お市(戦国BASARA)

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お市(戦国BASARA) - (2019/11/12 (火) 18:52:33) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/07/18(日) 22:19:11
更新日:2024/03/18 Mon 21:00:13
所要時間:約 5 分で読めます




みんな死んでいく…これも市のせい…




戦国BASARAシリーズに登場する武将。18歳。
CV‐能登麻美子


『2』で敵NPCとして初登場、『英雄外伝』から操作キャラになる。
属性:闇
武器:双頭薙刀(2、英雄外伝)→魔の手(3、宴)
防具:肩当
肩書:幻妖言惑



第六天魔王織田信長の妹であり、浅井長政の妻。

長く艶やかな黒髪が目を引く絶世の美女だが内向的かつ自虐的な性格で、「これも市のせい…」が口癖。
中の人つながりで地獄少女を意識したような演出が多い。

知らず知らずのうちに己が美貌を利用して、浅井兵や他人をコントロールする魔性の女としての側面も持つ。その魔性は半兵衛松永に評価されている。
また、魔の妹と呼ばれる鬼気迫る本性が表に出ることもある。
信長のまねをしている蘭丸を見て「片腹痛いわ」などと見下げることもある。濃姫曰く「この世でただ一人、真に上様を理解できる者」。

前田夫婦を「どうでもいい」と一蹴するなど他人の幸福に羨望と嫉妬する傾向が強い。


兄の命で浅井家に嫁ぎ、長政を暗殺することが目的だったが、厳しいながらも優しい一面を持つ長政に心惹かれ愛するようになり、失敗に終わる。
また夫の手厳しい言葉に落ち込む事もあるが、消極的な市が長政の傍に居たいが為に止められても一緒に戦場に参戦するなど、その依存性と恋慕の深さがうかがえる。

特にASUKA増刊号ビーンズエースに連載されていた漫画「落花流水の章」は浅井夫婦をメインに描かれており、
絵柄とあいまって「ただの少女漫画じゃねーかw」とファンに言われる。


■シリーズでの活躍

2~英雄外伝

『2』ではまつのコンパチモーションだったが、『英雄外伝』では武器が二つに別れる特殊な薙刀に変更。
戦場で死亡した武士たちの怨念を黒い手として具現化し、攻撃に使うという特徴的な固有技を持つ。
通常技はくせが強く、固有技も硬直が大きかったり兄様の劣化だったりして、機動力も低いので微妙に使いづらい。
大武闘会は光の剣装備の長政の控えにでも甘んじよう。
手を使った固有技は市の体力が少なくなるほど強力になるほか、固有アイテム「漆黒の花嫁衣装」を装備することでも強力になる。
また、通常技のしめはカメラアングルをうまく操れば…
第二衣装はおそらくはいてない。

『英雄外伝』ストーリーモードは、信長から市を庇った長政の死後、織田家に連れ戻され戦場に駆り出される内、
長政の声を幻聴に聞くなど精神が崩壊していき、農民大量虐殺の後、濃姫と蘭丸を手にかけ、
遂には本能寺で信長をも斬り、そのまま崩れ落ちる本能寺の中に消えるという、シリーズ史上最も鬱な展開に、
英雄外伝ストーリーモードは公式で「小十郎→お市→長政」とプレイ順が推奨された。

この時のだんだん精神が崩壊していく様は中の人の実力と演出もあいまって、本気で怖い

そしてEDにはキャラソンが流れるなど、他武将とは演出が異なる。
理由は、小林Pのお気に入りだから。

余談だがこのストーリーモードでは、一話で一番最初に戦うモブ武将、最終話で最後の門番のモブ武将ともに柴田勝家である。


3~3宴

『3』でも登場。
長政と死に別れ、尾張へと連れ戻された後今度は光秀の謀反で信長、濃姫、蘭丸、と近しい者達の相次ぐ死により記憶を失い、魂が抜けたような状態となってしまっている。
武器も薙刀から影から生えた無数の「魔の手」に変更。
本能寺の変唯一の生き残りで、織田家残党(連れてるモブは浅井・朝倉系だが)に「第五天魔王」と祭り上げられ、彼らの望むままに各地を放浪している。


『助けて髟キ謾ソさま…』
   (ザーー)


中の人の実力と演出もあって、怖い。本気で怖い
童謡を口ずさむだけで超怖い


勝利画面で魔の手とたわむれる姿を見ると、怖さと萌えの入り混ざった感情になる。

なぜかノイズ音の混ざったしゃべりをする。*1
ハードはバグってない。
どちらかといえば市の頭がバグってる。
あと、逆さ吊りになっても髪型は変わらない。

魔の手を使った固有技は、発動時に通常行動可能というザトーとエディみたいなもの。
雑魚の群れなら適当に手を重ねれば倒せるし、武将戦はガード固めて刻め苦の此連打で勝てる。

第五武器「戦散シ君偲ブ魔手」にはある人物を模したパペットがついているのだが、武器説明の文言が涙を誘う。


お市で信長を倒す事で全キャラに出現する信長ルートが解放される。
信長ルートの彼女を倒すと夢から覚めたように記憶を取り戻す。

だが…… 川|∀゚川



【東軍ルート】
家康に保護されるが、独りぼっちは嫌だといくら諌めても家康について戦場に出る。
家康と触れ合うにつれ、人には胸の奥に戦う理由があることを知るが、三成撃破後も自分の胸の奥にあるものを思い出せずに涙をこぼす。
「お市殿。メソメソと泣いてはいけない」
「…昔、誰かに同じように泣いてはいけないと言われたような…」
やがて市は、ようやく静かに眠るのだった…
このルートは浅井夫婦ファンの間ではもはや禁句となっている


【西軍ルート】
大谷吉継に囚われ、彼の傀儡となって各地の戦場で不幸を溜め込む。
そして関ヶ原で家康を倒すと、大谷はこれで念願が果たせると歓喜する。
しかし暴走する魔の手は大谷をも呑み込み、市の意識はそこで闇に閉ざされた…


【本能寺ルート】
呼び声にひかれ、謎の高僧・天海に会った市は、全ての記憶を取り戻す。
天海の目的は第六天魔王・信長の復活だった。
その望み通りに本能寺にてよみがえった信長の元へ向かう市。
信長を再び闇の底へ連れ戻す…それが自分が生き残った意味であると信じて…


4

長政のPC復活に伴い、再びの夫婦参戦。
気弱な部分は相変わらずだが記憶は失っていない。
しかし武器は3と同じ魔の手。どうやら兄が六魔ノ王を修得した関係で、血縁のお市も影響を受けたらしい。

長政に対しては一途に愛情を向け寄り添おうとしているが、義姉であるマリアに夫婦揃って振り回されており、彼女には苦手意識を持っている。
一方でマリア自身は弟夫婦が可愛くて仕方がないようなので中々複雑な関係。

また、以前から織田軍の勝家から執着されているが、あちらの一方的な片思いでしかなく、お市自身は勝家のことを「そういえばそんな人がいたかもしれない」程度にしか覚えていない。


【ドラマルート】
戦に出た長政の帰りを待っていたが、迎えに行った戦場で彼女が目にしたのは勝家に討たれた長政の姿だった。
しかし余りのショックにお市は、自分の中に長政を作り出してしまう。
お市と長政、二人分の言葉を紡ぐようになった彼女はその場で勝家を惨殺。
更には織田へと向かい、居合わせた秀吉、家康、義輝だけでなく信長をも殺害してしまう。

全ての敵を討ち滅ぼした独りの夫婦は、そのまま何処かへ消えて行った……



アニメ

一期から夫婦揃って登場するが、光秀の謀略で長政は死に、自身も最終回で信長に撃たれ死亡した
……筈が、二期で謎の復活
これはプロデューサーの力だった。
そのついでで松永久秀まで
「いつからあの場に隠し通路がないと思っていた?」
「なん…だと……?」
な感じで生きてた。

信長の魂を全身全霊で抑え込んでいたが、偶然居合わせた幸村に魔の力を持って襲いかかった末、彼の炎で魂が霧散。
その後織田残党に保護され、再び火が放たれた安土城を眺めながら「是非もなし」と呟くのだった。

そして劇場版では……




長政様が…全部追記・修正しろって…全部…全部…
全部全部、全部全部全部全部


全部全部全部全部全部全部全部全部全部
全部全部全部全部全部全部全部全部全部
全部全部全部全部全部全部全部全部…

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