Shadowverse

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Shadowverse - (2020/06/27 (土) 22:51:39) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2016/08/19 (金) 12:42:30
更新日:2024/03/25 Mon 18:07:09
所要時間:約 25 分で読めます





Shadowverse(以下シャドウバース)とは、Android/iOS/PC向けDCGアプリである。
開発は神撃のバハムートグランブルーファンタジーなどで有名なCygames。
カードのイラスト・キャラクターも神撃のバハムートの世界がベースとなっており(全てではない)、硬派な洋物ファンタジー系からいかにもな萌え系まで、様々な趣向のカードが混在している。
販促漫画として、漫画アプリ「サイコミ」で『SHADOWVERSE ありさデュエルバース』が連載中。

システムのベースは世界中で大ヒットを遂げたHearthstoneを明らかに模倣したものだが、絵柄だけでなく「進化」という独自システムなどによって強く差別化がされている。


基本ルール

  • 1から始まり毎ターンの開始毎に+1して回復するPP(上限10)を使ってカードを出していき、先に相手リーダーのHP(初期値20)を削りきった方の勝ち。
  • 初手は3枚、また3枚の中で要らないカードだけ選んで引き直すことができる。
  • 毎ターンのドロー数は1枚(ただし後攻のみ最初のターンだけ2枚引くことができる)
  • カードの使用には左上の緑丸の部分に書かれた数字分のPPを使用する。
  • カードの種類は3つ。
    • 場に残り体力(赤い盾の数値)・攻撃力(青い剣の数値)・効果が設定されているフォロワー
    • 効果を発動し場に残らないスペル
    • 場に残り効果を発動するが攻撃はできないアミュレット

  • フォロワーの体力はスペルによるダメージ、相手フォロワーから攻撃を受けた場合/相手フォロワーに攻撃した場合に相手フォロワーの攻撃力分削られる(リーダーが攻撃を受けた場合も相手フォロワーの攻撃力分体力が削られる)。
  • フォロワーは体力が0以下になると破壊される。
  • 出したフォロワーは通常は次の自分のターンまで攻撃できない(所謂召喚酔い)。
  • 先攻は5ターン以降に2回まで、後攻は4ターン以降に3回まで1ターンに1度進化が行える(進化出来る回数はEPで表される)。
    • 進化したフォロワーはステータスが上がり、上記の召喚酔い状態でも相手フォロワーにのみ攻撃できる。また、進化時に効果が発動するフォロワーも存在する。
      • 進化時の能力上昇は基本に+2/+2だが、進化時メリット能力持ちは基本+1/+1かそれ以下の幅となる。たまに例外もいる。

  • 手札の上限は9枚、場に出せるカードの枚数は5枚まで。上限いっぱいまで手札を保持している状態でドローすると、ドローしたカードは破壊され、そのまま墓地に送られる。なお、この時何を引いたかは確認できる。また、複数カードを展開する能力を発動した時に場が埋まっていると、そのカードは場外に押し出されそのまま消滅する。
  • デッキのカードは40枚。同名のカードは1デッキにつき3枚まで。
  • ドローするカードがない状態だと山札に死神が書かれたカードが置かれ、そのカードを引くと強制敗北となる(所謂ライブラリアウト)。

用語

  • プレイ
    • 手札からカードをPPを支払って場に出すこと。
  • ファンファーレ
    • プレイ時に発動する能力。他のカードの能力で召喚された際は「プレイ」ではないため発動しない。
  • ラストワード
    • そのカードが体力が0になるなどして破壊されると発動する能力。後述する消滅では発動しない。
  • エンハンス
    • 一部カードが持つ効果。「エンハンス〇」の数字以上のPPがある場合、通常時のコストの代わりにその分のコストを消費して追加効果などが発動する。
  • アクセラレート
  • 結晶
    • 一部カードが持つ効果。プレイに必要なPPが足りないときに後ろに書いてある数字以上のPPがあればその効果を持つスペル(アクセラレート)/アミュレット(結晶)としてプレイできる。
  • チョイス
    • 一部カードが持つ効果。「〇〇 △△」という形で2枚のトークンカードが記されており、「〇〇」か「△△」のどちらか一方のカードを選択する。
  • ユニオンバースト
    • 一部カードが持つ効果。10ターン目以降にプレイした場合に追加効果などが発動する。エンハンスとは異なり、発動する場合でも必要コストは変化しない。
    • また、ユニオンバースト効果を持つカードが手札にある状態で自身の場のフォロワーが進化すると、その度に発動するターンが1ターンずつ早くなる。
  • 融合
    • 手札にあるときに1ターンに1回だけ指定されたカードをそのカードに合成できる。合成した枚数およびカードによってより強力な効果が発動する。
    • 融合に使ったカードは公開されないが、融合先のカードと枚数は相手に公開される。
  • 破壊
    • カードが墓地に行くこと。ラストワードはこの際に発動する。
    • 「バトル中に破壊された」という条件を満たすには、場で破壊されている必要がある。
  • 消滅
    • カードが場から消えること。上記の破壊とは違いラストワードは発動せず墓地も増えない。
  • 疾走
    • 召喚酔いせず、出した瞬間からリーダー・フォロワーに攻撃できる効果。所謂スピードアタッカー。
      こちらはファンファーレではないため他のカードによる召喚でも適用される。
  • 突進
    • 召喚酔いしないが、疾走と違って出したターンに攻撃出来るのはフォロワーだけで、リーダーには次のターンにならないと攻撃できない。
  • 必殺
    • 戦闘を行った相手を結果に関わらず破壊する。
    • 戦闘結果の後に適用されるので相手フォロワーからのダメージは通常通り受ける。
  • 守護
    • 相手はこの効果を持つフォロワーがいる間、このフォロワー以外に自軍のフォロワーでの攻撃ができなくなる(スペルなどでの所謂“焼き”は他のフォロワーにも可能)。
      ただし守護持ちが複数いる場合は攻撃側で選択が可能。
  • 潜伏
    • 相手はこの状態にあるフォロワーに対して、自分のフォロワーによる攻撃、及びスペル等の効果の対象に選択することが出来ない。
    • 潜伏状態のフォロワーが攻撃すると潜伏状態が解除される他、潜伏状態でも対象を選択しないカード(ランダム除去等)の効果は受ける。
  • 直接召喚
    • 条件を満たすと、この効果を持つフォロワーやアミュレット等がデッキに残っている場合に限り、デッキからノーコストで自分の場に直接召喚される。
    • 条件を満たした後の自分のターン開始時、条件を満たした瞬間など、召喚タイミングはカードによって異なるが、自分の場に空きがない場合は召喚されない。
  • カウントダウン
    • アミュレットについている効果。自身のターン開始時に1ずつ減少し、0になった際にそのアミュレットは破壊される。
  • リーダー効果
    • 場のフォロワーではなく、リーダーに付与される効果。「一度発動すればリーダーはこの効果を失う」などの制約がない限りは永続効果となる。
    • 同じ効果持ちカードを二度以上プレイした場合に重複するかどうかはカードによって異なるが、異なる効果であれば付与できる数に制限はない。
  • ○/△
    • フォロワーのスタッツの表記。○に攻撃力、△に体力が入る(例えば攻撃力4 体力3のフォロワーは4/3となる)
    • また+が付いている場合はその分攻撃力や体力が上がることを示す(+1/+2なら攻撃力+1・体力+2という意味となる)

カードパック(ガチャ)

毎日のミッションやアチーブメント、アリーナの報酬やプレゼントで貰えるパックチケット、
同じくミッションやアチーブメント、アリーナの報酬でもらえるルピ、
課金で手に入るクリスタルで引くことが出来る。

ミッション等で貰えるパックチケットは『クラシックカードパックチケット』『ダークネス・エボルヴカードパックチケット』といった名前の通り、それぞれのチケットに対応したパックと引き換える事しかできない。

必要数は1回につきそれぞれ1枚or100ルピor100クリスタル(1日1回のみ50クリスタル)で、カードが8枚引ける。
レア度はそれぞれブロンズ<シルバー<ゴールド<レジェンド(虹色)

余ったカード・不要なカードはレッドエーテルに分解でき、レッドエーテルを消費して好きなカードを生成できる。
ただし、分解してえられるのは同じレアの生成にかかるレッドエーテルの3分の1程度(あるいはそれ以下)程度なので
よく考えて分解・生成する必要がある。

たまに出るプレミアムカードと呼ばれる別バージョンのカードは、分解した際に普段より多くのレッドエーテルが入手できる(おおよそ2.5倍のエーテルが手に入る)。
外見のエフェクト以外は通常版のカードと全く同じ扱いなので、コレクションや絵柄にこだわらないなら積極的に売ってしまっていいだろう。
ただしプレミアムカードの生成には購入に30000レッドエーテルかかるプレミアムオーブが必要となるため、
コレクションを考えるのであれば売却の判断は慎重に。

また、初期から持っているカードとストーリーによって入手できるカードは『ベーシックカード』と呼ばれ、
これらはノーマル/プレミアムどちらの場合でも、分解することも生成することもできない。

ゲームモード

ソロプレイ

文字通り一人用モード。
後述するメインキャラクターのストーリーをプレイするストーリーモードと、
デッキをCPU相手に試せるプラクティスモードがある。

ストーリーモードでは各キャラクターの各章をクリアするごとに報酬がもらえるため、初心者の練習にはもってこい。
また、ストーリーモードの報酬でもらえるカードはどのクラスのものも有用性が高いため、各クラスのデッキを強化するためにもクリアした方がお得。
+ ストーリー一覧
  • 災いの樹編
謎の構造物「災いの樹」を巡る物語。
各クラスのメインキャラクターの紹介も兼ねたストーリーであり、終盤では各キャラクターの抱える心の闇などが明かされる。
また、このシナリオの後半あたりからCPUが複数クラスの混合デッキを使うようになる。
  • ギルド騒乱編
5つのギルド*1で構成された国「イズニア」を舞台とした物語。
このシナリオからメインシナリオ限定の特別なカードが登場する。
  • 機械反逆編
冷酷な独裁者「ベルフォメット」に支配された機械の国「アイアロン」を舞台とした物語。
第12弾カードパック「鋼鉄の反逆者(リベリオン)」はこのシナリオをテーマとしたカードパックとなっている。
外部からの介入によりイザベル・ルナ・ユリアス・ユアンの4人しかこちらに行き着いていないため、4人分のシナリオのみとなっている。
  • 自然鎮魂編
暴走し大地を穢すようになった創造神「母なる君」に対し、対話での解決を目指す「穏健派《スコル》」と排除での解決を目指す「過激派《マーナガルム》」分断された世界「ナテラ」を舞台とした物語。
第14弾カードパック「森羅咆哮」はこのシナリオをテーマとしたカードパックとなっている。
上記の機械反逆編に居なかった面々が辿り着いた世界であり、こちらも4人分のシナリオのみとなっている。
  • 天地侵略編
機械反逆編ラストでの悪足掻きによって新たな力を手にし、平和となったナテラに侵攻を始めた「ベルフォメット」との最終決戦を描いたシナリオ。
第16弾カードパック「ナテラ崩壊」はこのシナリオをテーマとしており、紹介PVもカードパックの紹介というよりシナリオの予告編のような内容となっている。
事実上の機械反逆編、自然鎮魂編の2つに対する真の最終章となっており、他のシナリオの最終章のように共通シナリオとなっている。

ランクマッチ/フリーマッチ/ルームマッチ

対人戦モード。フリーマッチとランクマッチはランダムでマッチングする不特定多数の相手と、
ルームマッチは部屋を立てて特定の相手と戦うことが出来る。

ランクマッチとフリーマッチはルールこそ一緒だが、ランクマッチでは勝敗によって「BP」という数値が上下し、
一定の値分貯まるとランクが上がり、逆に一定の値よりも低下するとランクが下がる。

ランクはBeginner0から始まりBiginner0~3→D0~3→C0~3→B0~3→A0~3→AA0~3→Masterと
言った具合に上がっていく。

Cランクからは、次のランク帯(Cの場合はB)にあがる際に昇格戦というものが発生し、
○戦中△勝という条件を満たすまで次のランク帯に上がれない。
(達成に失敗してもデメリットはなく、昇格戦に再挑戦という形になる)

また、シーズンごとにMasterの更に上のGrandMasterに昇格することができる。
要求されるポイントは10000と非常に多いが、その分報酬も弾む。
こちらは通常のランクと違い、新弾が出るごとにリセットされる(Masterに戻る)。

また、同じランク帯ならランクは負け続けると下がってしまうが1つ下のランク帯まで下がることはない。
(例えばB1で負け続ければB0となってしまうが、B0で負け続けてもC3に落ちることはない。)

ルームマッチは、誰かが部屋を立てている間だけ番号が発行され、その番号を入力することで任意の部屋に入場できる。
フレンド登録しているプレイヤーをルームマッチに誘うこともできる。
一応勝敗は表示されるが、ポイントの増減は一切ない。

アリーナ

2pick

所謂リミテッド。ランダムで抽選された3クラスの中から好きなモノを選び2枚1セットで
2セットずつ出てくるカードのどちらかか片方を選び続けて30枚のデッキを作成し、そのデッキで5回戦うモード。
運に左右されやすいがそれはお互い様なので、運次第では遥か格上の相手に勝つこともある。

また、自分の持っていない高レアカードも使えるため、選択したクラスでどんなカードがどう強いのか調べたりもできる。
場合によっては構築では役立たずなカードが猛威をふるうことも有り、逆に構築では強力だがこちらでは役立たずということもあり普段とはまた違った選択が求められる。

報酬は例え一度も勝てなくてももらえるが、勝ち数が多いほど報酬は豪華になる。
(カードパックチケット1枚が確定でもらえ、勝数に応じてルピなどが増える。
おおよそ4勝すると多少上下するものの参加費である150ルピ程度貰える。)
ちなみに、1回のプレイには専用チケットが1枚か150ルピ、150クリスタルが必要。

グランプリ

特定の期間のみ開催されるゲーム内大会。
自分で構築したデッキを用いて決まった回数の試合を行う。
試合はBO1形式で行われ、挑戦は毎日3回まで行うことができる。
1日1回は無料で挑戦することができ、残りの2回はチケット、150ルピ、150クリスタルのいずれかが必要。

「ラウンド1」「ラウンド2」「決勝ラウンド」の3つのラウンドに分かれており、
ラウンド1で5戦中4勝以上で「Aグループ」に進出、5戦中3勝で「Bグループ」に進出。
ラウンド2から2つのグループに分かれて進行し、Aグループなら5戦中4勝以上、Bグループなら5戦中3勝以上で決勝ラウンドに進出。
決勝ラウンドで全勝すれば、そのグループ内で優勝となる。

参加したプレイヤーには報酬も用意されている。
ラウンド1で全敗した場合でも報酬は存在するが、成績に応じてどんどん豪華になっていく。

対戦フォーマット

2017年12月29日より導入。所謂「スタン落ち」。

ローテーション

ベーシックカードに加え最新5弾に収録されたカードのみ使用可能なフォーマット。
環境に大きな変化をもたらすこと、ユーザー間のカード資産の差を埋めることを目的としている。
所謂「スタンダード」ルール。

アンリミテッド

すべての弾のカードが使用可能なフォーマット。
好きなカードを使い続けたい古参ユーザー向け。
ただし、一部カードは制限によってデッキに1枚しか入れられない。
使用できるカードが多いだけあって、非常にダイナミックな環境。

リーダー/クラス

クラス毎に使用できるカードが違い、ニュートラルを覗いて同じクラスのカードしか使用できない。
また、各クラスにはメインキャラクターがおりソロプレイのストーリーでは彼らを中心に物語が展開される。

アリサ/エルフ


「私だって戦えるんだから!」「私の矢が、あなたを貫く!」

個別記事を参照。

エリカ/ロイヤル

CV:石上静香

「どうぞお覚悟を」「ここで死んでいただきます」

個別記事を参照。

イザベル/ウィッチ

CV:佐倉薫

「手加減なしよ、本気で行くわ!」「私の魔法にひれ伏しなさい!」

個別記事を参照。

ローウェン/ドラゴン


「家族を守るために!」「竜さえ屠る俺の一撃、受けてみろ!」

個別記事を参照。

ルナ/ネクロマンサー


「パパ、ママ、ルナを守ってね」「ルナのお友達になってくれる?」

個別記事を参照。

ユリアス/ヴァンパイア


「退屈させてくれるなよ?」「私を楽しませてくれたまえ!」

個別記事を参照。

イリス/ビショップ

CV:井上喜久子

「光が貴方を導くでしょう」「この過酷溢れる世界に救いを…。」

個別記事を参照。

ユアン/ネメシス

CV:柿原徹也

「始動。展開。発動。」「俺は復讐を果たす!」

2017年12月29日、第7弾「時空転生」リリースとともに追加された新クラス。

個別項目を参照。

その他/ニュートラル

全クラスに入れることの出来るカード。ステータスの底上げなどの補助系からフィニッシャーになりうるカードまで多種多様なカードが揃っている。

◇カードの一例

+ スタンダードパック
2コスト フォロワー
0/2 守護
ラストワード カードを1枚引く。
「リンゴーンリンゴーン!」
攻撃力0の守護持ちとまさにただの壁だが、破壊された際に手札を1枚ドローできる。
序盤にとりあえず出すのはもちろん中盤当たりの足止めにも使うことが出来る。
汎用性の高さから重いデッキでは採用されることが多く、
召喚時に妙に耳に残るボイスで上記の台詞を発しながら登場するため印象に残りやすい。
某動画投稿サイトの大百科では単独記事ができていたり、MAD動画が作られていたりと妙に愛されている。
最近では遂にCMデビューも果たした。「どすこーい!」
  • ウルズ
4コスト フォロワー
3/3
ファンファーレ 自分の他のフォロワー1体か相手のフォロワー1体を破壊して、それと同名のフォロワーを場に出す。(相手のフォロワーを破壊したなら、相手の場に出す。)
場のフォロワーを再召喚するという変わった効果を持ったフォロワー。
そのまま使うだけでは何のアドバンテージも取れないが、
  • ラストワード持ちのフォロワーに使ってラストワードを起動する
  • 疾走・突進持ちフォロワーに使用することで疑似的な二回攻撃
  • バフの掛かった相手フォロワーに利用してバフのリセット
など攻防一体で非常に使用用途が広い。
主にラストワードが多いネクロマンサーや、疾走が多いドラゴン・ビショップで使われる事が多い。
  • 冥府への道
4コスト アミュレット
自分のターン終了時、自分の墓場が30枚以上なら、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに6ダメージ。
条件こそ面倒だが成立すれば自身のターン終了時に相手全体に6ダメージを与える。
発動すればまず相手の場を一掃した上でリーダーにダメージを与えられる上、
アミュレットの破壊は現状限られた手段しか無いためほぼ勝ちが確定する。
欠点は墓地に30枚必要なこと、デッキが40枚なため工夫しないとデッキ切れを起こしやすい。
また、時間がかかる都合上発動前に攻められ続けると厳しい。

量産しやすいフェアリーで墓地をカサ増しできるエルフと相性がよく、「冥府エルフデッキ」などと呼ばれる。
  • ルシフェル
8コスト フォロワー
6/7
進化前 自分のターン終了時、自分のリーダーを4回復。
進化後 自分のターン終了時、相手のリーダーに4ダメージ。
「世界の調和こそが、私の望みだ!」
ターン終了時に進化前はリーダーを4回復し、進化後は相手リーダーに4ダメージをそれぞれ与える。
進化後の効果で守護を無視して相手にとどめを刺すことはもちろん、
進化権が残っている状態で意図的に進化せずにターン終了し、回復しつつ相手にプレッシャーを掛けることもできる。
進化せず4回復しても相手フォロワーを放置して殴られては焼け石に水、しかし進化して盤面処理しようとすると回復できない……と言うジレンマに悩まされていたが、「バハムート降臨」で登場した「サハクィエル」を併用する事で、
「コスト7でサハクィエルによってルシフェルを突進付きで踏み倒して相手フォロワーを破壊→ターン終了時に4回復してサハクィエルのデメリットで手札へ戻る→コスト8でルシフェルを出し4回復」
の流れによって粘り強く戦う事ができる。

ビショップの「エイラの祈祷」と合わせると回復しつつスタッツが上がっていくため、進化権がなくとも相手にとっては相当のプレッシャーとなる。
また進化時のスタッツの上がり方は基本的には+2/+2なのだが、彼は珍しく+3/+1されて9/8となる。

レジェンドカードだがCM公開記念で全ユーザーに配布された。その前に生成した人は泣いていい。
進化すると堕天するため、出して即進化する動きが即落ち2コマなどと言われる。
「かつて私は… 希望を信じていた」
  • サタン
10コスト フォロワー
6/6
ファンファーレ 自分のデッキをアポカリプスデッキにする。
「絶望よ、来たれ」
本人はそこまで強くないが、ファンファーレでデッキを以下の凶悪カード10枚で構成されたアポカリプスデッキに変える。
3×サタンズサーヴァント 5コスト 13/13
3×沈黙の魔将      6コスト 8/8 疾走
3×ディースの裁き    7コスト 相手フォロワーまたはリーダーに7ダメージ&自身のリーダーを7回復
1×アスタロトの宣告   10コスト 相手リーダーのHPを1にまで減らす。
速効性こそ無いもの、一度これらのカードをプレイし始めるともはや対処不能に等しく、
遅いデッキにとりあえず挿せばフィニッシャーにできてしまうためサタンゲーなどと言われることも珍しくない。

特にPPブーストなどによって速攻で出すことが可能なドラゴンや、
守護持ちが多く守護の陽光によってサタンやアポカリプスデッキの面々にも守護を付与して隙を無くすことが出来るビショップとは相性が良い。

一応、10枚しかデッキがなくなりそれまでのデッキは無くなる。が、どのカードもフィニッシャーたりえるので大体はデッキ切れの前に決着は着く。
しかし、サタンが10コスである都合上、よほど変な運用をしない限り展開がサタン召喚の次ターン以降になるために少なくとも1ターンの猶予は相手に与えてしまう他、
デッキの内容が重く全体除去などは無いので横の展開に弱い等の弱点があり、
特にロイヤルやヴァンパイア等の速攻を得意とするタイプのデッキには出した次のターンで逆にトドメを刺されてしまうこともままあるため、
確かに強力なカードなのだが、戦況を見極めないと実質PPの無駄遣いとなってしまうこともある。なんとも悩みの尽きないカードである。

CM放送記念第2弾で味方単体に強力なバフをかけるフォロワー『ガブリエル』と一緒にこのサタンも配布された。
これによってスタンダードパックのニュートラルレジェンドは全て1枚ずつ配布されたこととなる。

「地獄の底で、また会おう…」
+ ダークネスエボルヴ
  • ユニコーンの踊り手・ユニコ
2コスト フォロワー
2/2
自分のターン開始時、自分のリーダーを2回復。
「ユ…ユニコ、がんばります!」「るんるるん♪」
2コス2/2の良スタッツに加え、ターン開始時に体力を2回復する。
PP2時点だとこいつを無視して顔を殴っても次ターンでまずチャラにされるので、実質守護持ちみたいな感じで使える。
相手が攻めあぐねている中盤や終盤にこっそり出してもいやらしい。
ベルエンジェルの立場を奪った存在。
  • ダークエンジェル・オリヴィエ
9コスト フォロワー
4/4
ファンファーレ 自分のEPを3ポイントにする。
「新たなる世界を求めて!」
このカードパック「ダークネスエボルヴ」の目玉とも言えるカード。
効果は単純明快で進化権を3回に回復させるという代物。先攻でも3回になる。
追加で進化権を3回使えるアドバンテージそのものも強力だが、
これを主軸にしていると中盤であっても進化権を遠慮なく使えるようになるのも、ある意味では彼女の長所かもしれない。
欠点はコストの重さとそれに対するスタッツの低さ。
彼女自身に進化を使うと考えても6/6なため、場合によっては相手フォロワーの駆除すら出来ないことも。
+ バハムート降臨
  • バハムート
10コスト フォロワー
13/13
ファンファーレ 他のフォロワーすべてと、アミュレットすべてを破壊する。
相手の場にフォロワーが2体以上いるなら、このフォロワーは相手のリーダーを攻撃不能。
「全ての神々と居並ぶ至高にして最強の竜。高貴なる漆黒の姿を持ち、その美しさはこの世全ての創造物を圧倒する。」
『バハムート降臨』のパック名の由来となった最強の竜。…あれ、ドラゴンクラスじゃないのかって?やめてください!泣いているインペリアルさんだっているんですよ!
それはともかく、最高のコストにふさわしい圧倒的なステータスと、登場時にフォロワーもアミュレットもまとめて一掃する、
プレイ時に竜の影が飛んでくる演出もあってとにかくインパクト抜群のフィニッシャー。
これを何枚も出されるだけで相手のやる気はガリガリ削られていくだろう。『セラフビショップ』にはスルーされるかもしれないが。
相手の場にフォロワーが2体いればリーダーを殴れないデメリット効果も持つが、全体除去カードと組み合わせれば無問題。
確定除去を使われるとどうしようもないが、そこはプレイングで先に使わせたりするしかない。
ドラゴンデッキやコントロールデッキのミラーマッチだと度々このカードが投げ合われる光景が見られる。
その事を嫌うプレイヤーからはエロメンコ呼ばわりされることも。
  • 覇食帝・カイザ
3コスト フォロワー
2/2
ファンファーレ 『アルティメットキャロット』1枚を手札に加える。
※アルティメットキャロット 2コスト 2/2 ラストワード 『アルティメットキャロット』1枚を手札に加える。
「究極の食材よ!来たれ!」「煮てよし!焼いてよし!」
とにかくその何回聞いても社長なテンションから壮大な出オチ感漂うフォロワー。
しかし性能的にはすこぶる優秀で、手札を減らさず展開を続けられるのはかなり優秀。
  • 手札の枚数に効果を依存するカードを多く使う【ディスカードドラゴン】や【白狼白銀エルフ】
  • 場のフォロワーを破壊して効果を得るカードを主軸とする【ラストワードネクロ】
  • 手札・場のニュートラルを『不思議の探求者・アリス』で一気に強化して早期の決着を狙う【ニュートラルアグロ】
などのデッキによく入っている。
ただやっぱりそのキャラが強烈なため、実装直後の特にフリーでは、カイザの雄々しい叫びがよくこだましていた。
  • ミニゴブリンメイジ
3コスト フォロワー
2/2
(修正前)ファンファーレ コスト2のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
(修正後)ファンファーレ コスト2以下のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
「ピカピカ見つけたゴブー!」
所謂サーチカードの一種、2コストを1種類のみに絞っておけば確実に引き寄せられる。
また5コストフォロワー「歴戦の傭兵・フィーナ」の進化時効果で手札に加えることも可能でその際にはコスト0となる。

そしてこの「2コストを引き寄せられる効果」と「0コストで溜めておいてプレイ回数を稼げる」という2点を
エルフカードのリノセウスと組み合わせたワンターンキルエルフ(通称OTKエルフ)が大流行、
守護さえなければ7~8PP程度で20ダメージを狙える凶悪さから一躍ドロシーウィッチと並んでTier1デッキとして猛威を奮ったが
ウィッチクラスの凶悪カード「ルーンの貫き」を下方修正するにあたって1強とならないように彼女も弱体化。
エルフクラスの強みであった1コストの強カードで2コストフォロワーを1種類に縛る弱点を補うということが難しくなった。

+ 神々の騒乱
  • ゼウス
10コスト フォロワー
5/10
【疾走】
【必殺】
【守護】
「我こそ唯一にして無二たる神なり!」「神なる者の怒りを知れ!!」
非常に短いテキストながらも書かれていることは最高コストレジェンドにふさわしいまさに神様。
効果の派手さは前弾のバハムートには劣るものの、耐久寄りのスタッツに必殺と守護がついているため、除去カードがない限り倒すのは非常に困難。
また疾走もあるためサハクィエルで出しても問題なくリーダーを攻撃できるので奇襲にも使える小回りが利くフォロワーである。
  • イスラーフィール
9コスト フォロワー
8/8
ファンファーレ 自分のリーダーを4回復
攻撃時 相手のフォロワー全てと相手リーダーに2ダメージ。
「悲しみを歌いましょう……。」「奏でるは悲しみの調べ……!」
コストが重いためおいそれと出すことは出来ないが、それに見合うカードパワーを持つフォロワー。
攻撃出来れば小型フォロワーを一掃しつつ大ダメージを叩き込める
単体で使っても強いうえ、前述のサハクィエルとゼルのコンボを用いれば一撃で相手を沈めることも可能だった。
ゼルがナーフされた現在でもサハクィエルの効果で出す筆頭候補としての地位を確立している。
  • 風の軍神 グリームニル
3コスト フォロワー
2/3
守護
ファンファーレ エンハンス10 相手のリーダーと相手のフォロワー全てに1ダメージ。これを4回行う。
「さあ!その胸に刻むがいい!!我こそは軍神!踊り狂う暴風!グッリィィィィィムニル!!!」
そのとってもうるさい耳に残るセリフでユーザーの腹筋を崩壊させた軍神様。
しかし、ボイスのネタっぷりとは裏腹に効果は強力そのもので、エンハンスが発動すれば相手のフォロワーを除去しつつリーサル圏内に持っていくことが出来る。
さらに、序盤中盤で出しても3コスト2/3の守護という非常に扱いやすい能力の持ち主であり、基本どの盤面で出しても腐ることはない。
余程特殊なデッキ以外では採用が検討できるその驚くべき汎用性に加え、次の弾のワンダーランドドリームズにおいて低コストのニュートラルフォロワーが超強化された影響でこのカードの使用率もどんどん上がっていったことを危惧されたのか、
7/30のアップデートにてリーダーへのダメージ効果が削除された。
+ ワンダーランドドリームズ
  • 不思議の探究者・アリス
4コスト フォロワー
3/4
ファンファーレ 自分の手札のニュートラル・フォロワーすべてと自分の他のニュートラル・フォロワーすべてを+1/+1する。
「不思議な世界、素敵な世界!」「この世界を変えないと!」
ニュートラル限定ながら凶悪なバフ効果を持つフォロワー。
今までネタに過ぎなかったニュートラル軸のデッキを主力にまで押し上げた一番の要因。
先行の1・2・3コストできっちり展開された後にこいつを出す動きは返すことが困難な盤面の一つとしてトラウマになっている人も多い。
  • 鏡の世界
2コスト スペル
カードを1枚引く。
コスト7以下の自分の手札と、コスト7以下の自分の場のカードすべては、ニュートラル・カードになる。
クラスカードをニュートラル扱いにできるスペル、これによってニュートラルに依存したカードをクラスカードで起動することができるため戦略の幅が広がる。
しかし、あまり過信しすぎるとこれを引けない時の動きが悲しすぎる結果となるので注意が必要。
  • 魔海の女王
10コスト フォロワー
7/7
ファンファーレ 手札のニュートラル・カード(魔海の女王を除く)1枚と、ニュートラルでないカード1枚のコストを0にする。その後、それら以外の手札をすべて捨てる。
「泡沫の夢、叶えてやろうか?」
手札を失うデメリットの代わりにクラスカードとニュートラルカードをそれぞれ1枚ずつ踏み倒すことのできる文字通り泡沫の夢をかなえてくれるフィニッシャー。
ウィッチならば高コストニュートラルと次元の超越、ドラゴンならばジェネシスドラゴンとフォロワー1体を再び攻撃可能にする「癒しの奏者・アンリエット」による2連続攻撃などロマンあふれるコンボを狙うことができる。
実はシャドウバース史上初のプレイヤーが2枚選択することのできる効果を持つカードだったりする。



「リンゴーンリンゴーン」
「竜さえ屠る俺の追記・編集、受けてみろ!」
「そぉれ!」

「なんだって!?」


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