JUMP ULTIMATE STARS

登録日:2010/02/10 Wed 16:18:47
更新日:2024/04/13 Sat 21:31:30
所要時間:約 6 分で読めます




日本語『ジャンプアルティメットスターズ』
2006年11月23日に任天堂から発売されたDS対応の対戦アクションゲーム。
前作『JUMP SUPER STARS』を更にパワーアップさせたものとなっている。

ドラゴンボール、ワンピース、ナルトなど歴代のジャンプ作品の中から前作のスーパースターズより遥かに上回る総勢41作品、バトルキャラ56名が参加している。

【参加作品】


+ 【参戦バトルキャラ(50音順)】
  • 麻倉葉(知:4〜6コマ、笑:4コマ)
「オイラは 何が何でもシャーマンキングになる」
ユルいシャーマンの少年。
6コマでは「白鵠」状態となり、リーチが増して更に扱いやすくなる。

「…ルキアを…助けに行きます」
赤い髪の死神。
蛇尾丸による広範囲の斬撃を得意とする。

「AKUMAは哀しすぎる」
イノセンスを宿したエクソシスト。
斬撃、射撃、どちらもこなせる万能型。

「あなたを倒す 私の能力の全てをかけて……!!」
ナノマシンにより生まれた少女。
攻撃力は低いが機動性に優れるスピードタイプ。

「オレもいずれ火影になるからな!」
火影を目指すウスラトンカチ少年忍者。
前作では第一部仕様であったが、本作では第二部の姿での登場。
7、8コマでは九尾の力を解放。オートガードと自己回復がデフォルトで使え長期戦に有利。

「兄との憎しみっていうつながりがな…」
兄への復讐を誓う忍。こちらも第二部での姿。
原作第二部時点では全貌が明らかになってなかったため、草薙の剣による接近戦を主体としている。
必殺技では千鳥と千鳥流しに加え、オリジナルの乱舞技を所持。

「ケンカの数なら負けてねー!!!」
一度死んで蘇った霊界探偵。
前作では通常技すべてが近距離攻撃だったが、今作では通常技でも飛び道具が使用可能。

「わしが男塾塾長江田島平八である!! 以上 !!」
男塾塾長。
速度は遅いが攻撃力は高く、必殺技は規格外なものばかり。
8コマしか存在しない唯一のキャラ。

  • 神楽(笑:4〜6コマ、力:6コマ)
「ボンキュッボンでなくて悪かったアルな」
戦闘民族夜兎の少女。
女性キャラの中では飛び抜けて体力が高い。

  • 恐山アンナ(知:4〜5コマ、力:5コマ)
「あたしはイタコのアンナ シャーマンキングの妻だもの」
葉の許嫁であるイタコのツンデレ少女。
技にクセがあるものの必殺技は笑属性も備えており、力属性にも対抗ができる。

「オレの脳(アタマ)ん中にさ」
暗殺者一族ゾルディック家の三男。
ヨーヨーを用いた素早くリーチのある戦い方が得意。

「長かった戦いよさらば!!」
奇跡の逆転ファイター。
当たり難いが威力は折り紙付きの必殺技を持つロマンキャラ。
女性キャラにキン肉バスターをかけるのはこのゲームを買った紳士の嗜み。

「おれが時を止めた……」
スタンド「星の白金」に目覚めた青年。
広範囲のオラオラで戦う、まさに近距離パワー型。
下画面のコマに触れるだけで発動できる「タッチオラ」が高性能。

「…久しぶりだな」
現世に現れた死神の少女。
他の死神とは違い、主に破道で戦う遠距離型のキャラ。
必殺技でのみ死神の姿に変身、袖白雪を披露する。

「オレも本気を出そう」
人間「南野秀一」として転生した元妖怪。
植物を用いたリーチの長い攻撃を得意とする。
地味にキャラアクションで設置できる罠が盲点となる。

「『斬月』!!!」
死神の力を得た高校生。とにかく斬魄刀による斬撃が頼もしい。
5コマの必殺技「決意」は攻撃力を上げる代わりにキャラチェンジ不可能になるが、これにより他のマイナス状態を解除できたりする。
7、8コマでは卍解状態となり、高速戦闘を主体とするようになる。

「心が秘孔を破ったのだ!!」
北斗神拳伝承者。
秘孔をついて追加ダメージや状態異常を付与する。

「おわった…」
悟天とトランクスのフュージョンによって生まれた戦士。
ドラゴンボール勢では珍しい笑属性で、距離は短いが突撃しながらの戦いが主体となる。
ちなみに時間制限はなく、最初から最後までこの姿で戦える。

「『オレの最高の友達だ』って!!」
父を探してハンターとなった少年。
釣竿による引き寄せやジャジャン拳によって様々な攻撃を繰り出すトリッキーなキャラ。

「なんで俺がモテねーの知ってんだァァァァァ!!」
よろず屋を営む青年。
木刀や爆弾やジャスタウェイなど、色んなものを投げつける。

「ちゃおっス」「ありえねーーよ!!」
マフィアのボスとなった弱気な少年。
ブラッド・オブ・ボンゴレによる超直感からデフォルトで見切り、オートガードが可能。
通常技が悲惨だった前作と異なり、威力は相変わらず低いものの突進技や対空技も追加されゲージが無くとも最低限は戦える。

「おれは 止まる気はねえんで!!!」
麦わらの一味コック。出の早い蹴り攻撃を得意とする。
通常はレディーを攻撃できない性格だが、本作では格ゲー補正として女性相手でも普通に戦える。
なお5コマの必殺技「ラブストーム」は相手の性別に応じて性能が変化する。

  • ジャガージュン市(笑:4〜6コマ)
「大丈夫 夢~眠さん?」
ふえ科講師の謎の男。
カズキやリナリー程ではないがトリッキーな動きで動き回る。

「燃えろ オレの小宇宙(コスモ)よ!」
ペガサス座の聖闘士。ペガサス流星拳による広範囲の連打を得意とする。
8コマでは黄金聖衣を身にまとうが、技性能は変わらない。

「カラダもってくれよ!! 3倍界王拳だっ!!!!!」
戦いが大好きで優しいサイヤ人。モーションは少々遅めだがバランスの良い性能。
6コマ、7コマでは外見が超サイヤ人に変化。前作では超サイヤ人+界王拳が使えたが今作では削除。
8コマではベジット(ドラゴンボール)の状態で戦う。一応孫悟空扱いのようで、ベジータとベジットを同じデッキに組み込むことも可能*1

「もうゆるさないぞ おまえたち…………」
悟空の息子である少年。
4コマは超サイヤ人、5コマは超サイヤ人2の姿となっているが、大きな性能差はない。

「行くぞ! 殷を倒しに!!」
青年に見えて72歳の道士。
出の早い近距離攻撃、広範囲の遠距離攻撃で隙がない。

「王虎寺超秘奥義暹氣虎魂!!」
男塾一号生筆頭。
近距離でも強いが、横強の暹氣虎魂が強力。

「もうおそい!脱出不可能よッ!」
ジョースター家の宿敵たる吸血鬼。
スタンド「世界」による長リーチ高威力の攻撃が得意。
第3部仕様ではあるが、前作同様第1部の技「空裂眼刺驚」が使える。

「わたしは 地球の総支配者になるのだーーーっ!!!」
悪の天才科学者。今作ストーリーの中ボス。
様々な発明品でいやらしい攻撃を仕掛ける。

そして本作ラスボスは未来のマシリトとキャラメルマンJ(ジュニア)。
通常技性能が他キャラの必殺技並みであり、圧倒的な破壊力を誇る。

「…充電 完了だ」
掃除人として生きる青年。前作ではサポートキャラだったが、今回晴れてバトルキャラに昇格。
主に遠距離に優れており、反射ショットを使いこなせれば戦い方はぐんと広がる。

「植えて下さい」
ボーボボ達と行動を共にするトゲトゲの何か。小柄で素早く、読みづらい必殺技を持つ。
必殺技の被ダメージが上昇するスキル持ちなので注意が必要。
7コマで怒んパッチの姿で戦う。
本来真面目な性格な筈の怒んパッチだが通常技は首領パッチの使いまわしのため……

  • ナミ(知:4〜6コマ、笑:4コマ)
「あんたがどれだけ強くても 私の予報は外れない!!」
麦わらの一味航海士。泥棒らしく素早い動きが得意。
6コマで完全天候棒を所持し衣装もチェンジ。技の性能が大幅に上昇する。

「反省したって 許さない!!!」
麦わらの一味考古学者。
体力は低いが守りに優れており、オートガードとジャストガードがデフォルトで使えるのが最大の特徴。

「だが我が輩には… ジャンプで人を殺すことまで可能なのだ」
人間界に現れた魔人の探偵。
コマこそ少ないが攻撃力と体力がそこそこ高い。

「バイちゃーーっ」
則巻千兵衛の作り出したロボット。
神楽同様高い体力を持っており、リーチが長く必殺魂が減少するウンチ投げが強烈。

「そろそろOKだ 行くぞナルト!」
仲間を何より想う上忍。NARUTO勢では唯一前作のドットが流用されている。
全体的に素早く、ガードクラッシュの出の速さは随一。

(私が助ける…!!)
木の葉の里のくノ一。ナルトサスケ同様第二部での姿。
師匠の影響で前作とは打って変わったパワーファイターと化した。ただし体力は控えめ。
ガードクラッシュのリーチの長さにより、安定して戦える。

「右腕だけで十分だな」
魔族の少年。
素早い斬撃と操作可能な邪王炎殺黒龍波が最大の特徴。
そして5コマで邪王炎殺黒龍波を自分に当てると、なんと自分が黒龍波状態となり、攻撃力とスピードが上昇する。
…ただし一定時間を過ぎると動けなくなりスキができてしまう。

「てめえを殺す!!!」
斬魄刀「氷輪丸」により氷を操る死神の少年。
攻撃により発生する氷塊は発生時間が長い為、攻めが主体の要塞キャラと言って良い。

「本気でやろう…」
ピッコロ大魔王から生まれたナメック星人。
爆力魔波や魔空包囲弾、魔貫光殺砲など、多彩な遠距離攻撃を持つ。

「目醒める時は今なんだ!!!!」
飛天御剣流の使い手。
素早く繋ぎやすい斬撃が得意。
ちなみに扱う武器は逆刃刀である為、剣士でありながら技は打撃属性となっている。

  • 風助(知:4〜5コマ、笑:5コマ)
「いや この世に生きる資格もねぇ!」
元忍空隊子忍の少年。
小柄でリーチこそ短いが素早いスピードタイプのキャラ。

「おれは“改造人間(サイボーグ)”だ!!!」
当時はまだならず者だったサイボーグの変態。
キャラアクションによりコーラを飲むと技が強化されるが、コーラ以外の物が出てくる事もある為、一筋縄ではいかないキャラ。

「たのしかったよ………こんなに運動したのはほんとうにひさしぶりだった…」
宇宙を股にかける悪の帝王。
拘束時間の長いデスビームや不可視のガードクラッシュ技など、他のキャラにはない特徴を持つ。

「サイヤ人は戦闘種族だっ!!!!」
誇り高きサイヤ人の王子。5コマ、6コマでは外見が超サイヤ人に変化。
出の早い格闘攻撃とお馴染みのグミ撃ちによる遠距離攻撃、多彩な光線技を得意とする。

「キサマの悪の魂を洗い流してやるぜ!!!」
鼻毛真拳の継承者。ゴツい見た目通り体力や攻撃力に優れる。
7コマでは真説ボーボボと扱われるが、衣装が赤くなっただけで基本性能は変わらない。

「ウホウホウオッホホホーーッ!!!!」
原作最強の魔人。
マッチング画面とヘルプコマでは善(デブ)の姿だがキャラとしては純粋(チビ)の姿で登場。

  • 武藤カズキ(力:4〜6コマ)
「逝くのはオマエ独りだ!」
錬金術により命を長らえた少年。
突撃槍「サンライトハート」で戦場を駆け回る突撃キャラ。

「これが結束の力だ!」
千年パズルにより闇の人格を持つようになった少年。
あらゆるモンスターや玩具を扱う要塞キャラ。

  • 六氷透(ムヒョ)(知:4〜7コマ)
「それができなきゃ今度こそクビだからナ!! このカス助手め!!」
六氷魔法律相談事務所所長。
様々な刑を使いこなす要塞タイプのキャラ。
何気に7コマまで存在しており、優遇されている。

「だからおれは!!! 黄金の鐘を鳴らすんだ!!!」
海賊王を目指す麦わらの一味の船長。
ゴムゴムの実の技の数々でとにかくリーチが長く、必殺技も広範囲をカバーできる。
「効かないねえっ!ゴムだから」というわけでデフォルトで打撃ダメージ軽減を所持。
しかし初期から使えるキャラとしては強力な能力のためか、代わりに斬撃ダメージ増大の弱点も加えられた。
7コマ、8コマではギア2状態で戦う。機動力と技の出の速さが大幅に上昇している。

「そしておまえたちには死あるのみ!!」
世紀末覇者拳王。
スピードこそ遅いがとにかく攻撃力が高く、強攻撃を繋げるだけで並のキャラの必殺技の威力を凌駕する。

「だから 私は兄さんのために戦うの」
黒の教団の一員である少女。
「黒い靴」による空中戦で右に出るものはいない。

「ちょいと待ったぁ わしは参加するぞ!」
葛飾区亀有公園前派出所に勤める巡査長。
パワフルな攻撃やラジコンを使った遠距離攻撃を持つトリッキーなキャラ。

「てめェの正義もさぞ重かろうが こっちも色々背負ってんだよ!!!」
麦わらの一味戦闘員。
三刀流による威力の高い斬撃を繰り出す。

番外編
  • コママン
トレーニングモードで戦う事のできる本作オリジナルのCPU専用キャラ。
三属性それぞれの姿が存在する。

あるステージでのみ戦う事のできる、CPU専用キャラ。
コママンと違い、移動も攻撃もしないが、ダメージモーションはしっかり存在する。
ぶっちゃけサンドバッグ


◆ストーリー
歴代ジャンプスター達の世界が何者かの力により封印されてしまった。
Jパイレーツと僅かに残った仲間達が助けを求めにプレイヤーの元に行くのであった…


◆モード
目的はストーリーに沿って進みコマを集め、今回の事件の黒幕を倒すこと。
通信対戦や交換、クイズ、データベースといった要素もある。


◆コマ説明
ヘルプ、サポート、バトルの3種類ある。

ヘルプ(1マス)
バトルコマの隣に置くとそのコマの特有の能力がバトルコマのキャラに追加される。
隣になくても効果があるものもある。
ヘルプコマしか存在しないキャラの多くがその存在を危惧されている。
(例:J魂(体力)が徐々に回復、必殺魂(必殺技ゲージ)が1増える、3段ジャンプ、三角飛びなど)

サポートコマ(2〜3コマ)
必殺魂というパワーゲージを消費して、上画面に現れて攻撃や補助など手助けをする。
つまりKOFシリーズのストライカーや、MVCシリーズのアシストに近い。
明らかなカス性能から、これだけで勝てると言うものもある。

バトルコマ(4〜8コマ)
操作できるキャラのコマ。
各キャラに特有の能力や属性を持ち、2種類の必殺技が使える。
コマ数が大きい程に体力や必殺技の性能等が上がる。
また、一部のキャラはコマ数によって見た目や戦闘スタイル自体が大きく変化するものも存在する。
HP0になると暫くは使えなくなる。


◆デッキメイク
手に入れたコマを縦4、横5の計20コマ内に好きなコマを置き、オリジナルデッキを作れる。
  • ヘルプ、サポート、バトルコマはそれぞれ最低1つ以上は置く
  • バトルコマのいずれかにリーダーシールと貼る
  • コマを重ねたり、同じキャラを貼ることは出来ない
上記のことを踏まえてデッキを作ろう。


◆属性
サポート、バトルコマのキャラや技には属性があり、『力』、『知』、『笑』が存在し、弱点属性のキャラに攻撃すると威力が1.5倍となる。
一部のキャラを含めて紹介する。


知属性に強い。
全体的に体力や必殺技等の威力が高めで、扱いやすいキャラが多い。
サポートは攻撃面が多いが、攻撃や耐久アップなどの補助もそれなりにある。
主にバトル漫画のキャラが割り当てられる。
悟空、ルフィ、ケンシロウ、キン肉マン、星矢など

笑属性に強い。
遠距離攻撃やコンボ攻撃のキャラが多いが、葉やネウロ以外はHPが低い。
攻撃にもクセがあり、笑属性に攻撃を当てる事すら厳しい。力属性の攻撃を受ければ致命傷と劣悪な性能で、使用率がかなり低い。
サポートは防御、攻撃封印といったステータス異常や遠距離攻撃寄りが多い。
主にクールなキャラや女性キャラが割り当てられる。
葉、ネウロ、アレン、サスケ、太公望など

力属性に強い
全体的にHPは高めで、強力な必殺技が多いが、癖のある性能を持つキャラが多い中級者向け。
サポートは攻撃の他に混乱や行動不能といったステータス異常、回復などがある。
主にギャグ漫画のキャラが割り当てられる。
両さん、アラレ、ボーボボ、銀時、ジャガーさんなど


◆バトルルール
  • ポイント
相手を倒してポイントを獲得するオーソドックスなルール。
相手を倒せば1ポイント、倒されると-1ポイントとなり制限時間内に最もポイントが多いプレイヤーが勝ちとなる。
デッキ内のバトルコマが全滅すると-2ポイントとなり、全員復活する。上記のリーダーシールを貼られたキャラは相手を倒せば2ポイントも入る。

  • デスマッチ
相手を全員倒せば勝利となるシンプルなルール。

  • Jシンボル
「Jシンボル」というアイテムを争奪する。相手を倒せば持ってるシンボルを奪える。
制限時間終了後に最も多くシンボルを持っていたプレイヤーが勝ちとなる。

上記の3つ共、時間切れ、または同点による引き分けの場合はサドンデス戦に突入。
それでも決着がつかない場合は、サドンデスで最後まで生存していたプレイヤーの勝利となる。
おかげで馴れ合いにより勝利数を増やしやすい事態に・・・


◆問題点
バグや改造による黒コマや、厨性能を誇るサポート、バトルコマがある。

○バランス
ハッキリ言って、悪い。
  • 相手をサポートコマでガードさせると、ガード崩し攻撃が確定で入る(通称サポ固め)
  • 攻撃を受けてる最中でもサポートコマが発動可能な為、攻撃を受ける→サポートコマで反撃→攻守反転は日常茶飯事(通称サポカウンター)*2
  • バトルコマのタッチ連打で使いやすい攻撃を連打できる(本来はデッキに入れたキャラで連続攻撃をする「ドリームコンボ」用の攻撃)
  • 下ボタンを連打する事で、ガード耐久力を回復しながら回復できる「カクカクガード(通称カクガー)」
  • ルキアアレンで空中に無限浮遊が出来る。(バグの可能性あり)*3
  • 基本的にマップが広く、上記のサポカウンターも相まって逃げが強い。

など、根本からして間違っている要素が多い。

キャラクターにも問題点が多く、例えば主人公の孫悟空は4コマから8コマまで5種類も使用可能だが、脇役の孫悟飯ピッコロは4コマから5コマまで、2種類しかない。
そしてコマが大きくなればなる程、基礎体力値も上昇し、必殺技の威力や性能も上がるので使いやすくなる。*4
ところが悟飯やピッコロは体力も必殺技もそこそこな強さで、ファンからして見れば涙目だ。

じゃあ、「バトルコマが小さいならヘルプコマで強化すればいいじゃない」と思うだろう。
ところがそうはいかない。
例えば「僕のイヴたんをめちゃんこ強くしたいお!」と思ったとしよう。
だが、イヴみたいな正方形の4コマに付けられるヘルプコマは8個が限界なのに、2×3マスの6コマのキャラでは付けられるのは10個分も強化が可能。
勿論前述の通りコマが大きければ体力も多く、体力補強にコマを割かなくて済む為、この時点でキャラの格差を感じる。
更にサポートや別のバトルコマも入れるとしたらもっと余裕は無く、ヘルプコマも有用性が高いものであっと言う間に埋まってしまう。

一人のキャラをとことん強化するか、強化は捨ててキャラを使い分けるデッキを使うかは、プレイヤー次第。
ルールによって有利不利もあるため、自分の使いやすいデッキ構成を見つけよう。
オンライン対戦ではデスマッチ以外ほとんど見かけないが



他にも対戦面でバランスを放棄したのではないかと思われるものと言えば、状態異常だろう。
特に凶悪なのは以下の3つ。

移動不能→ジャンプ、移動、振り返りなどが出来ない。
行動不能→3カウントぐらい一切の操作不能。
宣告→10カウント後にダウン(即死)。

後ろ二つはヘルプコマによって耐性を付けられるのだが、逆を言えばそれによってヘルプコマの自由度が減ってしまう。
更に移動不能はどのヘルプコマでも無効化できないという強力な効果を持ち、攻撃と同時に移動できるカズキやリナリーでなければそのままリンチして死亡がいい所である。
サポートコマに状態異常回復もあるが、このせいでデッキ編集の自由度が低い事は明らかだろう。

逆に、
暴走→走り続けてしまう。
火傷→ダメージを受けながら走り続けてしまう。
など、2つ揃って存在意義が怪しいものも存在する。



○厨サポートキャラ
バトルキャラとの組み合わせでコンボを狙うサポートキャラだが、相手の必殺解除や即死確定コンボ、ガン逃げ補助に関わるものを挙げる。
後の厨バトルキャラ共々、「厨房が適当にこれやってるだけで勝てる」との事からこの名がついている。

  • トランクス3コマ
高速で切り掛かり、気弾で攻撃をする。
全サポ中最速の発動さを誇り、カウンターや繋ぎ、相手の必殺技解除など、とんでもない厨性能を誇る。
おまけに空中発動も可能で、防ぐ手段はほぼ無いと言っていい。
それどころかあらゆる技から抜け出すことが可能で、キン肉バスターの途中だろうがロードローラーの下からだろうが抜け出せる。どういう事なの・・・

  • セナ3コマ
デビルバットゴーストで相手を翻弄する。
移動封印+必殺魂大幅減少。出も早く、至近距離ではまずガード不能。
地味にキャラの向きも反転させられる為、手痛い反撃を覚悟しなくてはならない。
空中では発動できないのが唯一の欠点なので、頑張って浮かせよう。

  • 星矢3コマ
真上に登場し、ペガサス流星拳をシャワーのように打ち出す。
発動の速さと長時間拘束が厄介。
強制ダウンのおかげで追撃を受けにくいのが救いか。

時間経過でHP回復する効果が付与される。
普通に使っても他の回復サポートより強い・・・だけならまだ良いのだが、J魂が異常な速度で全回復するバグがある(通称さつきバグ)
発生さえすれば逃げながらでも効果を受けられるのも厄介なところ。

  • 瞬3コマ
ネビュラストリームによって相手を攻撃。
発動の速さに加え、ダメージ+必殺技減少+行動不能付与。

  • ロージー2コマ
ダメージ+移動封印+必殺魂減少の三拍子。
セナほどではないがコマの少なさが利点となり採用されるケースが多い。

  • ゴテンクス3コマ
上昇しながら斜め下に「連続死ね死ねミサイル」を発射する。
拘束が長く、メテオにも有効

高速で突進し、掴んだ相手に紅蓮腕を放つ。
拘束時間が長くコンボを組みやすい上、火傷の状態異常によって思った以上にダメージを受ける。


残念な事に性能の良いサポートはまだまだあり、KOF2000に勝るとも劣らない状況となっている。



○厨バトルキャラ
性能が高い、便利なキャラはいくらでもいるが、いわゆる厨キャラと呼ばれる、手軽に強いが相手にすると特に危険なキャラを挙げる。

  • ラオウ8コマ
全体的に攻撃力が異様に高い。
特にY>↑+Yの強攻撃は視界の半分以上が攻撃範囲となるほど凶悪な性能を誇る。
「無想転生」や「天将奔烈」など必殺技も強烈。

  • 太公望
通常技の多くが、太公望の仲間を召喚して攻撃させるものであり、相手を遠距離からチクチク攻撃できる。
とにかく接近が難しい要塞系キャラ。
必殺技も性能が高く、太公望と厨サポートを投入したデッキが公式大会で優勝した。

  • Dr.マシリト
拘束時間が長く、カメハメ波すらものともしないほどの強烈な判定を持つウンチメカを歩行させる攻撃による固めが強力。

  • キャラメルマンJ
本作のラスボスにしてオリジナルキャラである、未来から来たDr.マシリト。
それだけあって単純に攻撃力が高く、適当に技を振っているだけでも相手を倒せる。
放っておくと画面外から長射程高威力ガード不可の必殺技をかましてくるので、出来るだけ放置しないようにするべし。
的がデカくスキが多いのが欠点。

  • 飛影5コマ
リングアウト確定コンボを持ち、基礎性能も高い。
あと厨二なので厨からの評価も高い。

  • DIO6コマ
「世界」による時間停止と必殺回復サポートによって、無限に「世界」を発動可能。ずっとDIOのターン!
それ抜きでもリーチや攻撃力に優れており、特に無駄無駄ラッシュはきりもみ吹っ飛びにより場合によってはリングアウト確定なので、壁際での戦いは避けたい。

  • 緋村剣心4コマ
素早い攻撃が厄介。
特に必殺技「龍鳴閃」による行動不能効果が危険で、対策してないとリングアウト確定。

  • サスケ
8コマの必殺技「千鳥流し」による広範囲の攻撃と、7コマの必殺技「豪火薙袖」の発生の速さ、ガード不能、火傷の追加効果が優秀。



今は亡きWifi対戦では厨バトルキャラや厨サポートコマ、更に幼稚な戦法でないと叩けない状況が長かった。
特に慣れ合いも目立ち、デスマッチ制が最メジャーのため、おきらくリンチ率も非常に高い。
横たわる灰色のキャラを攻撃したり(死体蹴り行為)、相変わらず慣れ合っている画面の向こうの相手に涙を飲んだ事も多いだろう。

ゴン3コマで慣れ合いをぶっ飛ばしたり、デスマッチ仲にキャラアクションを連打して慣れ合うフリをし、最後には必殺技で暴れまくったプレイヤーも多いのでは?

それでは済まない改造厨も多く、デバッグ用と思われる必殺魂無限コマを使用して暴れ回る。
そこにオートガードやチェンジ封印無効などを付け、さつき2コマにリナリー2コマなども入れられたらどんな厨戦法を使っても手も足も出ない。
ここまで来れば最早バトルではなく作業だが、我々にはこんな作業をする改造厨の気持ちなど分かるまい。

何故そこまで勝ちにこだわる者が多かったかといえば、勝利数がマッチング時に表示される仕様のせいだろう。
ネット対戦黎明期だったせいか切断のペナルティも無かったため、切断も横行していた。
ひどい時にはリザルト画面で切断→フリーズという極悪コンボも…

上記のゲームバランスの悪さに加え、
  • デッキ編成時のトレーニングがとにかくやりづらく、別の所からトレーニングをしないとまともに出来ない。
  • 丈助2コマ、ヒソカ2コマなどを活用したバグが目立つ。
  • 通り名にCPU専用が多過ぎる。
  • 「ジャングルの王者ターちゃん」や「COBRA」などのバトル漫画からバトルキャラの参戦が無い。
  • その割に一部の作品からはほぼ脇役のようなキャラまでバトルキャラとして参戦されるほど優遇されている。
  • 一部の面の仕様が理不尽。
など、改善さえされていればという惜しい点が目立つ。


しかし、
  • BGMやステージなどの雰囲気は良好。
  • インフォキャラ(説明係)を自由に選べる。
  • クイズが豊富。
  • データベースでコマ一つ一つに説明文が存在する。
  • キャラや参戦作品がオールスターとしては及第点以上。
  • クロスオーバー的な台詞を相性発生時に見られる。
など、バトル以外の面ではそこそこ良好な面もある。

余談だが、発売当時には『DEATH NOTE』『Dグレ』『武装錬金』がアニメ化し、その翌年には『ネウロ』がアニメ化。
更にその11年後には『ムヒョ』がアニメ化し、『太臓』を除くほぼ全ての参戦作品がアニメ化を果たしたことになった。


追記、編集はクイズに50問連続正解してからお願いいたします

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最終更新:2024年04月13日 21:31

*1 通常一つのデッキに同キャラを複数組み込むことは不可能

*2 画面に登場したサポートキャラに攻撃を仕掛ける事でそのキャラクターが反撃する、いわゆるカウンターキャラも存在するが、後述する厨サポートを攻撃を受けてる最中に発動されるのが殆どである

*3 一部のタメ技はタメ過ぎると技が勝手に発動するが、タメ中にある操作をする事で無限にタメが可能。この2名は空中でのタメ技があるので・・・後はわかるな?

*4 ただ、大きなコマの必殺技は威力こそ高いがスキや攻撃範囲の面で問題を抱えているものも多く、逆に少ないコマでは素早く当てやすい技もある為、一概に大きければ良いとは言えない