Bビーダマン爆外伝

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Bビーダマン爆外伝 - (2015/04/23 (木) 15:48:17) の編集履歴(バックアップ)


登録日: 2011/08/04(木) 17:49:56
更新日:2023/11/18 Sat 23:06:23
所要時間:約 7 分で読めます




「B(ボンバーマン)ビーダマン爆外伝」とは1998年にテレビ朝日系で放送していたアニメ。
ボンバーマンとしてもビーダマンとしても初のTVアニメ作品。
続編は『Bビーダマン爆外伝V』。


ビーダマンたちがSD体型のロボット「ビーダアーマー」に乗って戦うロボットアニメだが、一切アーマーに乗らないギャグ回があるなどロボットものとしてはライト。
しかしビーダアーマーのデザインや合体の完成度・ストーリーやギャグのテンポの良さ・OPEDなど、今でもファンはおり評価は高い。
スタッフが共通しているだけあり、全体的にSD体型の勇者ロボっぽいのはご愛嬌。
そして今見るとサブキャラも含め声優陣が非常に豪華である。


版権で多く障害があると思われ、他の作品に参戦どころかDVDすら出ておらず現在では視聴すること自体困難だが、
当時は漫画・カードゲーム・キャラソン等が出ていてかなりメディアミックスしていた。


そもそも「爆外伝」とは旧タカラが発売していたビーダマンの玩具シリーズで、当時第3シリーズの「III」まで出ていた。
この作品はその第4シリーズ「IV」のアニメ化であるため、本来なら「Bビーダマン爆外伝IV」というタイトルがふさわしい。
それまでは漫画や模型のパッケージ裏で断片的に設定が語られていた。
要するにタカラ版SDガンダムである。

だが、初アニメ化なのに「IV」というのはおかしいだろうという理由で「IV」を外したのだろうと考えられている。
続編の『Bビーダマン爆外伝V』が「V」(ファイブ)とかかっていて丁度良くなったのはある意味皮肉である。

ちなみに放送時間が途中で土曜17時→日曜7時に変更されていて、土曜17時の前番組はあの勇者シリーズ(ガオガイガー)
また、このアニメが日曜7時に移ったのが今のいわゆるニチアサキッズタイムの始まりである。
当時のラインナップは爆外伝→電磁戦隊メガレンジャー(星獣戦隊ギンガマン)→ビーロボカブタック(テツワン探偵ロボタック)→夢のクレヨン王国である。

◆ストーリー
最初の1・2話は玩具シリーズの前作である「III」を2話のダイジェストでまとめた伝説編から始まる。
なので実質的には3話から本筋が始まると言っていい。

ビーダシティに住むしろボンは、遠くの街から引越してきたというグレイボン博士とあおボンに出会った。
博士が言うにはビーダシティを「ダークビーダ」と呼ばれる者たちが狙っていて、博士はそれを防ぐためにやってきたと言うのだが…?


◆主な登場キャラクター
○しろボン(CV.桑島法子)
主人公。正義感の強い、空を飛ぶのが夢の少年。
死亡フラグはないが、瀕死の重傷を負ったことはある。
パートナー:カゼ丸(CV.長島雄一)
搭乗機:ホワイトゲイル→ホワイトゲイルII→ホワイトブロス
連射性能と飛行性能が高い機体が多い。

●あおボン(CV.小桜エツ子)
気弱で引っ込み思案な少年で、グレイボン博士の孫。
誰に対しても丁寧で、語尾に「○○です?」と付けるのが癖。ん?
パートナー:ルイルイ(CV.川上とも子)ちなみに♂
搭乗機:ブルースナイパー→ブルーブレイバー
どちらも精密射撃に優れた機体。

●きいろボン(CV.真殿光昭)
お金に目がない関西弁。
お笑い好きで本人もギャグを連発するが、低レベルなダジャレなので相棒のポニコーンしか笑わない。
そのギャグのあまりのつまらなさで街に億単位の被害を出したことがある。
パートナー:ポニコーン(CV.園部啓一)
搭乗機:イエローシューター→イエロークラッシャー
ドライブショットで威力を追求している。

●くろボン(CV.関俊彦)
クールでキザな謎の人物。
しろボンたちのピンチ(大体Bパート後半)にどこからともなく現れ、その圧倒的な実力で敵を蹴散らして美味しいところだけ持っていく男。「俺、参上!」とか言わない。
終盤で彼の重要な秘密が明かされる。
他キャラの手がボンバーマンっぽい真ん丸なのに対して、何故か彼だけ手袋を嵌めた手に指がある。
パートナー:ヒリュー(CV.安井邦彦)
搭乗機:ブラックガトリンガー→ブラッククラスター→ブラックデバスター
しろボンよりも更に連射性能を重視。

●あかボン(CV.佐久間レイ)
レギュラー陣の紅一点で、多分ヒロイン。
周囲に自分のことを「レッディ」と呼んでと言っているが結局一度も呼ばれたことがない。
初期はしろボン達と一緒にアーマーで戦闘していたが、終盤はサポート役になってしまった。
パートナー:ピポ(CV.本井えみ)
搭乗機:レッドバスター→フレアードラゴン
前者は連射が得意な砲撃戦型、後者は「パロ伝」の在庫処ぶ…輸送・サポート向け。

●グレイボン博士(CV.津久井教生)
あおボンの祖父(グランパ)。ダークビーダに対抗するためビーダアーマーを開発し、ビーダシティにやってきた博士。
年配者だが中の人は孫と同年代。

●モミテボン(CV.子安武人)
ダークビーダ側に付いているビーダマン。だが悪人ではない。
その名の通り揉み手が得意で、四天王に媚びまくっているが結局コキ使われている。
語尾には「○○ヨ~ン」とつく。
作中一の愛すべきバカでネタキャラでテラ子安。前述のカードゲームで「テモミボン」と誤植されたりしている。


以下ダークビーダ
ドラーケン(CV.安井邦彦)
第一のダークビーダ四天王。
モミテボンにとにかくヨイショさせる男。プリティーにカッコいいドラーケン様。
搭乗機:鋼蒼竜(ハガネソウリュウ)
腹部から二連メタルビーダマ(金属球)を発射するダークメタルショットが必殺技。

ティーゲル(CV.堀秀行)
第二のダークビーダ四天王。
後先構わずぶっ放してはエネルギー切れを起こし、
最後は部下が敵をはめるために作られた罠を知らずにハマるなど、四天王一の脳筋でバカ。
搭乗機:銕白虎(クロガネビャッコ)
腹部から大きめのメタルビーダマ・プライマリ、頭部から通常サイズのメタルビーダマ・セカンダリを発射するダークビーダカノンが必殺技。

●シュリンゲ(CV.松本梨香)
第三のダークビーダ四天王で紅一点。
巨乳美女パープルさんとしてしろボンたちに迫るなど頭脳派。
しろボンたちに「シュリケン」だの「シュリリンゲ」だの名前を間違えられるのがお約束。
搭乗機:翼朱雀(ツバサスザク)
腹部から一発、頭から一発、両肩から二発ずつメタルビーダマ(玩具では両肩からBB玉)を発射するヘキサメタルショットが必殺技。

●シルドーク(CV.秋元羊介)
最後のダークビーダ四天王。
過去にダーク皇帝に反逆し投獄されたが脱獄した。
素手でアーマーを持ち上げるなど、彼自身が凄まじいパワーの持ち主。ん?
プラネットエネルギーの力を得て再びダーク皇帝に挑むが…
搭乗機:鎧玄武(ヨロイゲンブ)
頭部から巨大ビーダマ(玩具ではビーダカプセル)を発射するメガメタルカノンが必殺技。その他、腹部から通常のメタルビーダマも発射する。

ダークノストラ(CV.菅原正志)
投獄されたシルドークの代わりに四天王の座についたが…

●ダークプリンス(CV.林延年)
四天王をも上回るダークビーダ最強の戦士で、プラネットエネルギーでパワーアップしたシルドークすら一撃で倒すほどの実力。
その正体は…
搭乗機:銀戎瑠(シロガネエビル)
無人のサポート機「クラヤミ」を従えている。

●Dr.シャドー(CV.掛川裕彦)
かつて師とグレイボン博士と共にアーマーを研究していた仲間。
だがグレイボンのくだらない研究ばかりが師に認められることが許せず、自分の方が上だと証明するためダークビーダの科学者となり、ダークアーマーを作り上げる。

●ダーク皇帝(CV.大友龍三郎)
ダークビーダを統べる黒幕。見た目はこのロリコンどもめ!

◆合体アーマー
  • セイントブラスター
ホワイトブロス+ブルーブレイバー+イエロークラッシャーの三体合体の巨大アーマー。
必殺技は「ブラスターカノン」
どことなく、合体がゴッドシグマに似ている。

ガンガン荒波越えて!ダンダン大地を蹴って!行くぞセイントドラゴン!
ホワイトブロス+ブラックデバスター+ブルーブレイバー+イエロークラッシャーの四体合体の巨大アーマー。
必殺技は「セイントファイヤーボレイ」
合体した全機のコックピット部分が露出する。
オープニングで盛大に歌われている割に、搭乗するのは最終話のみ。

  • ダークネスドラゴン
四天王のアーマー四体が合体したドラゴン型アーマー。
アニメだとほっそりしていて非常にかっこいいが、実物の玩具は少々不恰好。
必殺技は全身から全弾発射する「ダークネスボレイ」

  • ブリザードエビル
銀戎瑠とクラヤミが合体した巨大アーマー。
必殺技は「ブリザードカノン」

  • ブリザードドラゴン
銀戎瑠とクラヤミのもう一つの合体形態でこちらはドラゴン型。
必殺技は同じく「ブリザードカノン」



◆主題歌
OP1「きっと明日は晴れるから」河合美智子

OP2「GOGO!爆外伝」マキ凛子

ED1「そらのかけら」吉川麻衣子

ED2「君がいて僕がいて爆外伝」マキ凛子&水木一郎

ED3「ともだちがたからもの」マキ凛子



よいこボン「アニヲタWikiはしっかりりどみを読んで、ルールを守って追記・修正しよう!ビーダマンと約束だ!」

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