バットマン:梟の街

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&font(#6495ED){登録日}:2016/10/11 Tue 21:35:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){今宵、我らは敵を殺し、我らの街を奪い返す!}} #center(){&font(#ff0000){&size(20){&bold()我らの王国を取り戻すのだ!}}} #center(){&font(#ff0000){&size(25){&bold()行け!ゴッサムシティを我らの手に!}}} &bold(){『Batman: The City of Owls』}は2012年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。 #region(作品情報) 『Batman Vol.2』#8~#12 発売 2012年4月から 脚本 スコット・スナイダー、ジェームス・タイニンⅣ(#8短編~#11短編、#12) 作画 グレッグ・カプロ(#8本編~#11本編)、ラファエル・アルバカーキ(#8短編~#11短編)、    ベッキー・クルーナン(#12)、アンディ・クラーク(#12) 『Batman: The Dark Knight Vol.2』#9 発売 2012年5月 脚本 ジャド・ウィニック 作画 デビット・フィンチ 『Batman Annual Vol.2』#1 発売 2012年5月 脚本 スコット・スナイダー、ジェームス・タイニンⅣ 作画 ジェイソン・ファボック #endregion 日本では2013年に小学館集英社プロダクションから『Batman: The Dark Knight Vol.2』#9を収録した邦訳本が発売されている。 スコット・スナイダーとグレッグ・カプロによる[[バットマン>バットマン(人物)]]・サーガ第1部の第1巻の後編で『[[バットマン:梟の法廷]]』から続く形で描かれる。 話の大筋は本作で一応完結しているが、並行して起きていた事件やより深い物語設定についてはクロスオーバー集『[[バットマン:梟の夜]]』に収録。 開始早々にして本拠地『バットケイブ』が敵集団に乗り込まれてしまうなど、謎解き主体の前編から一転して怒涛の急展開。 物語は衝撃のクライマックスまで一挙に加速する。 追い詰められたバットマンが切り札として持ち出す“厚着”こと『バットアーマー』の登場なども見どころの一つ。 &link_anchor(『Batman Vol.2』#8~#11){『Batman Vol.2』#8~#11} &link_anchor(『Batman: The Dark Knight Vol.2』#9){『Batman: The Dark Knight Vol.2』#9} &link_anchor(『Batman Vol.2』#9短編~#11短編){『Batman Vol.2』#9短編~#11短編} &link_anchor(『Batman Vol.2』#12){『Batman Vol.2』#12} &link_anchor(『Batman Annual Vol.2』#1){『Batman Annual Vol.2』#1} *&aname(『Batman Vol.2』#8~#11,option=nolink){『Batman Vol.2』#8~#11} *&font(#000000){【物語】} 地下迷宮で満身創痍となりながらも、タロンとの死闘を制し脱出したバットマン。だが本当の戦いはこれから始まる。 秘密結社『梟の法廷』の野望。それはゴッサムの有力者を一夜にして大量に抹殺することであった。 今、タロンの軍勢が永い眠りから一斉に目醒め、ゴッサムに迫る。その魔手は他ならぬウェイン邸、『バットケイブ』にも……。 未曽有の危機を前にバットマン、そして緊急招集を受けた『バットファミリー』が立ち上がる。 ゴッサムの存亡をかけた最終決戦。生き延びるのはコウモリか、フクロウか。 #openclose(show=梟の法廷による暗殺対象リスト){ 会計監査官 ベティ・パーク 保安官代理 マイケル・D・デイビス ケイン群最高裁判事 ジャン・スピッツ 行政監査官 ジョン・リー 市議会議長 ミゲル・グアダルーペ 師開発計画主任 ビル・キープ ゴッサム文化庁理事 バレリー・ベンダーマン 市警本部長 ジム・ゴードン 第52代軍務局長 ベンジャミン・バローズ少将 アーカム・アサイラム所長 ジェレマイア・アーカム 市長 セバスチャン・ハディ 副市長 トーマス・カバナフ 次期市長候補 リンカーン・マーチ 科学者 ビクター・フリーズ ウェイン産業CEO ルシアス・フォックス アイスバーグ・ラウンジ経営者 オズワルド・コブルポット タロンの籠手に内蔵された小型チップのデータからアルフレッドが一部を解読したもの。上記含め40名弱が今回の標的とされた。 } *&font(#000000){【登場人物】} ・&font(b,15px){[[バットマン>バットマン(人物)]](ブルース・ウェイン)} ゴッサムの守護者。法廷のアジトから脱出したものの、無精ヒゲを剃る暇もなくタロン軍団を迎え撃つことになった。 特製のスーツを駆使してタロンを退けると『アーカム・アサイラム』に向かいジェレマイア・アーカムの救出に向かった。 その後、リンカーン・マーチの元に向かうが間に合わずブルースへの遺言と『梟の法廷』につながる情報を受け取る。 情報をもとに『梟の法廷』の隠れ家にたどり着くが、そこには自殺したと思われる法廷のメンバーがいるのみだった。 ウェイン邸で今回の黒幕について思案していると両親の肖像画を見てある事実に気が付く。 ***&font(#000000){≪バットファミリー≫} ・&font(b,15px){アルフレッド・ペニーワース} ウェイン家の執事。タロン達に追い詰められながらも必死に『バットファミリー』に緊急招集をかける。 『梟の法廷』を発見し戻ってきたブルースに事件のことを一旦忘れ打ち合わせに行くよう呼び掛ける。 ・&font(b,15px){[[ナイトウィング>ロビン(バットマン)#id_63f38495]](ディック・グレイソン)、[[ロビン>ロビン(バットマン)#id_ef593e7f]](ダミアン・ウェイン)、[[レッドロビン>ロビン(バットマン)#id_d71bdb57]](ティム・ドレイク)、バットガール(バーバラ・ゴードン)、[[レッドフード>ロビン(バットマン)#id_a01b8a24]](ジェイソン・トッド)} 『バットファミリー』の面々。彼らの活躍は『バットマン:梟の夜』で描かれる。 ***&font(#000000){≪ヴィラン≫} ・&font(b,15px){梟の法廷} ゴッサムシティを歴史の裏で支配してきたとされる秘密結社。街の支配権を奪取すべくゴッサムの有力者の皆殺しを図るという大規模な行動に打って出る。 市警本部屋上に設置された『バットシグナル』をいつの間にか『オウル(フクロウ)シグナル』にすり替えていたりなど、その力は決して侮れない。 リンカーン・マーチの残した情報から居場所がバレ、バットマンに自殺したところを発見される。但し、発見されたメンバーは一部にすぎないとされる。 ・&font(b,15px){タロン} 『梟の法廷』が率いる黒ずくめの暗殺者。フクロウのマスクで頭部を覆っており、高度な戦闘技術と不死身同然の再生能力を有する。 さらに同様の個体が何十体もいる(デザインはそれぞれ異なる)という、さながら特撮番組の[[戦闘員>>戦闘員(特撮)]]を何倍も強くしたようなものである。 元々死体から蘇らせているため、見方によってはハイスペックなゾンビともいえる。ただし、低温に晒されると行動不能に陥るという致命的な弱点を持つ。 ***&font(#000000){≪その他≫} ・&font(b,15px){リンカーン・マーチ} マーチ・ベンチャー社長で次期市長に立候補している。旧ウェインタワーでタロンに襲われ負傷。 なんとか退院したものの、今度は暗殺対象に指定されタロンに殺される。死の間際、バットマンに情報とブルースへの遺言を残す。 ・&font(b,15px){マリア・パワーズ} パワーズ一族の頭首ジョセフの妻。夫共々『梟の法廷』のメンバーで、リンカーンの情報をもとにやって来たバットマンの尋問を受ける。 その後、恐怖心から他のメンバーに連絡を取ってしまい隠れ家が発覚した。 ***&font(#000000){≪メカニック≫} ・&font(b,15px){バットマン・バトルスーツ・アーマー} 戦争用に開発されたパワードスーツ。ケブラー繊維よりも強固なメタ・アラミド繊維製で、地球上のあらゆる環境に対応できる。 動力源に反流体マイクロ電池を使用しており、数週間分の酸素も備蓄可能。 バットケイブがタロン軍団に侵入された際、ブルースはケイブ内の温度を氷点下まで冷却する間、これを装着して応戦した。 *&aname(『Batman: The Dark Knight Vol.2』#9,option=nolink){『Batman: The Dark Knight Vol.2』#9} クロスオーバーイベント『バットマン:梟の夜』の一遍。『Batman Vol.2』#9と#10の間に当たる。 物語の連続性の観点から邦訳本では本作に収録されている。 **&font(#000000){【物語】} リンカーン・マーチの命を奪ったタロン、アルトン・カーパーは思わぬ反撃で意識を失い自身の人生を振り返る。 **&font(#000000){【登場人物】} ・&font(b,15px){タロン(アルトン・カーバー)} 『梟の法廷』の暗殺者タロンの1人。少年時代は『ヘイリーズ・サーカス』の曲芸師だった。 しかし綱渡りができなかったため、団長の手によって燃え盛る車に取り残され恐怖心を消しタロンに選ばれた。 他のタロンより長期間活動するが徐々に腕が落ちていき候補者の存在を言い渡されてしまう。 その後、任務の前に候補者[[ディック・グレイソン>ロビン(バットマン)#id_63f38495]]を見に行った結果、暗殺計画が狂い[[バットマン>バットマン(人物)]]に妨害され任務に失敗してしまう。 その責任を問われ引退するが今回の事件で他のタロン同様復活した。 市長候補リンカーン・マーチの命を奪うも反撃を受け意識を失う。復活するとバットマンと戦闘になる。 *&aname(『Batman Vol.2』#9短編~#11短編,option=nolink){『Batman Vol.2』#9短編~#11短編} **&font(#000000){【物語】} ウェイン家の先代執事ジャービス・ペニーワースは数十年前に火事で命を落としたとされていた。 しかしその死の裏にはウェイン家の闇と『梟の法廷』が関わっていた。 **&font(#000000){【登場人物】} ・&font(b,15px){ジャービス・ペニーワース} アルフレッドの父でウェイン家の先代執事。アルフレッドに負けない有能な執事。 マーサにかかって来た脅迫電話をマーサの指示で無視した結果、事故にあってしまいウェイン家に暗い影を落とすこととなった。 その後、自身と息子アルフレッドにも危機が迫ったためウェイン邸を去ろうとするが……。 ・&font(b,15px){マーサ・ウェイン} ブルースの母。慈善事業、特に教育関係に力を注いでおり学校建設を巡って市長と争っている。 脅迫電話を無視した結果、交通事故にあいお腹の子を亡くしてしまい心に傷を負う。 ・&font(b,15px){トーマス・ウェイン} ブルースの父。マーサの良き理解者で彼女の力になろうとする。お腹の子が亡くなるとマーサとブルースのために旅行に出かけた。 ・&font(b,15px){[[ブルース・ウェイン>バットマン(人物)]]} 後にバットマンとなるマーサとトーマスの息子。まだ幼かったため事故や弟のことは覚えていなかった。 *&aname(『Batman Vol.2』#12,option=nolink){『Batman Vol.2』#12} **&font(#000000){【物語】} 街の電気技師として働くハーパー・ロウは弟カレンと協力しながらナロウズ地区で懸命に生きていた。 バットマンに危機を救われた彼女は心を奪われ、バットマンの力になりたいと願うようになる。 **&font(#000000){【登場人物】} ・&font(b,15px){ハーパー・ロウ} ナロウズ地区出身の男勝りな学生で電気技師として働いている。弟カレンと2人暮らし。 ドレスの似合う外見だったが、カレンが暴漢に襲われたのをきっかけに髪形と色を変え鼻ピアスをつけるようになった。 再び暴漢に襲われた際にバットマンに助けられ彼の憧れを抱く。電気技師の技術を活かしバットマンの秘密に気が付き彼の助けになろうとする。 ・&font(b,15px){カレン・ロウ} ナロウズ地区出身の学生。姉ハーパーと2人暮らし。同性愛者でティム・ドレイクに憧れている。 ハーパーがパーティに行ってる間に暴漢に襲われ髪形を侮辱的なものに変えられてしまう。 ハーパーの助けもあって前向きに暮らしていたが、再び暴漢に襲われバットマンに助けられた。 この事件をきっかけにバットマンに憧れ始めたハーパーに呆れてしまう。 ・&font(b,15px){アルフレッド・ペニーワース} ウェイン家に仕える執事。パーティに参加したハーパーに声をかける。 ・&font(b,15px){[[バットマン>バットマン(人物)]](ブルース・ウェイン)} ゴッサムを守る闇の騎士。暴漢に襲われるロウ姉弟の命を救う。約百年前からある送電線網をサポートし、 監視カメラにアクセスするためのサブシステムを仕掛けていた。そのシステムをハーパーに気付かれてしまう。 ・&font(b,15px){タイガーシャーク} 密輸業者で冷酷な殺し屋の海賊。旧ウェインタワーにタロンが侵入した件に関わっているとバットマンに疑われる。 *&aname(『Batman Annual Vol.2』#1,option=nolink){『Batman Annual Vol.2』#1} クロスオーバーイベント『バットマン:梟の夜』の一遍。 **&font(#000000){【物語】} 氷を操る犯罪者ミスター・フリーズ。彼は精神分析の隙を突き『アーカム・アサイラム』を脱走しブルース・ウェインへの復讐を試みる。 **&font(#000000){【登場人物】} ・&font(b,15px){ミスター・フリーズ(ビクター・フリーズ)} 低温下でしか生きられず特殊なスーツに身を包み冷凍銃を操る科学者。少年時代、母親が湖に落ち氷漬けになった過去を持つ。 かつてウェイン・エンタープライズで臓器のガラス化技術と冷凍人体の蘇生法について研究しながら、冷凍された妻ノーラを蘇生しようとしていた。 実際に蘇生できる段階にまでなるが、本来の実験を無視し人体実験を行うことをブルースに咎められ実験の中止を言い渡されてしまう。 そのことに逆上した結果、低温下でしか生きられない肉体になりブルースに強い憎しみを抱くこととなった。 ブルースへの復讐とノーラを取り戻すために『アーカム・アサイラム』を脱走し、ウェインタワーを襲撃する。 ・&font(b,15px){[[バットマン>バットマン(人物)]](ブルース・ウェイン)} ゴッサムを守る闇の騎士。ノーラを囮にしてミスター・フリーズをおびき出し衝撃の事実を語る。 ・&font(b,15px){[[ナイトウィング>ロビン(バットマン)#id_63f38495]](ディック・グレイソン)、[[ロビン>ロビン(バットマン)#id_ef593e7f]](ダミアン・ウェイン)} かつてコンビを組んだこともある『バットファミリー』の一員。ウェインタワーに現れたミスター・フリーズを捕らえようとするが、 失敗しバットマンに後を任せる。 ・&font(b,15px){ペンギン(オズワルド・コブルポット)} 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Knight Vol.2』#9,option=nolink){『Batman: The Dark Knight Vol.2』#9} クロスオーバーイベント『バットマン:梟の夜』の一遍。『Batman Vol.2』#9と#10の間に当たる。 物語の連続性の観点から邦訳本では本作に収録されている。 **&font(#000000){【物語】} リンカーン・マーチの命を奪ったタロン、アルトン・カーパーは思わぬ反撃で意識を失い自身の人生を振り返る。 **&font(#000000){【登場人物】} ・&font(b,15px){タロン(アルトン・カーバー)} 『梟の法廷』の暗殺者タロンの1人。少年時代は『ヘイリーズ・サーカス』の曲芸師だった。 しかし綱渡りができなかったため、団長の手によって燃え盛る車に取り残され恐怖心を消しタロンに選ばれた。 他のタロンより長期間活動するが徐々に腕が落ちていき候補者の存在を言い渡されてしまう。 その後、任務の前に候補者[[ディック・グレイソン>ロビン(バットマン)#id_63f38495]]を見に行った結果、暗殺計画が狂い[[バットマン>バットマン(人物)]]に妨害され任務に失敗してしまう。 その責任を問われ引退するが今回の事件で他のタロン同様復活した。 市長候補リンカーン・マーチの命を奪うも反撃を受け意識を失う。復活するとバットマンと戦闘になる。 *&aname(『Batman Vol.2』#9短編~#11短編,option=nolink){『Batman Vol.2』#9短編~#11短編} **&font(#000000){【物語】} ウェイン家の先代執事ジャービス・ペニーワースは数十年前に火事で命を落としたとされていた。 しかしその死の裏にはウェイン家の闇と『梟の法廷』が関わっていた。 **&font(#000000){【登場人物】} ・&font(b,15px){ジャービス・ペニーワース} アルフレッドの父でウェイン家の先代執事。アルフレッドに負けない有能な執事。 マーサにかかって来た脅迫電話をマーサの指示で無視した結果、事故にあってしまいウェイン家に暗い影を落とすこととなった。 その後、自身と息子アルフレッドにも危機が迫ったためウェイン邸を去ろうとするが……。 ・&font(b,15px){マーサ・ウェイン} ブルースの母。慈善事業、特に教育関係に力を注いでおり学校建設を巡って市長と争っている。 脅迫電話を無視した結果、交通事故にあいお腹の子を亡くしてしまい心に傷を負う。 ・&font(b,15px){トーマス・ウェイン} ブルースの父。マーサの良き理解者で彼女の力になろうとする。お腹の子が亡くなるとマーサとブルースのために旅行に出かけた。 ・&font(b,15px){[[ブルース・ウェイン>バットマン(人物)]]} 後にバットマンとなるマーサとトーマスの息子。まだ幼かったため事故や弟のことは覚えていなかった。 *&aname(『Batman Vol.2』#12,option=nolink){『Batman Vol.2』#12} **&font(#000000){【物語】} 街の電気技師として働くハーパー・ロウは弟カレンと協力しながらナロウズ地区で懸命に生きていた。 バットマンに危機を救われた彼女は心を奪われ、バットマンの力になりたいと願うようになる。 **&font(#000000){【登場人物】} ・&font(b,15px){ハーパー・ロウ} ナロウズ地区出身の男勝りな学生で電気技師として働いている。弟カレンと2人暮らし。 ドレスの似合う外見だったが、カレンが暴漢に襲われたのをきっかけに髪形と色を変え鼻ピアスをつけるようになった。 再び暴漢に襲われた際にバットマンに助けられ彼の憧れを抱く。電気技師の技術を活かしバットマンの秘密に気が付き彼の助けになろうとする。 ・&font(b,15px){カレン・ロウ} ナロウズ地区出身の学生。姉ハーパーと2人暮らし。同性愛者でティム・ドレイクに憧れている。 ハーパーがパーティに行ってる間に暴漢に襲われ髪形を侮辱的なものに変えられてしまう。 ハーパーの助けもあって前向きに暮らしていたが、再び暴漢に襲われバットマンに助けられた。 この事件をきっかけにバットマンに憧れ始めたハーパーに呆れてしまう。 ・&font(b,15px){アルフレッド・ペニーワース} ウェイン家に仕える執事。パーティに参加したハーパーに声をかける。 ・&font(b,15px){[[バットマン>バットマン(人物)]](ブルース・ウェイン)} ゴッサムを守る闇の騎士。暴漢に襲われるロウ姉弟の命を救う。約百年前からある送電線網をサポートし、 監視カメラにアクセスするためのサブシステムを仕掛けていた。そのシステムをハーパーに気付かれてしまう。 ・&font(b,15px){タイガーシャーク} 密輸業者で冷酷な殺し屋の海賊。旧ウェインタワーにタロンが侵入した件に関わっているとバットマンに疑われる。 *&aname(『Batman Annual Vol.2』#1,option=nolink){『Batman Annual Vol.2』#1} クロスオーバーイベント『バットマン:梟の夜』の一遍。 **&font(#000000){【物語】} 氷を操る犯罪者ミスター・フリーズ。彼は精神分析の隙を突き『アーカム・アサイラム』を脱走しブルース・ウェインへの復讐を試みる。 **&font(#000000){【登場人物】} ・&font(b,15px){ミスター・フリーズ(ビクター・フリーズ)} 低温下でしか生きられず特殊なスーツに身を包み冷凍銃を操る科学者。少年時代、母親が湖に落ち氷漬けになった過去を持つ。 かつてウェイン・エンタープライズで臓器のガラス化技術と冷凍人体の蘇生法について研究しながら、冷凍された妻ノーラを蘇生しようとしていた。 実際に蘇生できる段階にまでなるが、本来の実験を無視し人体実験を行うことをブルースに咎められ実験の中止を言い渡されてしまう。 そのことに逆上した結果、低温下でしか生きられない肉体になりブルースに強い憎しみを抱くこととなった。 ブルースへの復讐とノーラを取り戻すために『アーカム・アサイラム』を脱走し、ウェインタワーを襲撃する。 ・&font(b,15px){[[バットマン>バットマン(人物)]](ブルース・ウェイン)} ゴッサムを守る闇の騎士。ノーラを囮にしてミスター・フリーズをおびき出し衝撃の事実を語る。 ・&font(b,15px){[[ナイトウィング>ロビン(バットマン)#id_63f38495]](ディック・グレイソン)、[[ロビン>ロビン(バットマン)#id_ef593e7f]](ダミアン・ウェイン)} かつてコンビを組んだこともある『バットファミリー』の一員。ウェインタワーに現れたミスター・フリーズを捕らえようとするが、 失敗しバットマンに後を任せる。 ・&font(b,15px){ペンギン(オズワルド・コブルポット)} 鉤鼻と小柄な体格が特徴的なギャング。ミスター・フリーズの訪問を受け彼に冷凍銃を渡す。 ・&font(b,15px){ノーラ} 心臓病の治療のために冷凍状態となった女性。ミスター・フリーズが最愛の妻と語り彼女の蘇生に人生を費やしているが……。 あなたのご自宅にタロンが入り込んでいないか十分にご確認の上、追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }

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