FINAL FANTASY Ⅷ

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FINAL FANTASY Ⅷ - (2014/10/18 (土) 11:08:22) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/01/25(月) 13:30:50
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&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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遠く、潮騒が聞こえてくる。


薄桃色の花が咲き乱れる草原を、海風が渡っていく。


少女は、待っていた。


――誰を?


そう彼女は問い掛ける。随分長い間、ここで待ち続けているように思う。
あるいは刹那の時を。


時間は意味を持たない。大切なのは、誰を待っているのかを思い出す事……。


突風が花びらを舞い上げ視界を薄桃に染める。
美しい嵐の中で、少女は握り締めた拳を開く。


包まれていたのは一枚の純白な羽根。
それは少女の想いを乗せ、風に高く運ばれていく。


空の果てへ。
時の狭間へ。
傷付き迷う、待ち人の下へ――。
} 

【ストーリー】

兵士養成学校で傭兵となった主人公・スコールは、パーティー会場でリノアという少女に出会う。

一方その頃、大国ガルバディアが突如全世界へ宣戦布告。
演説する大統領の傍らには、人々の記憶から消えかけていた『魔女』の姿があった――


【評価】

今作には独特なシステムが多数導入された為、発売当時意味が分からずクソゲーと評価する人が多かった。
例を挙げると
・ドローシステム
・ジャンクションシステム
・レベル連動制
・地味に難易度の高い強制ミニゲーム

など。

しかしシステムを理解し始めると一転、面白い程すらすらゲームが進むようになる。
やり込みが行き過ぎるとボスが特殊技一発で沈むヌルゲーとなるのはご愛嬌。
 

特に頻繁に言われるのが、ドローうざい←魔法は精製が原則
レベル連動とか誰得←過剰にレベル上げなきゃ敵の強さ自体は全く問題ない

など

そもそもFFはDQと違い作品ごとに大幅なシステム変更をしたり色々試しているのだが・・・
まあ前作でライト層が大幅に増えた関係もあるのだろう。


シナリオに関しては、メインストーリーからモブキャラの台詞まで緻密に伏線が張られている点がよく話題になる
普通先に進む所を少し戻ったり特定の一瞬のタイミングで話を聞くと、
とんでもない発言が飛び出してきた…なんてことが何周プレイしててもしばしば起こる

メインの軸が恋愛である点や学園物である点も若干批判される事もある
しかし、
強がりで臆病な閉じた心を開く、愛する人の図式
時間が経つにつれて忘れてしまう絆、記憶
ただ明るいだけで無茶ばかりしていた青年が守りたいモノが出来た事に喜び、それを失う恐怖を知る
学園で恋人を作ったら報告しあおうと語り合う女子生徒のようになんでもない日常の中に生き生きとした青春を送る学生達

…等々、青春や学生時代を遠い昔に感じる歳になった時に振り替えるとより深みが増すストーリーになっている


PS史に残る美麗なグラフィックや秀逸なBGMは非常に評価が高く、エンディングムービーはその完成度から多くのプレイヤーから絶賛された
 

【主なキャラクター】

■[[スコール・レオンハート>スコール・レオンハート(FF8)]] 
イケメンなクール野郎。Disk3からの彼は別人との噂が。
リア充。
生粋のカード好き。いつでもカードバトル。
『(大丈夫だよ、ママ先生)』

■[[リノア・ハーティリー]]
ヒロイン。子供っぽい所があり、真っ直ぐな性格。
力の最終値は主人公を越える。
スクウェア三(四)大悪女の一角とよく間違われる。
『好きにな〜る、好きにな〜る』

■[[ゼル・ディン>ゼル・ディン(FF8)]]
今作のネタ要員にして最強の男(技的な意味で)。
ていうか今作は技のスケールがでかい。
『チキン野郎じゃねぇ!』
 
■[[セルフィ・ティルミット>セルフィ・ティルミット(FF8)]]
天然ボケのパンチラ要員にしてラスボスすらも一撃で倒せる技を持つ少女。かわいい。
ていうか広末。
『(ん?ついてる?)』

■[[アーヴァイン・キニアス]]
ニヒルでヘタレな漢。セルフィに惚れている。
『誰も判っちゃくれない。狙撃手は一人ぼっちなんだ』

■[[キスティス・トゥリープ>キスティス・トゥリープ(FF8)]]
メガネと鞭と教官と脚線美と臭い息。
臭い息の臭さは仲間がしゃがむ程(イヤ、マジで)
『私と一緒に居るのはイヤなの?』
 

■[[ラグナ・レウァール>ラグナ・レウァール(FF8)]]
スコールの夢に出る男。
おっちょこちょいで能天気な憎めない奴。戦闘BGMが神曲と有名。
『妖精さんたちが来たみたいだ』

■キロス・シーゲル
エキゾチックなツッコミ役。暴走しがちなラグナを見守る優しい漢。
独特なファッションセンスの持ち主で、曰く「変な恰好のおじちゃん」。
『ラグナ無しの人生?…考えられんな』

■ウォード・ザバック
ラグナやキロスと共に行動するデカイ奴。よく喋る陽気な男。
『………。』
キロス「(ありがとうと言いたいらしい)」
 

■[[サイファー・アルマシー>サイファー・アルマシー(FF8)]] 

スコールのライバルにして中二病。
ただし健全な意味で。
『クックックッ…』

■イデア
ガルバディアを陰で支配する《魔女》。
とある因縁があるらしい……?
『SeeD。…腐った庭に蒔かれた種か』


■ビッグス・ウェッジ
毎度お馴染みの常連。
今回はガルバディアの兵士として登場。
 


余談

FFシリーズで初めて主題歌がついた作品であり、これ以降のFFでは主題歌が当たり前になった。
フェイウォンの歌う主題歌『[[Eyes On Me>Eyes on me(FFⅧ)]]』はヒットチャートを席巻し、FF8発売当時のCMで耳タコになった人もいるはず。





[[シュウ先輩>シュウ先輩(FF8)]]「よかったぁ〜、追記・修正してくれて…」

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- いいイベントばかりだったな…  -- 名無しさん  (2014-01-16 00:06:12)
- 超格好いい人間の内面が案外泥臭くていい。  -- 名無しさん  (2014-02-11 16:33:06)
- メニュー画面やセリフの背景が汚い灰色なのがやる気そげるんだよなあ・・・FFなら青いバックに白枠だろうが(孤独のグルメ風に)  -- 名無しさん  (2014-06-07 21:24:15)
- 今で言うなら零式的な面白さがあるかも。  -- 名無しさん  (2014-06-07 21:49:14)
- パーティキャラのほとんどが実は以前一つところにいた、てのがやたらご都合主義に見えて一気に萎えた思い出がある。  -- 名無しさん  (2014-10-18 11:08:22)
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