊」で暴れた機械エルフも選択可能。 ナーフによって実現し得なかった過去と現在の最強デッキが争う熾烈なルールとなっている。 *対戦フォーマット 2017年12月29日より導入。 2022/3/1~同年3/25までの期間限定で「クロスオーバー」というフォーマットが実施された。 **ローテーション ベーシックカードに加え最新5弾に収録されたカードのみ使用可能なフォーマット。 環境に大きな変化をもたらすこと、ユーザー間のカード資産の差を埋めることを目的としている。 所謂「スタンダード」ルール。 新カードパックの追加によって一番古いカードパックのカードが使用できなくなってしまうことを「スタン落ち」という。 **アンリミテッド すべての弾のカードが使用可能なフォーマット。 好きなカードを使い続けたい古参ユーザー向け。 ただし、一部カードは制限によってデッキに1枚しか入れられない。 使用できるカードが多いだけあって、非常にダイナミックな環境。 ローテーションよりもパワーの押し付け合いや運によるところが大きく並大抵のメンタルでは続けられないようなデッキが多い。 ローテーションよりもリーサルターンが短いデッキが強い傾向にある。 **クロスオーバー 2022/3/1~同年3/25までの期間限定で行われたフォーマット。 「メインクラス」と「サブクラス」を設定し、2つのクラス+ニュートラルカードでデッキを作り戦うフォーマット。今まであり得なかったドラゴンのPPブーストをしながらロイヤルの展開力を発揮する…といった芸当ができる夢のフォーマット。 しかしそのカードプールの広さからアンリミテッド並みの魔境っぷり。 クロスオーバーもランクは独立している。 *リーダー/クラス クラス毎に使用できるカードが違い、ニュートラルを覗いて同じクラスのカードしか使用できない。 また、各クラスにはメインキャラクターがおりソロプレイのストーリーでは彼らを中心に物語が展開される。 ***&font(#42de42){アリサ/エルフ} &font(#42de42){CV:[[優木かな]]} &font(#42de42){「私だって戦えるんだから!」「私の矢が、あなたを貫く!」} アリサについては[[個別記事>アリサ(shadowverse)]]を参照。 個別能力は「1ターンにプレイしたカードの枚数をトリガーとする効果」 エルフ独自のトークンに「フェアリー」がいる。1コストで1/1かつ効果なしと単体では貧弱極まりないが、1コストという軽さを生かしてプレイ枚数を稼ぎやすい。またフェアリーを強化するカードもあるため侮れないカード。%%えーい%% 低コストのカードが多く、画面左下には「1ターンにプレイしたカードの枚数」が表示されている。 ***&font(#073763){エリカ/ロイヤル} &font(#073763){CV:石上静香} &font(#073763){「どうぞお覚悟を」「ここで死んでいただきます」} エリカに関しては[[個別記事>エリカ(shadowverse)]]を参照。 個別能力は「兵士・指揮官などのクラス。」場に指揮官がいるなら〇〇や、場に兵士が出るたび□□といった効果が特徴的。 またフォロワーの展開力も魅力。 「ナイト(ロイヤル版フェアリー)」などを一緒に場に出す効果をはじめ、フォロワーを場に出す効果を持つフォロワーが多い。 画面左下にはカードのクラスを表示する機能があり兵士や指揮官、レヴィオンなどを判別できる。%%ぶっちゃけいらない%% ***&font(#9900ff){イザベル/ウィッチ} &font(#9900ff){CV:佐倉薫} &font(#9900ff){「手加減なしよ、本気で行くわ!」「私の魔法にひれ伏しなさい!」} イザベラに関しては[[個別記事>イザベル(shadowverse)]]を参照。 個別能力は「スペルブースト」。手札にスペルブーストを持つカードがある状態で他のスペルを使用するとスペルブーストが発動する。カードによって効果はさまざまでスペルブーストの回数×1コストを下げるカード(0にすることも可)やスペルブースト×1ダメージ与えるカードなどなど。 ウィッチの名の通りスペルを扱うことを得意とする。 先述したスペルブーストを強みとしスペルによって相手の盤面を除去したり、ドローを進めたりしながらスペルブーストを重ね、後半に一気にスペルブーストを貯めたカードを使っていく。 スペルブーストをかけるフォロワーも存在する。 ***&font(#a17070){ローウェン/ドラゴン} &font(#a17070){CV:[[杉田智和]]} &font(#a17070){「家族を守るために!」「竜さえ屠る俺の一撃、受けてみろ!」} ローウェンに関しては[[個別記事>ローウェン(shadowverse)]]を参照。 個別能力は「覚醒」。PPが7以上の状態のことを指す。 覚醒状態だと追加効果を得るカードが多い。 またドラゴンクラスには自身のPPの最大値を+するカードが多い。 ただPPの最大値を+するカードはドローや相手の盤面に干渉できないものが多く、テンポロスが発生する。またあくまで最大値を+するため例えばPPが2/2の状態で+させても2/3なるだけなのでそのターンで使えるPPが増えたりはしない。 総じて大器晩成型のクラス。 ***&font(#800080){ルナ/ネクロマンサー} &font(#800080){CV:[[小倉唯]]} &font(#800080){「パパ、ママ、ルナを守ってね」「ルナのお友達になってくれる?」} ルナに関しては[[個別記事>ルナ(shadowverse)]]を参照。 個別能力は「ネクロマンス」。墓場の枚数を消費することで効果を発動する。 ネクロマンサーの名の通り破壊されたフォロワーを再び出したり、逆に自壊させることが可能。 自分のフォロワーを犠牲に効果を発動するカードが多いため、ラストワードを持つカードが若干多め。 ***&font(#990000){ユリアス/ヴァンパイア} &font(#990000){CV:[[諏訪部順一]]} &font(#990000){「退屈させてくれるなよ?」「私を楽しませてくれたまえ!」} ユリアスに関しては[[個別記事>ユリアス(Shadowverse)]]を参照。 個別能力は「復讐・狂乱・渇望」。それぞれ自身の体力が10以下、自分のターン中にダメージを受けた回数が7回以上、自身のターン中にドローしたカードが2枚以上(最初のドローも含む)である状態を指す。 あえて自傷することでリスクを引き換えに絶大なパワーを発揮するハイリスクハイリターンなクラス。%%自傷しておいて復讐?%% そのため自身のリーダーの体力を減らしたり、逆に回復させたりと体力調整をするカードが多い。 ***&font(#f1c232){イリス/ビショップ} &font(#f1c232){CV:井上喜久子} &font(#f1c232){「光が貴方を導くでしょう」「この過酷溢れる世界に救いを…。」} イリスに関しては[[個別記事>イリス(Shadowverse)]]を参照。 個別能力はなし。 アミュレットが多く、カウントダウンによる破壊で効果を発揮するカードが多い。 また守護や回復系のカードも多い。 自分から攻めるより相手の攻めを受け切るスタンスのクラス。 ***&font(#0b5394){ユアン/ネメシス} &font(#0b5394){CV:柿原徹也} &font(#0b5394){「始動。展開。発動。」「俺は復讐を果たす!」} 2017年12月29日、第7弾「&font(#0b5394){時空転生}」リリースとともに追加された新クラス。 個別能力は「共鳴」。自身のデッキの枚数が偶数である状態を指す。 共鳴時は強力な効果を発揮するが、非共鳴時は共鳴になるような効果を持つカードや、ドローするカードが多い。 また個別クラスとして「アーティファクト」が存在し、ネメシス独自のカードとして「操り人形」がある。 デッキにアーティファクトを埋めることで試合中にデッキを変化させたり、ドローを繰り返すことで共鳴、非共鳴を使い分けるテクニカルなクラス。 ユアンに関しては[[個別項目>ユアン(shadowverse)]]を参照。 ***その他/ニュートラル 全クラスに入れることの出来るカード。ステータスの底上げなどの補助系からフィニッシャーになりうるカードまで多種多様なカードが揃っている。 ***◇カードの一例 #region(スタンダードパック) -&sizex(5){[[ベルエンジェル>ベルエンジェル(shadowverse)]]} >2コスト フォロワー >0/2 守護 >ラストワード カードを1枚引く。 &font(#00ffff){「リンゴーンリンゴーン!」} 攻撃力0の守護持ちとまさにただの壁だが、破壊された際に手札を1枚ドローできる。 序盤にとりあえず出すのはもちろん中盤当たりの足止めにも使うことが出来る。 汎用性の高さから重いデッキでは採用されることが多く、 召喚時に妙に耳に残るボイスで上記の台詞を発しながら登場するため印象に残りやすい。 某動画投稿サイトの大百科では単独記事ができていたり、MAD動画が作られていたりと妙に愛されている。 最近では遂にCMデビューも果たした。&font(#00ffff){「どすこーい!」} -&sizex(5){ウルズ} >4コスト フォロワー >3/3 >ファンファーレ 自分の他のフォロワー1体か相手のフォロワー1体を破壊して、それと同名のフォロワーを場に出す。(相手のフォロワーを破壊したなら、相手の場に出す。) 場のフォロワーを再召喚するという変わった効果を持ったフォロワー。 そのまま使うだけでは何のアドバンテージも取れないが、 ・ラストワード持ちのフォロワーに使ってラストワードを起動する ・疾走・突進持ちフォロワーに使用することで疑似的な二回攻撃 ・バフの掛かった相手フォロワーに利用してバフのリセット など攻防一体で非常に使用用途が広い。 主にラストワードが多いネクロマンサーや、疾走が多いドラゴン・ビショップで使われる事が多い。 -&sizex(5){冥府への道} >4コスト アミュレット >自分のターン終了時、自分の墓場が30枚以上なら、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに6ダメージ。 条件こそ面倒だが成立すれば自身のターン終了時に相手全体に&font(b,#ff0000){6ダメージ}を与える。 発動すればまず相手の場を一掃した上でリーダーにダメージを与えられる上、 アミュレットの破壊は現状限られた手段しか無いためほぼ勝ちが確定する。 欠点は墓地に30枚必要なこと、デッキが40枚なため工夫しないとデッキ切れを起こしやすい。 また、時間がかかる都合上発動前に攻められ続けると厳しい。 量産しやすいフェアリーで墓地をカサ増しできるエルフと相性がよく、「[[冥府エルフデッキ>冥府エルフ(shadowverse)]]」などと呼ばれる。 -&sizex(5){ルシフェル} >8コスト フォロワー >6/7 >進化前 自分のターン終了時、自分のリーダーを4回復。 >進化後 自分のターン終了時、相手のリーダーに4ダメージ。 &font(#666666){「世界の調和こそが、私の望みだ!」} ターン終了時に進化前はリーダーを4回復し、進化後は相手リーダーに4ダメージをそれぞれ与える。 進化後の効果で守護を無視して相手にとどめを刺すことはもちろん、 進化権が残っている状態で意図的に進化せずにターン終了し、回復しつつ相手にプレッシャーを掛けることもできる。 進化せず4回復しても相手フォロワーを放置して殴られては焼け石に水、しかし進化して盤面処理しようとすると回復できない……と言うジレンマに悩まされていたが、「バハムート降臨」で登場した「サハクィエル」を併用する事で、 「コスト7でサハクィエルによってルシフェルを突進付きで踏み倒して相手フォロワーを破壊→ターン終了時に4回復してサハクィエルのデメリットで手札へ戻る→コスト8でルシフェルを出し4回復」 の流れによって粘り強く戦う事ができる。 ビショップの「エイラの祈祷」と合わせると回復しつつスタッツが上がっていくため、進化権がなくとも相手にとっては相当のプレッシャーとなる。 また進化時のスタッツの上がり方は基本的には+2/+2なのだが、彼は珍しく+3/+1されて9/8となる。 レジェンドカードだがCM公開記念で全ユーザーに配布された。その前に生成した人は泣いていい。 &font(l){進化すると堕天するため、出して即進化する動きが即落ち2コマなどと言われる。} &bold(){「かつて私は… 希望を信じていた」} -&sizex(5){サタン} >10コスト フォロワー >6/6 >ファンファーレ 自分のデッキをアポカリプスデッキにする。 &bold(){「絶望よ、来たれ」} 本人はそこまで強くないが、ファンファーレでデッキを以下の凶悪カード10枚で構成されたアポカリプスデッキに変える。 >3×サタンズサーヴァント 5コスト &font(b,#ff0000){13/13} >3×沈黙の魔将      6コスト &font(#ff0000){8/8} &font(b,#ff0000){疾走} >3×ディースの裁き    7コスト 相手フォロワーまたはリーダーに&font(b,#ff0000){7ダメージ}&自身のリーダーを&font(b,#00ff00){7回復} >1×アスタロトの宣告   10コスト &font(b,#ff0000){相手リーダーのHPを1にまで減らす。} 速効性こそ無いもの、一度これらのカードをプレイし始めるともはや対処不能に等しく、 遅いデッキにとりあえず挿せばフィニッシャーにできてしまうためサタンゲーなどと言われることも珍しくない。 特にPPブーストなどによって速攻で出すことが可能なドラゴンや、 守護持ちが多く守護の陽光によってサタンやアポカリプスデッキの面々にも守護を付与して隙を無くすことが出来るビショップとは相性が良い。 一応、10枚しかデッキがなくなりそれまでのデッキは無くなる。が、どのカードもフィニッシャーたりえるので大体はデッキ切れの前に決着は着く。 しかし、サタンが10コスである都合上、よほど変な運用をしない限り展開がサタン召喚の次ターン以降になるために少なくとも1ターンの猶予は相手に与えてしまう他、 デッキの内容が重く全体除去などは無いので横の展開に弱い等の弱点があり、 特にロイヤルやヴァンパイア等の速攻を得意とするタイプのデッキには出した次のターンで逆にトドメを刺されてしまうこともままあるため、 確かに強力なカードなのだが、戦況を見極めないと実質PPの無駄遣いとなってしまうこともある。なんとも悩みの尽きないカードである。 CM放送記念第2弾で味方単体に強力なバフをかけるフォロワー『ガブリエル』と一緒にこのサタンも配布された。 これによってスタンダードパックのニュートラルレジェンドは全て1枚ずつ配布されたこととなる。 &bold(){「地獄の底で、また会おう…」} #endregion #region(ダークネスエボルヴ) -&sizex(5){ユニコーンの踊り手・ユニコ} >2コスト フォロワー >2/2 >自分のターン開始時、自分のリーダーを2回復。 &font(#00ffff){「ユ…ユニコ、がんばります!」「るんるるん♪」} 2コス2/2の良スタッツに加え、ターン開始時に体力を2回復する。 PP2時点だとこいつを無視して顔を殴っても次ターンでまずチャラにされるので、実質守護持ちみたいな感じで使える。 相手が攻めあぐねている中盤や終盤にこっそり出してもいやらしい。 &font(l){ベルエンジェルの立場を奪った存在。} -&sizex(5){ダークエンジェル・オリヴィエ} >9コスト フォロワー >4/4 >ファンファーレ 自分のEPを3ポイントにする。 &font(#9900ff){「新たなる世界を求めて!」} このカードパック「ダークネスエボルヴ」の目玉とも言えるカード。 効果は単純明快で&bold(){進化権を3回に回復させる}という代物。先攻でも3回になる。 追加で進化権を3回使えるアドバンテージそのものも強力だが、 これを主軸にしていると中盤であっても進化権を遠慮なく使えるようになるのも、ある意味では彼女の長所かもしれない。 欠点はコストの重さとそれに対するスタッツの低さ。 彼女自身に進化を使うと考えても6/6なため、場合によっては相手フォロワーの駆除すら出来ないことも。 #endregion #region(バハムート降臨) -&sizex(5){バハムート} >10コスト フォロワー >13/13 >ファンファーレ 他のフォロワーすべてと、アミュレットすべてを破壊する。 >相手の場にフォロワーが2体以上いるなら、このフォロワーは相手のリーダーを攻撃不能。 「全ての神々と居並ぶ至高にして最強の竜。高貴なる漆黒の姿を持ち、その美しさはこの世全ての創造物を圧倒する。」 『バハムート降臨』のパック名の由来となった最強の竜。…あれ、ドラゴンクラスじゃないのかって?やめてください!泣いているインペリアルさんだっているんですよ! それはともかく、最高のコストにふさわしい圧倒的なステータスと、登場時にフォロワーもアミュレットもまとめて一掃する、 プレイ時に竜の影が飛んでくる演出もあってとにかくインパクト抜群のフィニッシャー。 これを何枚も出されるだけで相手のやる気はガリガリ削られていくだろう。『セラフビショップ』にはスルーされるかもしれないが。 相手の場にフォロワーが2体いればリーダーを殴れないデメリット効果も持つが、全体除去カードと組み合わせれば無問題。 確定除去を使われるとどうしようもないが、そこはプレイングで先に使わせたりするしかない。 ドラゴンデッキやコントロールデッキのミラーマッチだと度々このカードが投げ合われる光景が見られる。 %%その事を嫌うプレイヤーからはエロメンコ呼ばわりされることも。%% -&sizex(5){覇食帝・カイザ} >3コスト フォロワー >2/2 >ファンファーレ 『アルティメットキャロット』1枚を手札に加える。 >※アルティメットキャロット 2コスト 2/2 ラストワード 『アルティメットキャロット』1枚を手札に加える。 &color(red){「究極の食材よ!来たれ!」「煮てよし!焼いてよし!」} とにかくその&font(l){何回聞いても社長な}テンションから壮大な出オチ感漂うフォロワー。 しかし性能的にはすこぶる優秀で、手札を減らさず展開を続けられるのはかなり優秀。 ・手札の枚数に効果を依存するカードを多く使う【ディスカードドラゴン】や【白狼白銀エルフ】 ・場のフォロワーを破壊して効果を得るカードを主軸とする【ラストワードネクロ】 ・手札・場のニュートラルを『不思議の探求者・アリス』で一気に強化して早期の決着を狙う【ニュートラルアグロ】 などのデッキによく入っている。 ただやっぱりそのキャラが強烈なため、実装直後の特にフリーでは、カイザの雄々しい叫びがよくこだましていた。 -&sizex(5){ミニゴブリンメイジ} >3コスト フォロワー >2/2 >(修正前)ファンファーレ コスト2のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。 >(修正後)ファンファーレ コスト2以下のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。 &font(#6aa84f){「ピカピカ見つけたゴブー!」} 所謂サーチカードの一種、2コストを1種類のみに絞っておけば確実に引き寄せられる。 また5コストフォロワー「歴戦の傭兵・フィーナ」の進化時効果で手札に加えることも可能でその際にはコスト0となる。 そしてこの「2コストを引き寄せられる効果」と「0コストで溜めておいてプレイ回数を稼げる」という2点を エルフカードのリノセウスと組み合わせたワンターンキルエルフ(通称OTKエルフ)が大流行、 守護さえなければ7~8PP程度で20ダメージを狙える凶悪さから一躍ドロシーウィッチと並んでTier1デッキとして猛威を奮ったが ウィッチクラスの凶悪カード「ルーンの貫き」を下方修正するにあたって1強とならないように彼女も弱体化。 エルフクラスの強みであった1コストの強カードで2コストフォロワーを1種類に縛る弱点を補うということが難しくなった。 #endregion #region(神々の騒乱) -&sizex(5){ゼウス} >10コスト フォロワー >5/10 >【疾走】 >【必殺】 >【守護】 &font(#ffb74c){「我こそ唯一にして無二たる神なり!」「神なる者の怒りを知れ!!」} 非常に短いテキストながらも書かれていることは最高コストレジェンドにふさわしいまさに神様。 効果の派手さは前弾のバハムートには劣るものの、耐久寄りのスタッツに必殺と守護がついているため、除去カードがない限り倒すのは非常に困難。 また疾走もあるためサハクィエルで出しても問題なくリーダーを攻撃できるので奇襲にも使える小回りが利くフォロワーである。 -&sizex(5){イスラーフィール} >9コスト フォロワー >8/8 >ファンファーレ 自分のリーダーを4回復 >攻撃時 相手のフォロワー全てと相手リーダーに2ダメージ。 &font(#afdfe4){「悲しみを歌いましょう……。」「奏でるは悲しみの調べ……!」} コストが重いためおいそれと出すことは出来ないが、それに見合うカードパワーを持つフォロワー。 攻撃出来れば小型フォロワーを一掃しつつ大ダメージを叩き込める 単体で使っても強いうえ、前述のサハクィエルとゼルのコンボを用いれば一撃で相手を沈めることも可能だった。 ゼルがナーフされた現在でもサハクィエルの効果で出す筆頭候補としての地位を確立している。 -&sizex(5){風の軍神 グリームニル} >3コスト フォロワー >2/3 >守護 >ファンファーレ エンハンス10 相手のリーダーと相手のフォロワー全てに1ダメージ。これを4回行う。 &font(#008cff){「さあ!その胸に刻むがいい!!我こそは軍神!踊り狂う暴風!グッリィィィィィムニル!!!」} そのとっても&font(l){うるさい}耳に残るセリフでユーザーの腹筋を崩壊させた軍神様。 しかし、ボイスのネタっぷりとは裏腹に効果は強力そのもので、エンハンスが発動すれば相手のフォロワーを除去しつつリーサル圏内に持っていくことが出来る。 さらに、序盤中盤で出しても3コスト2/3の守護という非常に扱いやすい能力の持ち主であり、基本どの盤面で出しても腐ることはない。 余程特殊なデッキ以外では採用が検討できるその驚くべき汎用性に加え、次の弾のワンダーランドドリームズにおいて低コストのニュートラルフォロワーが超強化された影響でこのカードの使用率もどんどん上がっていったことを危惧されたのか、 7/30のアップデートにて&bold(){リーダーへのダメージ効果が削除された。} #endregion #region(ワンダーランドドリームズ) -&sizex(5){不思議の探究者・アリス} >4コスト フォロワー >3/4 >ファンファーレ 自分の手札のニュートラル・フォロワーすべてと自分の他のニュートラル・フォロワーすべてを+1/+1する。 &font(#6fa8dc){「不思議な世界、素敵な世界!」「この世界を変えないと!」} ニュートラル限定ながら凶悪なバフ効果を持つフォロワー。 今までネタに過ぎなかったニュートラル軸のデッキを主力にまで押し上げた一番の要因。 先行の1・2・3コストできっちり展開された後にこいつを出す動きは返すことが困難な盤面の一つとしてトラウマになっている人も多い。 -&sizex(5){鏡の世界} >2コスト スペル >カードを1枚引く。 >コスト7以下の自分の手札と、コスト7以下の自分の場のカードすべては、ニュートラル・カードになる。 クラスカードをニュートラル扱いにできるスペル、これによってニュートラルに依存したカードをクラスカードで起動することができるため戦略の幅が広がる。 しかし、あまり過信しすぎるとこれを引けない時の動きが悲しすぎる結果となるので注意が必要。 -&sizex(5){魔海の女王} >10コスト フォロワー >7/7 >ファンファーレ 手札のニュートラル・カード(魔海の女王を除く)1枚と、ニュートラルでないカード1枚のコストを0にする。その後、それら以外の手札をすべて捨てる。 &font(#073763){「泡沫の夢、叶えてやろうか?」} 手札を失うデメリットの代わりにクラスカードとニュートラルカードをそれぞれ1枚ずつ踏み倒すことのできる文字通り泡沫の夢をかなえてくれるフィニッシャー。 ウィッチならば高コストニュートラルと次元の超越、ドラゴンならばジェネシスドラゴンとフォロワー1体を再び攻撃可能にする「癒しの奏者・アンリエット」による2連続攻撃などロマンあふれるコンボを狙うことができる。 実はシャドウバース史上初のプレイヤーが2枚選択することのできる効果を持つカードだったりする。 #endregion #center(){ &font(#00ffff){「リンゴーンリンゴーン」} &font(#990000){「竜さえ屠る俺の追記・編集、受けてみろ!」} &font(#00ffff){「そぉれ!」} \&font(#ff0000){0}/ &font(#990000){「なんだって!?」} } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,16) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/08/19 Fri 12:42:30 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 25 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(#00008b){&sizex(5){「災いの樹」}} &font(#00008b){&sizex(5){突如として現れた謎の物体を人々はそう呼んだ}} &font(#00008b){&sizex(5){それは、救いの象徴}} &font(#00008b){&sizex(5){それは、終焉を導く光}} &font(#00008b){&sizex(5){それは、新しい世界への扉}} &font(#00008b){&sizex(5){世界を覆う樹の陰が人々の心に影を産む}} &font(#00008b){&sizex(5){世界が闇で満ちた時}} &font(#00008b){&sizex(5){虚無への門が開かれる}} } &bold(){Shadowverse}(以下シャドウバース)とは、Android/iOS/PC向け[[DCG>デジタルカードゲーム(DCG)]]アプリである。略称は「シャドバ」。 開発は[[神撃のバハムート]]・[[グランブルーファンタジー]]などで有名なCygames。 カードのイラスト・キャラクターも神撃のバハムートの世界がベースとなっており(全てではない)、硬派な洋物ファンタジー系からいかにもな萌え系まで、様々な趣向のカードが混在している。Fateや[[ウマ娘>ウマ娘 プリティーダービー]]のような大人気作品とのコラボイラストもあり、カードの美麗さはユーザーからも高い評価を得ている。 &s(){一応の}販促漫画として、漫画アプリ「サイコミ」で『[[SHADOWVERSE ありさデュエルバース]]』が連載されていた。 さらに2020年4月より、世界観が異なるTVアニメ『シャドウバース』がテレビ東京系列で放送された。 2022年4月からは、上記の続編となるTVアニメ『シャドウバースF』が同じくテレビ東京系列で放送中。 さらにさらにFと同時期に、アプリ版とは別のリアルカードゲーム『[[Shadowverse EVOLVE]]』も発売を開始した。 システムのベースは世界中で大ヒットを遂げた[[Hearthstone]]を明らかに模倣したものだが、絵柄だけでなく「進化」という独自システムなどによって強く差別化がされている。 また対人戦だけでなく、CPUと戦うことが出来る「プラクティスモード」やオリジナルのストーリーが楽しめる「ストーリーモード」もあり、ガチガチのバトルはちょっと…という方も楽しめる要素が多い。 特にストーリーはかなりの人気を誇り、アニメ化も望まれるほど完成度が高い。 途中でバトルがあるが、このバトルでは公式が用意したデッキを使うことが出来るため、強いデッキや該当するクラスのデッキを持っていないプレイヤーでも安心。なかなか美味しい報酬もあるため、デッキ作成の資金作りも兼ねて初心者にストーリー攻略を進めるユーザーも多い。 とにかくストーリーを読みたい!という方はバトルをスキップすることも可能(スキップした場合報酬は受け取り不可)なので安心。 #openclose(show=●目次){ #contents } *基本ルール -0から始まり毎ターンの開始毎に+1して回復するPP(上限10)を使ってカードを出していき、先に相手リーダーのHP(初期値20)を削りきった方の勝ち。 -対戦開始時に3枚カードを引く。このカードは交換が可能で、好きな枚数引きなおしが可能。引き直さないということも出来る。 -毎ターンのドロー数は1枚(ただし後攻のみ最初のターンだけ2枚引くことができる) -カードの使用には左上の緑丸の部分に書かれた数字分のPPを使用する。 -カードの種類は3つ。 --場に残り体力(赤い盾の数値)・攻撃力(青い剣の数値)・効果が設定されている&bold(){フォロワー} --効果を発動し場に残らない&bold(){スペル} --場に残り効果を発動するが攻撃はできない&bold(){アミュレット} -フォロワーの体力はスペルによるダメージ、相手フォロワーから攻撃を受けた場合/相手フォロワーに攻撃した場合に相手フォロワーの攻撃力分削られる(リーダーが攻撃を受けた場合も相手フォロワーの攻撃力分体力が削られる)。 -フォロワーは体力が0以下になると破壊される。 -出したフォロワーは通常は次の自分のターンまで攻撃できない(所謂召喚酔い)。 -1ターンに1度、場のフォロワーを進化させることが出来る。 --後攻は4ターン目、先攻は5ターン目から使用可能 --進化時にはEPを1消費する。EPの初期値は先攻が2,後攻が3。 --進化したフォロワーはステータスが上がり、上記の召喚酔い状態でも相手フォロワーにのみ攻撃できる。また、進化時に効果が発動するフォロワーも存在する。 ---進化時の能力上昇は基本的に体力/攻撃力ともに+2だが、進化時メリット能力持ちは基本+1/+1かそれ以下の幅となる場合もある。その他攻撃力だけ、もしくは体力だけ上昇するタイプのカードも存在する。 -手札の上限は9枚、場に出せるカードの枚数は5枚まで。&br()上限いっぱいまで手札を保持している状態でドローすると、ドローしたカードはそのまま墓地に送られる。なお、この時何を引いたかは確認できる。&br()場にフォロワーが5体存在している場合、新たにフォロワーをプレイすることは出来ない((場にトークンフォロワーを出すスペルカードのプレイは可能だが、フォロワーは出た瞬間場から溢れる形で消滅する。))。&br()また、複数カードを展開する能力を発動した時に場が埋まっていると、そのカードは場外に押し出されそのまま消滅する。 -デッキのカードは40枚。同名のカードは1デッキにつき3枚まで。 -デッキの一番下にはデッキの枚数に含まれない死神のカードがあり、そのカードを引くと強制敗北となる(所謂ライブラリアウト)。 *用語 -&font(120%){プレイ} --手札からカードを&bold(){PPを支払って}場に出すこと。 -&font(120%){ファンファーレ} --プレイ時に発動する能力。他のカードの能力で召喚された際は「プレイ」ではないため発動しない。 -&font(120%){破壊} --カードが場から墓地に行くこと。ラストワードはこの際に発動する。 -&font(120%){消滅} --カードが場から消えること。上記の破壊とは違いラストワードは発動せず墓地も増えない。 -&font(120%){変身} --場のカードが別のカードに変わること。「場を離れた時」の能力も発動しない。 -&font(120%){ラストワード} --場で破壊された際に発動する能力。消滅や変身時には発動しない。 -&font(120%){疾走} --召喚酔いせず、出した瞬間からリーダー・フォロワーに攻撃できる効果。所謂速攻。 -&font(120%){突進} --召喚酔いしないが、疾走と違って出したターンに攻撃出来るのはフォロワーだけで、リーダーには次のターンにならないと攻撃できない。 -&font(120%){守護} --所謂ブロッカー。この能力を持つフォロワーを無視して他のフォロワーやリーダーを攻撃することは出来ない。 -&font(120%){必殺} --戦闘を行った相手を結果に関わらず破壊する。 --戦闘結果の後に適用されるので相手フォロワーからのダメージは通常通り受ける。また交戦時効果や、相手フォロワーの攻撃された時の効果も発動する。 -&font(120%){潜伏} --相手はこの状態にあるフォロワーに対して、自分のフォロワーによる攻撃、及びスペル等の効果の対象に選択することが出来ない。ただしランダムに対象を選ぶ場合は対象となる。 --潜伏状態のフォロワーは攻撃や能力等でダメージを与えると潜伏状態が解除される。 --潜伏状態のフォロワーは守護を持っても、効果は発揮されない。 -&font(120%){合体} --場に指定されたカード全てが揃っている時、指定されたタイミングでそれらを素材に別のカードに変化する能力。 --素材は破壊・消滅いずれの扱いにもならない。 -&font(120%){操縦} --特定のフォロワーが持つ能力。場に出ただけでは攻撃することが出来ず、指定されたフォロワーが後から場に出て操縦状態となることで攻撃可能となる。 --乗り手のフォロワーは操縦時に消滅し、操縦フォロワーが場を離れる際に「離脱」して再び場に現れる。 --乗り手側が場に出るトリガーは操縦前のみ発動し、離脱では発動しない。操縦時には乗り手が「場を離れた」扱いにはならない。 -&font(120%){カウントダウン} --アミュレットについている効果。自身のターン開始時に1ずつ減少し、0になった際にそのアミュレットは破壊される。 -&font(120%){エンハンス} --「エンハンス〇」の数字以上のPPがある場合、プレイ時に通常時のコストの代わりにその分のコストを消費し追加効果などが発動する。 -&font(120%){アクセラレート} -&font(120%){結晶} --プレイに必要なPP未満、かつ指定値以上のPPがあればその効果を持つスペル(アクセラレート)/アミュレット(結晶)としてプレイできる。本来のプレイに必要なPPがある時には使用不可。また、複数持つカードの場合、より高いコストの能力が優先される。 --プレイしたのはあくまでスペル/アミュレット扱いとなり、バウンスされた結晶は結晶分のコストを持つアミュレットとして手札に戻る。 -&font(120%){チョイス} --2種類以上のトークン名が記載されており、プレイした際の生成トークンを選んだり、条件を満たしていると元のカードの替わりにいずれかのトークンとしてプレイする能力。 -&font(120%){融合} --手札にあるとき、1ターンに1回だけ指定されたカードをそのカードに合成できる。合成した枚数およびカードによってより強力な効果が発動する。 --融合を行った際に融合先と素材は公開される。手札では融合枚数しか表示されず、何を融合したかはバトルログを見るしかない。 --特定のカードは融合時に条件を満たすと別のカードに変化する&b(){融合変身}を持つ。 -&font(120%){直接召喚} --条件を満たすと、この効果を持つフォロワーやアミュレット等がデッキに残っている場合に限り、デッキからノーコストで自分の場に直接召喚される。 --条件を満たした後の自分のターン開始時、条件を満たした瞬間など、召喚タイミングはカードによって異なるが、自分の場に空きがない場合は召喚されない。 --同じ種類のカードは同時に一度しか直接召喚されないが、異なる種類かつタイミングが揃えば複数枚のカードを連続して直接召喚することも可能。この際の順番はランダム。 -&font(120%){ユニオンバースト・奥義・解放奥義} --一部カードが持つ効果。指定ターン数((UBと奥義は10,解放奥義は15))以降にプレイすると追加能力が発動する。 --自身の場のフォロワーが進化する度に指定が1減る。 -&font(120%){葬送} --主にネクロマンサークラスのカードが持つ能力。自分の場に効果を無効化した上で手札からフォロワーを一体場に出し、そのまま破壊する。 -&font(120%){リアニメイト} --主にネクロマンサークラスのカードが持つ能力。それまでに自分の場で破壊された、元のコストが指定コスト以下で最も高いフォロワーをランダムに1体場に出す。 -&font(120%){リーダー効果} --場のフォロワーではなく、リーダーに付与される効果。「○回発動すればリーダーはこの効果を失う」などの制約がない限りは永続効果となる。 --同じ効果持ちカードを二度以上プレイした場合に重複するかどうかはカードによって異なるが、異なる効果であれば付与できる数に制限はない。 -&font(120%){○/△} --フォロワーのスタッツの表記。○に攻撃力、△に体力が入る(例えば攻撃力4 体力3のフォロワーは4/3となる) --+/-が付いている能力はその分攻撃力や体力が上がることを示す(+1/+2なら攻撃力+1・体力+2という意味となる) --能力の-によって体力が0となったフォロワーは耐性を無視して破壊される。 -&font(120%){連携} --自分の場に出たフォロワーの合計数。トークンや葬送なども対象となる。「連携:X」なら「X体以上フォロワーが出た後に *カードパック(ガチャ) 毎日のミッションやアチーブメント、アリーナの報酬やプレゼントで貰えるパックチケット、 同じくミッションやアチーブメント、アリーナの報酬でもらえるルピ、 課金で手に入るクリスタルで引くことが出来る。 ミッション等で貰えるパックチケットは『クラシックカードパックチケット』『ダークネス・エボルヴカードパックチケット』といった名前の通り、それぞれのチケットに対応したパックと引き換える事しかできない。 必要数は1回につきそれぞれ1枚or100ルピor100クリスタル(1日1回のみ50クリスタル)で、カードが8枚引ける。 レア度はそれぞれブロンズ<シルバー<ゴールド<レジェンド(虹色) 余ったカード・不要なカードはレッドエーテルに分解でき、レッドエーテルを消費して好きなカードを生成できる。 ただし、分解して得られるのは同じレア度の生成にかかるレッドエーテルの3分の1程度(あるいはそれ以下)程度なのでよく考えて分解・生成する必要がある。 たまに出るプレミアムカードと呼ばれるカードは、GIF画像のような動きが追加される。瞬きをするもの・マントやエフェクトが動くものなどどのように動くかはカードによって異なる。また名前が白色から金色で表記されるようになる。 プレミアムカードは分解した際に普段より多くのレッドエーテルが入手できる(おおよそ2.5倍)。 外見のエフェクト以外は通常版のカードと全く同じ扱いなので、同じ種類のカードを通常盤を3枚、プレミアム版を3枚といった風にデッキに入れることは出来ない。 プレミアムカードはレッドエーテルによる生成が不可能となっている。 入手には低確率でガチャで入手するか、プレミアムオーブを使用して既に所持しているカードをプレミアム化するかの2択。 一度分解してしまうと再び入手することが難しいので、分解するかどうかはしっかりと判断したい。 「Starforged Legends / 星神の伝説」以降は人気投票によって選ばれたキャラクターが「リーダースキン付きカード」として登場する。 このカードを入手すると入手したカードのキャラクターがリーダースキンとして使用可能になる。またエンブレムやカードスリーブもゲットできる。 しかし入手確率が極端に低く、狙ってゲットするにはかなりの労力が必要になる。 アップデートで1パックにつき天井が設定された。同一パックを400回回すとリーダースキン付きカードを含むレジェンドカードがゲットできる。 第31,32(最終)弾には、&s(){ビヨンド移行前のリソース節約として}リサージェントカードが登場。 過去のカードとイラストとボイスはそのままだが、名前と能力が変更されたリメイクと再録の間の子のようなカード。 マーカーがある為一目で元カードと区別がつくが、混乱回避やバランスのためか混在不可(アンリミテッドでは使用不可。各種ランダム生成では片方しか現れない)。 初期から持っているカードとストーリーによって入手できるカードは『ベーシックカード』と呼ばれ、これらはノーマル/プレミアムどちらの場合でも、分解することも生成することもできない。 ベーシックカードにはゲームを始めた瞬間から持っているものと、ストーリーを進めることで入手することが出来るものの2種類があり、プレミアム版は対人戦によってポイントを貯めると入手できるようになる。 *ゲームモード **ソロプレイ 文字通り一人用モード。 後述するメインキャラクターのストーリーをプレイするストーリーモードと、 デッキをCPU相手に試せるプラクティスモードがある。 CPUにはレベルがあり、初級・中級・上級・上級2・超級・超級2・超級3がある。 後半になる程デッキのパワーやCPUのAIが強化されていく。 なおクラス「ネメシス」のみ超級3が存在しない。 超級は初回クリア報酬として200ルピが貰える。超級とはいってもTier2(準環境レベル)のデッキがあれば比較的楽にクリアできるため{200×3}×7+200×2=4600ルピ(カードパック46個分)が貰える。 余裕があればクリアしておこう。 ストーリーモードでは各クラスごとのキャラクターを中心としたストーリーを楽しむことが出来る。アニメーションはないが、全編フルボイスという気合の入りよう。 会話だけの編もあれば、道中バトルが発生する編もある。 構成も高評価なのでバトルに飽きたら、ストーリーモードを楽しむのも一興。 各キャラクターの各章をクリアするごとに報酬がもらえるため、初心者の練習にはもってこい。 報酬もルピやカード、称号など様々。 特に報酬で得られるカードは序盤で入手できる割には性能がよく、始めたてのプレイヤーにはかなり有用。 ゲームそのものに慣れるためにもストーリーから始めるといいかもしれない。 ストーリーでしか登場しない特別なカードも存在する。イラストこそ使いまわしのものが多いが、名前や効果は全くの別物で、入手する演出にも凝っており、非常に評価が高い。 もちろんこのカードを使わなくても勝てる場合もあるが、勝利が難しいと感じたらこのカードを軸としたデッキを作るのも手段の1つ。 #region(ストーリー一覧) -災いの樹編 謎の構造物「災いの樹」を巡る物語。 各クラスのメインキャラクターの紹介も兼ねたストーリーであり、終盤では各キャラクターの抱える心の闇などが明かされる。 また、このシナリオの後半あたりからCPUが複数クラスの混合デッキを使うようになる。 序盤の難易度は低めだが、後半の難易度は高い。 -ギルド争乱編 5つのギルド((といっても1つはギルド並の戦力に値する「個人」なのだが))で構成された国「イズニア」を舞台とした物語。 このシナリオからメインシナリオ限定の特別なカードが登場する。 また、これ以降のストーリーは最終章がある。 -機械反逆編 冷酷な独裁者「ベルフォメット」に支配された機械の国「アイアロン」を舞台とした物語。 第12弾カードパック「鋼鉄の反逆者(リベリオン)」はこのシナリオをテーマとしたカードパックとなっている。 外部からの介入によりイザベル・ルナ・ユリアス・ユアンの4人しかこちらに行き着いていないため、4人分のシナリオのみとなっている。 -自然鎮魂編 暴走し大地を穢すようになった創造神「母なる君」に対し、対話での解決を目指す「穏健派《スコル》」と排除での解決を目指す「過激派《マーナガルム》」という2大派閥によって分断された世界「ナテラ」を舞台とした物語。 第14弾カードパック「森羅咆哮」はこのシナリオをテーマとしたカードパックとなっている。 上記の機械反逆編に居なかった面々が辿り着いた世界であり、こちらも4人分のシナリオのみとなっている。 -天地侵略編 機械反逆編ラストでの悪足掻きによって新たな力を手にし、平和となったナテラに侵攻を始めた「ベルフォメット」との最終決戦を描いたシナリオ。 第16弾カードパック「ナテラ崩壊」はこのシナリオをテーマとしており、同カードパックの紹介PVもカードパックの紹介というよりシナリオの予告編のような内容となっている。 事実上の機械反逆編、自然鎮魂編の2つに対する真の最終章となっており、他のシナリオの最終章のように共通シナリオとなっている。 -運命相克編 銃と魔法と決闘の世界「レヴィール」を舞台とした物語。 第18弾カードパック「レヴィールの旋風」はこのシナリオをテーマとしている。 本シナリオ以降、アリサたちは殆ど登場せず物語は各世界の人物が中心となる。 終盤はかなり鬱な展開となっているため注意。 -暗黒世界編 漆黒に染まる爪と牙と闘争の世界「ウェルサ」を舞台とした物語。 第20弾カードパック「暗黒のウェルサ」はこのシナリオをテーマとしている。 レヴィールとは違う世界のため、運命相克編で登場したプレイアブルキャラクターは一切登場せず、ウェルサに集う訳ありの者たちがプレイアブルキャラクターとなっている。 -ギルド復興編 5周年記念として公開された期間限定(後に常設化)のエクストラストーリー。第21弾「リナセント・クロニクル」と連動している。 アリサたちが去った後のイズニアとナテラのその後を描く。 -時空流転編 #openclose(show=ネタバレになるため格納){ ループを繰り返していた暗黒の世界「ウェルサ」の人物が、ループを打破するためウェルサの前身、レヴィールへタイムトラベルした後の物語。 非常に完成度が高く、ユーザーからの評価も高い。 レヴィールの人物とウェルサの人物が共闘する展開は非常に胸熱であり、必見。 } -天象旅籠編 巨大な旅館を模した世界「アメツチ」を舞台とした物語。 第24弾カードパック「天象の楽土」はこのシナリオをテーマとしている。 アメツチにいる人間は何かしら記憶を失っており、その記憶を持つ旅籠煤という蜘蛛が存在している。 アメツチに迷い込んだ狼人間の少年イツルギと、長いことアメツチに住み、「華の大将」の異名を取る青年タケツミが主役。 -天象旅籠編-最終章- 天象旅籠編の完結編となるストーリー。 アメツチの正体、タケツミとイツルギのその後、ミズチとスーロンの関係等が明らかになる、まさに最終章。 -王国帰還編 天象旅籠編と最終章の間に6周年記念として公開されたエクストラストーリー。 #openclose(show=ネタバレになるため格納){ ネクサスを打倒、ロザリアを救出して森に帰還したアリサと、同じく&s(){いつの間にか}アレスター王国に戻っていたユアン以外の仲間たち。 『安寧』から解放された人々との再会、各々の心残りの決着を経て、再び「管理者」との戦いへの旅立ちを描く。 } -才気学園編 「学園国家・ランカスター」と呼ばれる国が舞台。 この国に存在する「学園」を中心に話が展開されていく。 対応するカードパックは第28弾「Academy of Ages / 遥かなる学園」。 生徒派・教師派という2つの派閥が存在する「学園」は教師であるベルディリアはライル・アマリリスという2人の癖のある生徒を担任することになる。 -才気学園編・最終章 才気学園編の続編となるストーリー。 ライル、アマリリス、2人との関係も良好になり、日々授業に励むベルディリア。 しかし、学園長コルネリウス、教師ヴァイス、生徒会長リリウムらの思惑により、生徒派と教師派の対立はとうとう抗争に発展。学園は戦場と化す。 ライルは父コルネリウスと、アマリリスは旧友リリウムとの因縁に決着をつけるため、戦いに赴く。 一方ベルディリアは妹のカステルを助けに行くが、ヴァイスに道を阻まれる。 3人の因縁や勝負の決着はいかに…… -粛清編・前編 最終章の前編。これまでのストーリーで喜・怒・楽の感情を観察したネルヴァが、それより過去に哀を知った原初の物語。 どこかの世界にあるオーセン村。そこに住む少年アシュレイは「ルベスヴェナル」なる儀式を執り行う役目を負う。 儀式のために向かった森で、彼はエレナと名乗る少女と出会う。それは残酷な運命の、終わりの始まりだった。 #endregion **ランクマッチ/フリーマッチ/ルームマッチ 対人戦モード。 フリーマッチはランダムな相手と、ランクマッチはプレイヤーのランクに近いランダムな相手と対戦できる。 ルームマッチはルームを立てることで特定の相手と対戦することができる。 ランクマッチとフリーマッチはルールこそ一緒だが、ランクマッチでは勝敗によって「BP」という数値が上下し、一定の値分貯まるとランクが上がり、逆に一定の値よりも低下するとランクが下がる。 またマッチする相手も自身のランクに近いものから選ばれる。そのため始めたてのBiginnerがいきなりマスターと当たってフルボッコ…なんてことにはならない。 ランクMaster以上になるとBPの代わりに「MP(マスターポイント)」が加算されていく。 一応MasterになってもBPの概念は存在し、合計BP報酬等は貰える。 ランクはBeginner0から始まりBiginner0~3→D0~3→C0~3→B0~3→A0~3→AA0~3→Master といった具合に上がっていく。 また連勝ボーナスというものがあり、連勝した場合通常の勝利ポイントに+ボーナスポイントが加算されよりランクが上がりやすくなる。大体50〜100程度。 Cランクからは、次のランク帯(Cの場合はB)にあがる際に昇格戦というものが発生し、 ○戦中△勝という条件を満たすまで次のランク帯に上がれない。 (達成に失敗してもデメリットはなく、昇格戦に再挑戦という形になる) また、シーズンごとにMasterの更に上のGrandMaster(通称GM、グラマス)に昇格することができる。 昇格にはMPを10000貯める必要があるが、昇格した暁には『GRANDMASTER』の名を冠し、そのシーズン(というかカードパック)がテーマの称号と特殊なカードスリーブが入手できる。 これらの報酬を使用しているからといって特別なことはないが、自身の士気向上や自分の実力を示すものとして有用。 こちらは通常のランクと違い、新弾が出るごとにリセットされる(Masterに戻る)。 2020/12/28アップデートでGrandMasterにも0〜3が追加された。 MPは1シーズン(約1ヶ月)ごとに10000、つまりGrandMaster0まで、3シーズン(約3ヶ月)ごとに0へリセットされる。 同じランク帯ならランクは負け続けると下がってしまうが1つ下のランク帯まで下がることはない。 (例えばB1で負け続ければB0となってしまうが、B0で負け続けてもC3に落ちることはない。) ルームマッチは、誰かが部屋を立てている間だけ番号が発行され、その番号を入力することで任意の部屋に入場できる。 部屋を立てる側は立てる際にフォーマット・フレンド観戦の可否・試合形式(いわゆる2先等)を決める。これらの条件を設定し部屋を立てるとIDが発行される。 部屋に入る側はIDを入力またはホストから招待を受ける(フレンド限定)ことで部屋に入れる。 相手の使用するクラスは分かるがその詳細までは当然分からない。 一応勝敗は表示されるが、ポイントの増減は一切ない。 特手の相手とマッチするという性質とBO3(2本先取)が可能という性質からレート戦に使われている。 また相手の特定のクラスを使えないように制限するシステム(いわゆるBAN)も存在する。 ローテーションやアンリミテッドと比べると競技性が高い。 **アリーナ ***2pick 後述の2pick(出現カードはローテーション準拠)でデッキを作成し、5回戦うモード。 報酬は例え一度も勝てなくてももらえるが、勝ち数が多いほど報酬は豪華になる。 (カードパックチケット1枚が確定でもらえ、勝数に応じてルピなどが増える。おおよそ4勝すると多少上下するものの参加費である150ルピ程度貰える。) ちなみに、1回のプレイには専用チケットが1枚か150ルピ、150クリスタルが必要。 ある程度の勝率を維持できるのであればルピ稼ぎに有用。 ***Open 6 アリーナ専用のフォーマット。所謂Sealed戦。 挑戦時にローテーションの5パック(最新2パック、直近の3弾1パックずつ)と、ファントムカードパックを開けて48枚中30枚以上を使ったデッキで5連戦に挑む。 ファントムカードはゴールド以上のみ排出だが、挑戦終了時に没収される。ただし、規定数以上勝てば1枚だけ獲得できる。 ルピを稼ぐのは難しいが、アリーナチケット4枚を最低40枚のカードに交換すると考えれば有用。 決めたクラス+ニュートラルのカードしか出ないため、特定のクラスしか扱わないユーザーにはお得…かもしれない。 ***グランプリ 特定の期間のみ開催されるゲーム内大会。 決められたルールで5回の試合を行う。使用するデッキは挑戦時に選択したもの1つのみで、挑戦の途中でデッキを変えることは出来ない。 試合はBO1形式で行われ、挑戦は毎日3回まで行うことができる。 1日1回は無料で挑戦することができ、残りの2回はチケット、150ルピ、150クリスタルのいずれかが必要。 「ラウンド1」「ラウンド2」「決勝ラウンド」の3つのラウンドに分かれており、 ラウンド1では4勝以上することでAグルーブに進出可能となる。 ラウンド2からはラウンド1の結果に基づき2つのグループに分かれて進行する。Aグループなら5戦中4勝以上、Bグループなら5戦中3勝以上で決勝ラウンドに進出。 決勝ラウンドで全勝すれば、そのグループ内で優勝となる。 なので同じグランプリで優勝した人は複数存在する。 参加したプレイヤーには報酬も用意されている。 ラウンド1で全敗した場合でも報酬は存在するが、成績に応じてどんどん豪華になっていく。 優勝したプレイヤーには多額のルピや、1枚のレジェンドカード、〇〇優勝(〇〇には大会名)の称号が与えられる。 対戦フォーマットは通常の「ローテーション」「アンリミテッド」の他に、「オールスター2pick」「Legacy Cup」「ジェムオブフォーチュン」「マイローテーション」といった特殊なものが用いられることがある。 *対戦フォーマット 2017年12月29日まではローテーションとアンリミテッドの区分が存在しなかった **ローテーション 所謂「スタンダード」ルール。 ベーシックカードに加え最新5弾に収録されたカードのみ使用可能なフォーマット。 環境に大きな変化をもたらすこと、ユーザー間のカード資産の差を埋めることを目的としている。 新カードパックの追加によって5弾前のカードが使用出来なくなることを通称「ローテ落ち」と呼ぶ。TCGプレイヤーは過去に倣って「スタン落ち」と言うことも。 プレイヤー人口が多く、その分メタや新たなデッキタイプの開発なども盛んで、シャドバの主流となっているフォーマット。 **アンリミテッド すべての弾のカードが使用可能なフォーマット。 好きなカードを使い続けたい古参ユーザー向け。 ただし、一部カードは制限によってデッキに1枚しか入れられない。 使用できるカードが多いだけあって、非常にダイナミックな環境。 ローテーションよりもパワーの押し付け合いや運によるところが大きく、並大抵のメンタルでは続けられないようなデッキが多い。 その分ローテーションよりもプレイ人口が少なく、強デッキとそれなりの腕前%%と運と強靭なメンタル%%があれば、比較的ランキング報酬が得やすい。 ローテーションよりもリーサルターンが短いデッキが強い傾向にある。1試合の時間が短くなりがちだが、1ターンにかかる時間はローテーションよりも長めとなっている。 **クロスオーバー 期間限定で解放されるフォーマット。 「メインクラス」と「サブクラス」を設定し、2つのクラス+ニュートラルカードでデッキを作り戦うフォーマット。メイン・サブそれぞれのカードを規定数入れる必要がある為、サブクラスを出張ピン差しということは不可能。 今まであり得なかったドラゴンのPPブーストをしながらロイヤルの展開力を発揮する…といった芸当ができる夢のフォーマット。 しかしそのカードプールの広さからアンリミテッド並みの魔境っぷり。 クロスオーバーもランクは独立している。 **2Pick 所謂[[リミテッド>限定戦(TCG)]]。ランダムで抽選された3クラスの中から好きなモノを選択。その後該当クラス+ニュートラルからランダムに現れる2枚組のカード2セットから1セットをピックし続け、15回で30枚のデッキを作成してバトルする。 運に左右されやすいがそれはお互い様なので、運次第では遥か格上の相手に勝つこともある。 また、自分の持っていない高レアカードも使えるため、選択したクラスでどんなカードがどう強いのか調べたりもできる。 どのカードを使えるかは完全に運であり、デッキの枚数など構築戦とは全くの別物。構築では役立たずなカードが猛威をふるうことも有り、逆に構築では強力だがこちらでは役立たずということもあり普段とはまた違った選択が求められる。 ***オールスター2pick 主にグランプリ用の特殊な2pick。流れは通常と同じだが、出現カードがローテーションではなく、アンリミテッド範囲から大会ごとに運営が指定したカード群から選ばれる。対象は強カードや戦術で実績を残したカードばかり。またその全てがプレミアムカードとなっており、「ベルフェゴール」や「水龍神の巫女」といった課金によって入手できる特別な絵違いカードがある場合は絵違いのものが表示される。当然こちらもプレミアム。 このように通常の2pickとは基本システムこそ変わらないものの内容は大きく異なる。 さまざまなカードが表示され、強力なカードも多いためその分試合も白熱する。 ***Strategy Pick こちらも主にグランプリ用。最初に選ぶのが通常のクラスでは無く、複数のクラス混合の&ruby(戦略){Strategy}となっている((スキンや経験値用にクラスは割り当てられている))。出現するカードはクラスの枠を超えて戦略に沿ったものとなっており、時にアンリミテッドやクロスオーバー以上に派手なコンボ・シナジーが炸裂する。 **その他 グランプリと直前期間~開催中のルームマッチやフリーマッチ専用の特殊フォーマット ***Legacy Decks Cup 所定の構築済みデッキから一つを選ぶ。 これだけ聞くとあまりいい気はしないだろうが実はこの用意されたデッキ、全て過去に猛威を振るったデッキなのである。しかも&bold(){ナーフも一切されていない。} WLDで多くのプレイヤーを引退に追い込んだニュートラルヴァンパイアや、SFLで暴れた原初ドラゴンなどさまざまなデッキが揃っている。 もちろん第16弾カードパック「ナテラ崩壊」で暴れた機械エルフも選択可能。 ナーフによって実現し得なかった過去と現在の最強デッキが争う熾烈なルールとなっている。 ***ジェムオブフォーチュン 専用スペル「ジェムライト」と「クリスタルブライト」のみで構成されたデッキ同士で戦うルール。 このスペルの効果で手札をランダムに自クラスカードに置き換えつつ戦う。事前の構築が一切行えない為、運とアドリブがものを言うルール。 コスト0で手札増減0のスペルを多用する性質上、エルフ/ウィッチ/ネクロマンサーが圧倒的に有利でクラス間バランスは今一つだった。 2024年2月には、上記スペルのエラッタ(別物化)とカードプール制限による調整版が開催された。クラス間バランスはかなり是正された一方、融合やドローを複数回行うため持ち時間が厳しめになり、カードプール把握の重要度が増している。 ***マイローテーション 第1弾から最新までの中から、連続した5弾、つまり特定のローテーション期を選び、その中のカードでデッキを組むルール。 カードパワーのインフレを補うため、古い期のデッキの場合はPPやドロー増等のハンデが付与される。 過去の環境デッキもさることながら、当時は微妙だったデッキがハンデの後押しで猛威を振るうことも。 *リーダー/クラス クラス毎に使用できるカードが違い、ニュートラルを除いて同じクラスのカードしか使用できない。 また、各クラスにはメインキャラクターがおりソロプレイのストーリーでは彼らを中心に物語が展開される。 ***&font(#42de42){アリサ/エルフ} &font(#42de42){CV:[[優木かな]]} &font(#42de42){「私だって戦えるんだから!」「私の矢が、あなたを貫く!」} 森番を目指すエルフの少女。&s(){一応}本作の看板的存在。 主な能力は「1ターンにプレイしたカードの枚数」や「(バウンスや消滅含め)場を離れたフォロワー数」を参照する。そのため低コストカードが多め。 エルフ独自のトークンに「フェアリー」がいる。1コストで1/1かつ効果なしと単体では貧弱極まりないが、1コストという軽さを生かしてプレイ枚数を稼ぎやすい。またフェアリーを強化するカードもあるため侮れないカード。%%えーい%% 画面左下には「現ターンにプレイしたカードの枚数」が表示されている。 詳細は[[個別記事>アリサ(shadowverse)]]を参照。 ***&font(#073763){エリカ/ロイヤル} &font(#073763){CV:石上静香} &font(#073763){「どうぞお覚悟を」「ここで死んでいただきます」} 王女に仕えるメイド兼護衛。 フォロワーの展開が主体のクラス。殆どのフォロワーが兵士や指揮官といったタイプを持ち、それらを参照する能力が特徴的。 「ナイト(ロイヤル版フェアリー)」などを一緒に場に出す等、トークンを直接場に出して連携を増やす能力も多い。 画面左下にはカードのタイプを表示する機能があり兵士や指揮官、レヴィオンなどを判別できる。%%ぶっちゃけいらない%% 詳細は[[個別記事>エリカ(shadowverse)]]を参照。 ***&font(#9900ff){イザベル/ウィッチ} &font(#9900ff){CV:佐倉薫} &font(#9900ff){「手加減なしよ、本気で行くわ!」「私の魔法にひれ伏しなさい!」} アレスター王国の宮廷魔術師。 イメージに違わずスペルを多用するクラスで、手札にある時にスペルを使うとカウントが増える「スペルブースト」が特徴。 これによるコスト減や強化の恩恵を駆使しつつ、終盤に強化されたカードやコンボで一気に勝ちを狙う。 もう一つの軸は錬金術をイメージした「土の秘術」。「土の印」タイプのアミュレットを展開・消費しつつ戦う。 全クラスの中で唯一エクストラターンを得るカードが存在している。 画面左下の機能は手札のスペルブースト数の表示。 詳細は[[個別記事>イザベル(shadowverse)]]を参照。 ***&font(#a17070){ローウェン/ドラゴン} &font(#a17070){CV:[[杉田智和]]} &font(#a17070){「家族を守るために!」「竜さえ屠る俺の一撃、受けてみろ!」} アレスター王国の元騎士団長。 最大PPが7以上の「覚醒」状態で追加効果を得るカードを持つ。 これに伴いPP最大値を+するカードや、大型フォロワーが多い。 歪になりがちなマナカーブを補う手札捨て+ドローカードもあり、中には手札を捨てること自体が主軸のデッキも。 総じて盤面が整うのは遅めの、大器晩成型のクラス 画面左下は覚醒状態の表示。PP最大値を見ればいいのであまり使わない。 詳細は[[個別記事>ローウェン(shadowverse)]]を参照。 ***&font(#800080){ルナ/ネクロマンサー} &font(#800080){CV:[[小倉唯]]} &font(#800080){「パパ、ママ、ルナを守ってね」「ルナのお友達になってくれる?」} 洋館に一人住む少女。 個別能力は墓場の枚数を消費する「ネクロマンス」と手札のフォロワーを出して破壊する「葬送」、そしてリアニメイト。 ネクロマンサーの名の通り破壊されたフォロワーを再び出したり、逆に自壊させることが得意。 自分のフォロワーを犠牲に効果を発動するカードが多いため、ラストワードを持つカードが多め。 画面左下には現在の墓地数が表示される。ネクロマンスを多用する場合は重要。 詳細は[[個別記事>ルナ(shadowverse)]]を参照。 ***&font(#990000){ユリアス/ヴァンパイア} &font(#990000){CV:[[諏訪部順一]]} &font(#990000){「退屈させてくれるなよ?」「私を楽しませてくれたまえ!」} 封印から目覚めた伝説の吸血鬼。 個別能力は「復讐・狂乱・渇望」。それぞれ自身の体力が10以下、自分のターン中にダメージを受けた回数が計7回以上、自身の同じターン中にドローしたカードが2枚以上(最初のドローも含む)である状態を指す。 あえて自傷することでリスクを引き換えに絶大なパワーを発揮するハイリスクハイリターンなクラス。%%自傷しておいて復讐とはこれいかに%% そのため自身のリーダーの体力を減らしたり、逆に回復させたりと体力調整をするカードが多い。 また自傷をリスクに高いパワーを有しているカードも多く、自分の体力が減る前に相手を倒すことでリスクを無視しようとするアグロ戦法も有名。 画面左下には復讐状態か、10を超過した分の体力が表示される。能力で一時的に復讐になることもあるので、デッキにもよるが重要。 詳細は[[個別記事>ユリアス(Shadowverse)]]を参照。 ***&font(#f1c232){イリス/ビショップ} &font(#f1c232){CV:井上喜久子} &font(#f1c232){「光が貴方を導くでしょう」「この過酷溢れる世界に救いを…。」} 町はずれの聖堂を拠点とする司祭。 アミュレット、守護、回復いずれか、あるいはこれらの組み合わせを主体とするクラス。 カウントダウン持ちアミュレットによる時間差の制圧や、相手の攻めを受け切りつつ持久戦を制するのを得意とする。 そのためこのクラスで強いデッキというのは高い防御力と妨害力を持ち、守りながら攻める芸当が可能なカードが多いためヘイトを集めやすい。 画面左下の機能は場のアミュレットがラストワードで出すフォロワーの表示。まず使わない。 詳細は[[個別記事>イリス(Shadowverse)]]を参照。 ***&font(#0b5394){ユアン/ネメシス} &font(#0b5394){CV:柿原徹也} &font(#0b5394){「始動。展開。発動。」「俺は復讐を果たす!」} 突然現れ、アリサたちに協力する謎の男。 2017年12月29日、第7弾「&font(#0b5394){時空転生}」リリースとともに追加された新クラス。 個別能力は「共鳴」。自身のデッキの枚数が偶数である状態を指す。 共鳴時は強力な効果を発揮するが、非共鳴時は共鳴になるような効果を持つカードや、ドローするカードが多い。 デッキに埋め込むトークンが主体のタイプ「アーティファクト」や、独自の使い捨てトークン「操り人形」が特徴。 デッキへの干渉、共鳴/非共鳴の管理、破壊されたフォロワー数や使用したアーティファクトの種類等のカウント、残PP数など独特の情報管理が求められるテクニカルなクラス。 画面左下には現在の共鳴状態が表示される。 詳細は[[個別項目>ユアン(shadowverse)]]を参照。 ***その他/ニュートラル 全クラスに入れることの出来るカード。ステータスの底上げなどの補助系からフィニッシャーになりうるカードまで多種多様なカードが揃っている。 ***◇カードの一例 #region(スタンダードパック) -&sizex(5){[[ベルエンジェル>ベルエンジェル(shadowverse)]]} >2コスト フォロワー >0/2 守護 >ラストワード カードを1枚引く。 &font(#00ffff){「リンゴーンリンゴーン!」} 攻撃力0の守護持ちとまさにただの壁だが、破壊された際に手札を1枚ドローできる。 序盤にとりあえず出すのはもちろん中盤当たりの足止めにも使うことが出来る。 汎用性の高さから重いデッキでは採用されることが多く、 召喚時に妙に耳に残るボイスで上記の台詞を発しながら登場するため印象に残りやすい。 某動画投稿サイトの大百科では単独記事ができていたり、MAD動画が作られていたりと妙に愛されている。 最近では遂にCMデビューも果たした。&font(#00ffff){「どすこーい!」} -&sizex(5){ウルズ} >4コスト フォロワー >3/3 >ファンファーレ 自分の他のフォロワー1体か相手のフォロワー1体を破壊して、それと同名のフォロワーを場に出す。(相手のフォロワーを破壊したなら、相手の場に出す。) 場のフォロワーを再召喚するという変わった効果を持ったフォロワー。 そのまま使うだけでは何のアドバンテージも取れないが、 ・ラストワード持ちのフォロワーに使ってラストワードを起動する ・疾走・突進持ちフォロワーに使用することで疑似的な二回攻撃 ・バフの掛かった相手フォロワーに利用してバフのリセット など攻防一体で非常に使用用途が広い。 主にラストワードが多いネクロマンサーや、疾走が多いドラゴン・ビショップで使われる事が多い。 -&sizex(5){冥府への道} >4コスト アミュレット >自分のターン終了時、自分の墓場が30枚以上なら、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに6ダメージ。 条件こそ面倒だが成立すれば自身のターン終了時に相手全体に&font(b,#ff0000){6ダメージ}を与える。 発動すればまず相手の場を一掃した上でリーダーにダメージを与えられる上、 アミュレットの破壊は現状限られた手段しか無いためほぼ勝ちが確定する。 欠点は墓地に30枚必要なこと、デッキが40枚なため工夫しないとデッキ切れを起こしやすい。 また、時間がかかる都合上発動前に攻められ続けると厳しい。 量産しやすいフェアリーで墓地をカサ増しできるエルフと相性がよく、「[[冥府エルフデッキ>冥府エルフ(shadowverse)]]」などと呼ばれる。 -&sizex(5){ルシフェル} >8コスト フォロワー >6/7 >進化前 自分のターン終了時、自分のリーダーを4回復。 >進化後 自分のターン終了時、相手のリーダーに4ダメージ。 &font(#666666){「世界の調和こそが 私の望みだ!」「かつて私は 希望を信じていた…!」} ターン終了時に進化前はリーダーを4回復し、進化後は相手リーダーに4ダメージをそれぞれ与える。 進化後の効果で守護を無視して相手にとどめを刺すことはもちろん、 進化権が残っている状態で意図的に進化せずにターン終了し、回復しつつ相手にプレッシャーを掛けることもできる。 進化せず4回復しても相手フォロワーを放置して殴られては焼け石に水、しかし進化して盤面処理しようとすると回復できない……と言うジレンマに悩まされていたが、「バハムート降臨」で登場した「サハクィエル」を併用する事で、 「コスト7でサハクィエルによってルシフェルを突進付きで踏み倒して相手フォロワーを破壊→ターン終了時に4回復してサハクィエルのデメリットで手札へ戻る→コスト8でルシフェルを出し4回復」 の流れによって粘り強く戦う事ができる。 ビショップの「エイラの祈祷」と合わせると回復しつつスタッツが上がっていくため、進化権がなくとも相手にとっては相当のプレッシャーとなる。 また進化時のスタッツの上がり方は基本的には+2/+2なのだが、彼は珍しく+3/+1されて9/8となる。 レジェンドカードだがCM公開記念で全ユーザーに配布された。その前に生成した人は泣いていい。 &font(l){進化すると堕天するため、出して即進化する動きが即落ち2コマなどと言われる。} &bold(){「神の慈悲だ!」} -&sizex(5){サタン} >10コスト フォロワー >6/6 >ファンファーレ 自分のデッキをアポカリプスデッキにする。 &bold(){「絶望よ…来たれ」「混沌こそ我が望み」} 本人はそこまで強くないが、ファンファーレでデッキを以下の凶悪カード10枚で構成されたアポカリプスデッキに変える。 > 各3枚: >&bold(){・サタンズサーヴァント} >5コスト フォロワー &font(b,#ff0000){13/13} >「氷獄で眠れ」「涙すら 凍りつく」 > >&bold(){・沈黙の魔将} >6コスト フォロワー &font(#ff0000){8/8} &font(b,#ff0000){疾走} >「我は漆黒の迅雷」「この衝動のままに斬り刻もう」 > >&bold(){・ディースの裁き} >7コスト スペル >相手フォロワーまたはリーダーに&font(b,#ff0000){7ダメージ}&自身のリーダーを&font(b,#00ff00){7回復} > > 1枚: >&bold(){・アスタロトの宣告} >10コスト スペル >&font(b,#ff0000){相手リーダーのHPを1にまで減らす。} 速効性こそ無いもの、一度これらのカードをプレイし始めるともはや対処不能に等しく、 遅いデッキにとりあえず挿せばフィニッシャーにできてしまうためサタンゲーなどと言われることも珍しくない。 特にPPブーストなどによって速攻で出すことが可能なドラゴンや、 守護持ちが多く守護の陽光によってサタンやアポカリプスデッキの面々にも守護を付与して隙を無くすことが出来るビショップとは相性が良い。 一応、10枚しかデッキがなくなりそれまでのデッキは無くなる。が、どのカードもフィニッシャーたりえるので大体はデッキ切れの前に決着は着く。 しかし、サタンが10コスである都合上、よほど変な運用をしない限り展開がサタン召喚の次ターン以降になるために少なくとも1ターンの猶予は相手に与えてしまう他、 デッキの内容が重く全体除去などは無いので横の展開に弱い等の弱点があり、 特にロイヤルやヴァンパイア等の速攻を得意とするタイプのデッキには出した次のターンで逆にトドメを刺されてしまうこともままあるため、 確かに強力なカードなのだが、戦況を見極めないと実質PPの無駄遣いとなってしまうこともある。なんとも悩みの尽きないカードである。 CM放送記念第2弾で味方単体に強力なバフをかけるフォロワー『ガブリエル』と一緒にこのサタンも配布された。 これによってスタンダードパックのニュートラルレジェンドは全て1枚ずつ配布されたこととなる。 &bold(){「地獄の底で、また会おう…」} #endregion #region(ダークネスエボルヴ) -&sizex(5){ユニコーンの踊り手・ユニコ} >2コスト フォロワー >2/2 >自分のターン開始時、自分のリーダーを2回復。 &font(#00ffff){「ユ…ユニコ、がんばります!」「るんるるん♪」} 2コス2/2の良スタッツに加え、ターン開始時に体力を2回復する。 PP2時点だとこいつを無視して顔を殴っても次ターンでまずチャラにされるので、実質守護持ちみたいな感じで使える。 相手が攻めあぐねている中盤や終盤にこっそり出してもいやらしい。 &font(l){ベルエンジェルの立場を奪った存在。} -&sizex(5){ダークエンジェル・オリヴィエ} >9コスト フォロワー >4/4 >ファンファーレ 自分のEPを3ポイントにする。 &font(#9900ff){「新たなる世界を求めて!」} このカードパック「ダークネスエボルヴ」の目玉とも言えるカード。 効果は単純明快で&bold(){進化権を3回に回復させる}という代物。先攻でも3回になる。 追加で進化権を3回使えるアドバンテージそのものも強力だが、 これを主軸にしていると中盤であっても進化権を遠慮なく使えるようになるのも、ある意味では彼女の長所かもしれない。 欠点はコストの重さとそれに対するスタッツの低さ。 彼女自身に進化を使うと考えても6/6なため、場合によっては相手フォロワーの駆除すら出来ないことも。 #endregion #region(バハムート降臨) -&sizex(5){バハムート} >10コスト フォロワー >13/13 >ファンファーレ 他のフォロワーすべてと、アミュレットすべてを破壊する。 >相手の場にフォロワーが2体以上いるなら、このフォロワーは相手のリーダーを攻撃不能。 「全ての神々と居並ぶ至高にして最強の竜。高貴なる漆黒の姿を持ち、その美しさはこの世全ての創造物を圧倒する。」 『バハムート降臨』のパック名の由来となった最強の竜。…あれ、ドラゴンクラスじゃないのかって?やめてください!泣いているインペリアルさんだっているんですよ! それはともかく、最高のコストにふさわしい圧倒的なステータスと、登場時にフォロワーもアミュレットもまとめて一掃する、 プレイ時に竜の影が飛んでくる演出もあってとにかくインパクト抜群のフィニッシャー。 これを何枚も出されるだけで相手のやる気はガリガリ削られていくだろう。『セラフビショップ』にはスルーされるかもしれないが。 相手の場にフォロワーが2体いればリーダーを殴れないデメリット効果も持つが、全体除去カードと組み合わせれば無問題。 確定除去を使われるとどうしようもないが、そこはプレイングで先に使わせたりするしかない。 ドラゴンデッキやコントロールデッキのミラーマッチだと度々このカードが投げ合われる光景が見られる。 %%その事を嫌うプレイヤーからはエロメンコ呼ばわりされることも。%% -&sizex(5){覇食帝・カイザ} >3コスト フォロワー >2/2 >ファンファーレ 『アルティメットキャロット』1枚を手札に加える。 >※アルティメットキャロット 2コスト 2/2 ラストワード 『アルティメットキャロット』1枚を手札に加える。 &color(red){「究極の食材よ!来たれ!」「煮てよし!焼いてよし!」} とにかくその&font(l){何回聞いても社長な}テンションから壮大な出オチ感漂うフォロワー。 しかし性能的にはすこぶる優秀で、手札を減らさず展開を続けられるのはかなり優秀。 ・手札の枚数に効果を依存するカードを多く使う【ディスカードドラゴン】や【白狼白銀エルフ】 ・場のフォロワーを破壊して効果を得るカードを主軸とする【ラストワードネクロ】 ・手札・場のニュートラルを『不思議の探求者・アリス』で一気に強化して早期の決着を狙う【ニュートラルアグロ】 などのデッキによく入っている。 ただやっぱりそのキャラが強烈なため、実装直後の特にフリーでは、カイザの雄々しい叫びがよくこだましていた。 -&sizex(5){ミニゴブリンメイジ} >3コスト フォロワー >2/2 >(修正前)ファンファーレ コスト2のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。 >(修正後)ファンファーレ コスト2以下のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。 &font(#6aa84f){「ピカピカ見つけたゴブー!」} 所謂サーチカードの一種、2コストを1種類のみに絞っておけば確実に引き寄せられる。 また5コストフォロワー「歴戦の傭兵・フィーナ」の進化時効果で手札に加えることも可能でその際にはコスト0となる。 そしてこの「2コストを引き寄せられる効果」と「0コストで溜めておいてプレイ回数を稼げる」という2点を エルフカードのリノセウスと組み合わせたワンターンキルエルフ(通称OTKエルフ)が大流行、 守護さえなければ7~8PP程度で20ダメージを狙える凶悪さから一躍ドロシーウィッチと並んでTier1デッキとして猛威を奮ったが ウィッチクラスの凶悪カード「ルーンの貫き」を下方修正するにあたって1強とならないように彼女も弱体化。 エルフクラスの強みであった1コストの強カードで2コストフォロワーを1種類に縛る弱点を補うということが難しくなった。 #endregion #region(神々の騒乱) -&sizex(5){ゼウス} >10コスト フォロワー >5/10 >【疾走】【必殺】【守護】 &font(#ffb74c){「我こそ唯一にして無二たる神なり」「神なる者の怒りを知れ!」} 非常に短いテキストながらも書かれていることは最高コストレジェンドにふさわしいまさに神様。 効果の派手さは前弾のバハムートには劣るものの、耐久寄りのスタッツに必殺と守護がついているため、除去カードがない限り倒すのは非常に困難。 また疾走もあるためサハクィエルで出しても問題なくリーダーを攻撃できるので奇襲にも使える小回りが利くフォロワーである。 -&sizex(5){イスラーフィール} >9コスト フォロワー >8/8 >ファンファーレ 自分のリーダーを4回復 >攻撃時 相手のフォロワー全てと相手リーダーに2ダメージ。 &font(#afdfe4){「悲しみを歌いましょう……。」「奏でるは悲しみの調べ……!」} コストが重いためおいそれと出すことは出来ないが、それに見合うカードパワーを持つフォロワー。 攻撃出来れば小型フォロワーを一掃しつつ大ダメージを叩き込める 単体で使っても強いうえ、前述のサハクィエルとゼルのコンボを用いれば一撃で相手を沈めることも可能だった。 ゼルがナーフされた現在でもサハクィエルの効果で出す筆頭候補としての地位を確立している。 -&sizex(5){風の軍神 グリームニル} >3コスト フォロワー >2/3 >守護 >ファンファーレ エンハンス10 相手のリーダーと相手のフォロワー全てに1ダメージ。これを4回行う。 &font(#008cff){「さあ!その胸に刻むがいい!!我こそは軍神!踊り狂う暴風!グッリィィィィィムニル!!!」} そのとっても&font(l){うるさい}耳に残るセリフでユーザーの腹筋を崩壊させた軍神様。 しかし、ボイスのネタっぷりとは裏腹に効果は強力そのもので、エンハンスが発動すれば相手のフォロワーを除去しつつリーサル圏内に持っていくことが出来る。 さらに、序盤中盤で出しても3コスト2/3の守護という非常に扱いやすい能力の持ち主であり、基本どの盤面で出しても腐ることはない。 余程特殊なデッキ以外では採用が検討できるその驚くべき汎用性に加え、次の弾のワンダーランドドリームズにおいて低コストのニュートラルフォロワーが超強化された影響でこのカードの使用率もどんどん上がっていったことを危惧されたのか、 7/30のアップデートにて&bold(){リーダーへのダメージ効果が削除された。} #endregion #region(ワンダーランドドリームズ) -&sizex(5){不思議の探究者・アリス} >4コスト フォロワー >3/4 >ファンファーレ 自分の手札のニュートラル・フォロワーすべてと自分の他のニュートラル・フォロワーすべてを+1/+1する。 &font(#6fa8dc){「不思議な世界、素敵な世界!」「この世界を変えないと!」} ニュートラル限定ながら凶悪なバフ効果を持つフォロワー。 今までネタに過ぎなかったニュートラル軸のデッキを主力にまで押し上げた一番の要因。 先行の1・2・3コストできっちり展開された後にこいつを出す動きは返すことが困難な盤面の一つとしてトラウマになっている人も多い。 -&sizex(5){鏡の世界} >2コスト スペル >カードを1枚引く。 >コスト7以下の自分の手札と、コスト7以下の自分の場のカードすべては、ニュートラル・カードになる。 クラスカードをニュートラル扱いにできるスペル、これによってニュートラルに依存したカードをクラスカードで起動することができるため戦略の幅が広がる。 しかし、あまり過信しすぎるとこれを引けない時の動きが悲しすぎる結果となるので注意が必要。 -&sizex(5){魔海の女王} >10コスト フォロワー >7/7 >ファンファーレ 手札のニュートラル・カード(魔海の女王を除く)1枚と、ニュートラルでないカード1枚のコストを0にする。その後、それら以外の手札をすべて捨てる。 &font(#073763){「泡沫の夢、叶えてやろうか?」} 手札を失うデメリットの代わりにクラスカードとニュートラルカードをそれぞれ1枚ずつ踏み倒すことのできる文字通り泡沫の夢をかなえてくれるフィニッシャー。 ウィッチならば高コストニュートラルと次元の超越、ドラゴンならばジェネシスドラゴンとフォロワー1体を再び攻撃可能にする「癒しの奏者・アンリエット」による2連続攻撃などロマンあふれるコンボを狙うことができる。 実はシャドウバース史上初のプレイヤーが2枚選択することのできる効果を持つカードだったりする。 -&sizex(5){卵の大爆発} >7コスト スペル >7/7 >お互いのフォロワーすべてに3ダメージ。 &color(orange){「んほぉぉ!わ、われるぅぅ! 」} &s(){ほぼネタカード}性能的には微妙。ヴァンパイアやドラゴンにいたっては、ベーシックカードに完全上位互換の物が存在するし、それ以外でももっといい物を手に入れるのは恐らく難しくは無いはず…。 #endregion #center(){ &font(#00ffff){「リンゴーンリンゴーン」} &font(#990000){「竜さえ屠る俺の追記・編集、受けてみろ!」} &font(#00ffff){「そぉれ!」} \&font(#ff0000){0}/ &font(#990000){「なんだって!?」} } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,16) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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