登録日:2012/02/22 (水) 15:22:41
更新日:2024/02/20 Tue 06:46:34
所要時間:約 3 分で読めます
CV:高塚正也
武器:水晶玉、妖気球
攻撃タイプ:特殊技タイプ
戦国無双3からPCとして登場
外見は肌が妖怪のように白く、銀髪で目付きが悪い
黒をベースにした法衣を着ているが、彼は史実ではキリシタン大名だったためと思われる
とにかく人間とは思えない不気味な容姿で初見はビビる
三國無双シリーズの董卓のような人外レベルの外見の奴もいるが、彼とは別ベクトル
性格は冷酷非情
手段を問わず天下泰平を第一に考えて行動する
人間的な感情、倫理観をくだらないものと言い切り、この世を統べる最も強いものを力だと主張。
「誇りのために人が死ぬ。誇りとは迷惑な執着を言い替えた言葉に過ぎない」などの台詞からもそれがひしひしと伝わる
他、「火種」という表現をよく使い、天下に最も近い者に関わる者は彼にとっては天下を潰す「火種」とみなされる彼の主だった
豊臣秀吉も例外ではない
しかし秀吉個人の人物像に関しては好感を抱いていたようで、「自分が不満を引き受ければ、主が汚されずに済む」と
半兵衛に語ったりする数少ないやり取りから分かる。
こんな悪役同然な見た目かつ常日頃から「火種を消そう」などと物騒な事を口にするような迷性格なので半兵衛も気が気でならない模様。
これらのキャラ付けや同作の
ヤn…
毛利元就に引っ張られたのか小説『
銀河英雄伝説』の登場人物オーベルシュタインを意識した描写が目立ち、
特に初出の3のムービーの一つでは彼の持論であるナンバー2不要論めいた発言をしたことも。
ちなみにかなりのザル(酒的な意味で)であり、chronicleでは福島正則に
『この酒飲んだら何でもくれてやんよwwww』
と勧められた凄まじい量の酒を一息で飲み干し、正則を驚愕させた。
ついでに約束通り、好きなもの(正則が秀吉から貰った名槍・日本号)を持っていった。
上記の出来事は黒田官兵衛に遣えた母里友信という人物の逸話として現代まで語り継がれている。
【性能】
翡翠色の水晶玉から放たれる青い妖気球を操りそれを直接ぶつけたり、どこからともなく召喚した手を使った戦い方をする
官兵衛本人は殆ど動くことはない
特殊技は
1.妖気球を一定時間の間増やし、アクションを強化
基本的には1~2個から最大4個になるため圧倒的に手数が増える。
また、球に比例して鬼の手も増えるためなるべく維持して戦いたい。
2.結界を発生させて敵の無双ゲージを吸収。
オリコンに挟んで戦うと敵が殲滅しなければ無双状態をキープできる。
【登場作品】
黒田官兵衛がモブだった頃の話。羽柴軍武将の一人として、いくつかの合戦に参加している。
モブ武将でありながら彼用の台詞が少しだけあり、石川五右衛門の無双演舞最終話では
息子の黒田長政(モブ)と共に急に現れ、天下動乱を予感させるかのような台詞を言い残し、五右衛門と戦いもせず去っていくという意味深な役回りを見せた。
なお、この後は五右衛門の大暴れによって秀吉が討たれたため、五右衛門が意図せず天下人になるエンディングを迎えたわけだが、その後どうなったかは不明。
2でもまだモブ武将だった黒田官兵衛だが、今回も出番と台詞はそれなりに存在。
小田原城の戦い(豊臣軍)では一夜城作りに穴太衆を呼んで来て築城させるほか、余った木材で天悌車を作らせるという手腕の良さを発揮し、
山崎の戦い(明智軍)だと天王山から明智軍本陣周辺への砲撃を彼自身が指揮するなど、そこそこ目立っていた。
念願のPC化。彼の無双演舞は長篠の戦いから始まる。
上述の通り私情を挟まない冷酷なやり方を徹底しているが、半兵衛には「もっと賢いやり方がある」と言われる
その半兵衛も病に倒れ、秀吉に次いで豊臣を牛耳る存在になると
加藤清正らの反感を買い周囲に不信感を与える
天下を取った秀吉も死に、石田三成と徳川家康の覇権争いが勃発すると、豊臣はもはや天下を潰す火種に過ぎないと判断し徳川家康に味方する
そして大坂の陣で豊臣を滅ぼし、残る火種も消せばいいと思っていたところを死に損ねた加藤清正に斬られて死亡
自分も天下を脅かす存在と悟り、暁が荒れ果てた大地を金色に染めながら安らかに逝った…
思えば、私も天下を脅しかねない存在か…
火種が一つ消えると思えば、これはこれでよいのかもしれぬ…
毛利元就の章では第四章にて自身も天下を脅かす火種の一つに数え、元就との戦いに挑むも敗北。
元就が掲げる「百万一心の世」が真に天下泰平のためであることを望みながら息を引き取った。
織田の章・天下統一の章の一部シナリオで使用可能。他にも中国の章ではプレイヤーが操作する毛利軍と何度も戦うことに。
基本的には前作同様冷酷で言いづらいことでもハッキリと言う性格である
しかし今回は半兵衛や小早川隆景との友情がクローズアップされており人間味は大幅にアップ。
乱の火種を消すとしながらも無用な血を流すことを避けるために奔走していることが語られた。
本作における官兵衛最大の見せ場はグランドエンディング後に追加される、中国の章『石垣原の戦い』。
武蔵に「ご隠居」と呼ばれ隆景を懐かしむ姿や、戦疲れ・三成を討った罪悪感を抱えている清正を気遣う姿が見られる。
武蔵からはその戦いぶりを「人を活かす戦」と評された。
戦後は本格的に隠居をしており、多くの子供たちに慕われている。
ふと部屋に舞い込んだ桜の花びらを見て、半兵衛や隆景に想いを馳せるのだった。
季節外れな、花だ…
登場作で冷酷なキャラクターだったのが次回作で人間性を増したのは、「生き別れのお兄さん」をどこか彷彿とさせる
ちなみに無料DLCに大河ドラマ軍師官兵衛衣装が存在する。
すっかり顔色が良くなった。
テンションも過去作に比べてなんか高めである。
冷静に見えてかなりの負けず嫌いであり、割と調子に乗りやすい性格である。
半兵衛のことは「先輩」と呼んで慕っている。向こうも声変わりはしていないが年齢が上がった為、史実通り官兵衛のほうが若く見える。
なお彼が登場するのはちょうど荒木氏の反乱の時期であるが、史実だと彼はこの時幽閉され心身に異常をきたす事となる。深く気にしたら負けなのだろう。
半兵衛が最初から使えるせいか、比較的早く(洞口の戦い)仲間になる。
特別友好は竹中半兵衛、賈詡、鄧艾、徐晃、郭淮。
なかでも郭淮は顔色悪い繋がりのため特に印象が強く、DLCでも亡者に間違われた二人が孟獲軍と戦うシナリオがある。
余談だが、性格が正反対である直江兼続と声優さんが一緒である(さらに言うと2でのモブ時代とも同じ)。
ついでに官兵衛の相方の半兵衛と兼続の師のBBグエッ…綾御前様も同じ声で奇しくも繋がりが大きい。
5でも演者は同じだが、爽やかすぎて別人にしか聞こえない。
改めて、声優の凄さがうかがい知れる存在でもある。
Empiresの秀吉エピソードで主を探すために必死で屋根を登る姿が見られる。ずり落ちかけたけど。ちょっとかわいい。見た目は軽くホラーだが。
追記・修正お願いします。
- 4の設定資料集で吹いたわ -- 名無しさん (2014-04-02 03:43:19)
- 4で相当丸くなったがこれはこれでいいな。ええ御隠居様になったね -- 名無しさん (2014-04-09 20:57:42)
- 元々悪人ってワケでもないしな。徹底した人ってだけで -- 名無しさん (2014-04-09 22:18:03)
- 大河ドラマ決まったあとなら、また違うベクトルのキャラだったのかな -- 名無しさん (2014-04-17 23:53:44)
- ↑×2 言うなれば銀英伝のオーベルシュタインポジだったのかな? -- 名無しさん (2014-05-03 11:55:58)
- 石垣原の戦いha -- 名無しさん (2014-07-12 15:05:31)
- ↑ミス 4の石垣原の戦いは真田の章クリアでも解禁されるよ -- 名無しさん (2014-07-12 15:07:34)
- 子供達に御隠居とは、昼寝や読書が好きな者を言うのだ。って言うところが凄く好きだ。 -- 名無しさん (2014-09-17 21:23:17)
- 大河ドラマ効果で大ファンですたい! -- 名無しさん (2014-11-04 19:29:57)
- ↑2 その二人は既に亡くなっている=彼にとって御隠居とは役目を果たして世を去った人の事なのかな? -- 名無しさん (2015-01-30 02:22:40)
- 新作が出る毎に丸くなる人。 -- 名無しさん (2015-05-03 18:14:02)
- ↑まあ無双はそういう細かい修正しながらキャラ作ってくのが主だしなあ。呂布くらいじゃね?全くブレないの -- 名無しさん (2015-05-03 21:19:51)
- ↑幸村も結構ブレない、逆に信長はぶれまくってる(本性が出てきたとも言うが) -- 名無しさん (2016-08-19 09:15:51)
- この人の台詞を亡き塩沢氏で脳内変換すると驚くほど違和感がない -- 名無しさん (2017-10-31 22:25:56)
- 3の時は正直オーベルシュタインめいた記号キャラ同然であんまり好きじゃなかったけど、4になってからはしっかり人物像描かれるようになって好印象 -- 名無しさん (2020-03-21 23:29:37)
- 5の官兵衛若返ってイケメンになったけど、ちゃんと過去作品(というか幽閉後の未来の姿)の面影があって良デザインだよな。だけどある意味驚いたのは中の人が3と4と同じ人なのに別人が演じているように聞こえるのが凄い -- 名無しさん (2023-01-24 22:00:04)
最終更新:2024年02月20日 06:46