サウスパークの主役四人組

登録日:2012/01/31 (火) 01:12:45
更新日:2024/04/20 Sat 17:38:31
所要時間:約 8 分で読めます




◆本項目ではアメリカ合衆国のアニメ番組「サウスパーク」の主役小学生四人組を紹介する。
なお、4人とも当初は3年生だったが、第4シーズン後半からは4年生に進級しており、年齢も当初は8歳だったが2024年現在は4人とも10歳になった。
4人とも時に過激な言動や行動を取る事も多く、トラブルメーカーとなってしまう事もあるが、裏を返せば大人には無いような行動力を持っているとも言え、時に国家レベルや世界規模の危機も救う事になったりする事も。
身勝手な大人達に立ち向かった少年達も顔負けであろう。

スタン・マーシュ
「なんてこった!ケニーが殺されちゃった!」
本名スタンリー・マーシュ。
クールなツッコミ役。
まともと言えばまともな感性の持ち主で、故に悩み事を抱える事も多い。
学校の成績も良く、喘息持ちだがフットボールチームのクォーターバックを務め、彼女もいる。
って、何だこのリア充。
初期は小心者でウェンディと良い雰囲気になる度、緊張のあまりゲロを吐いていたが、いつの間にか克服した模様。
父は元アイドルで地質学者(でもバカ)のランディ。母のシャロンは良いおっぱいをしているらしい。
凶暴な姉・シェリーと死にかけの祖父・マーヴィンがいる。
より詳しい詳細は当該項目参照。

作者の一人、トレイ・パーカーがモデル。

「どうしてアニメの子供ってみんな頭でかいんだ?」
「ありがとうクリトリス!」
「メル・ギブソンってキ○ガイじゃん!」

●カイル・ブロフロフスキー
「このひとでなし!」
スタンとは「SBF(スーパーベストフレンド)」の間柄で、ユダヤ人という理由でカートマンから不当に攻撃されている。
初期は短気で攻撃的な性格で騒動の元凶になる事も多かったが、
次第に「普段は穏やかな優等生だが一度スイッチが入ると極端から極端に暴走するキャラ」へと変わって行った。
理屈で物事を考えるタイプで、サウスパークで騒動が起こると常識的な解決策で事態を収めることが多いが、理屈に拘りすぎて失敗することも。
根が純情なせいかイタズラをしてみたものの後悔し悩んだり、自分が直接関係ない事でも罪悪感を感じてしまう事が多く、
それゆえか宗教団体や偏った思想の集団に洗脳されやすい。
地毛はカリフラワーの様な天パの赤毛で、コンプレックスなのか寝る時もプールに入る時も緑の帽子で隠している。
綺麗好きでやや神経質だが、ウンコの妖精Mr.ハンキーやカナダの下ネタ芸人テレンス&フィリップは大好き。

裕福な家庭に育ち、父のジェラルドは弁護士。
母のシーラは何かと問題を大きくするクレイマーかつモンスターペアレントで、カートマンからはビッチ呼ばわれされている。
初期はカナダから養子に来た弟アイクをよく足蹴にしていた(キック・ザ・ベイビー)。
悪い意味で典型的ユダヤ人な同じ名前のいとこがおり、彼が泊まりに来た時には母親からカイル二号と呼ばれる。

作者の一人、マット・ストーンがモデル。

「僕はチンポコマスターだ!」
「テレビで「チンポ」って言うの!?」
「ここ、ボッキって置いてある? パパにボッキ買ってあげるんだ!」

●エリック・カートマン
「おいらデブじゃねー、骨太なんだよ!」
本名エリック・セオドア・カートマン。
真の主人公。
わがままでマザコンで強欲で守銭奴で残忍で鬼畜で差別主義者な肥満児。
サウスパークで起こるろくでもない事件の元凶はたいていコイツ。
初期はわがままでひねくれ者なのは変わらないが、やや間が抜けておりスタンやカイルに振り回されたりからかわれる事も多かったが、
シーズン4あたりから邪悪な片鱗を見せ始め、シーズン5のあるエピソードを境に悪魔のような小学生へと変貌していった。
とは言え、一番子供らしいと言えば子供らしい面もある。
母(?)リーアンは町一番のヤリマン。
父親は長年の謎であったが…。
超がつくほどの人種差別主義者で特にユダヤ人とヒッピーを嫌っている。
そのため(ユダヤ人だから)カイルが大嫌いと公言しており、常にカイルと張り合って負かしたり泣かせる事ばかり考えている。
あまりのカイルへの執着ぶりとカイルに命の危機が迫った時は身を挺して助けに行ったりと稀にデレることから、
実は好きな子イジメなのではないかという説も浮上するほど。
自身が協力する事と引き換えに(カイルに)自身の尻にキスさせようとしたり、
賭けに負けたカイルに自分の◯◯◯を口に入れる事を強要したりとゲイである事を伺わせる描写が散見される。
作者二人は「カートマンはゲイではない」と発言しているが果たして…。設定ではスタン・ケニーらと共に同性愛禁止のカトリック信者なのだが、
公式プロフィールでは他の連中にはない「Sexuality(性的関心)」欄が存在し、「Pansexual(全性愛)」と記されていた(現在は削除されたが、今でも一人だけ「自分のムスコのサイズ」が公開中)。彼の明日はどっちだ。ちなみに4人の中では一番性知識がなく、恋愛がらみのエピソードも少なめ。

勉強嫌いのため学校の成績は悪いがスペイン語、ドイツ語など複数の外国語を操り、会社を経営して大儲けする、
とても小学生とは思えない悪巧みを考えて実行する、大衆を扇動して世論を変えるなど、(いい意味でも悪い意味でも)大成し得る才能を持っている、アメリカの両津勘吉と言える。
だが、
本人の最低な性格と目先の事(8割方カイルへの嫌がらせ)しか考えていいせいで大抵失敗する。
歌唱力も無駄に高くバターズ、トークンとクリスチャンバンドを組んだときはセールス百万枚を突破した。
一方、デブなので体力が無くケンカもからっきし。
カイルやケニーはおろか女子のウェンディや幼稚園児のアイクにまで負けた。
猫にだけは割と優しい。

上記の通りあまりにも最低最悪な性格のためほとんどの人物から嫌われている。女子が作ったイケメンランキングに一票も投票されないほど女子にはモテない。このためだろうかジミーやバターズ、大人達を除いたほぼ全員から苗字のカートマンで呼ばれている。

アライグマがモチーフのヒーロー「ザ・クーン」に扮するが、傍若無人な態度で「クーン&フレンズ」からはクビにされた。
シーズンを重ねる毎に(ネタ提供のためか)マジキチな言動が増え、精神に異常を来している描写も増えてきた。

なおサウスパークは作中曲が多い作品だがほとんど歌うのは彼。特に「Whale Whores」で彼が歌う「Poker Face」は名曲。
まあ作品自体がアレなのでぶっとんだ歌詞の歌もある。

前述の通り大のユダヤ人嫌いだったがシーズン16第4話「jewpacabra」でユダヤ教に改宗した。
ついでにシーズン20でついにハイディ・ターナーという彼女ができた。

モデルは作者トレイ・パーカーの高校生時代の友人。

なおバターズ同様彼の主役エピソードだけを集めたDVDボックス「カートマンの黒い教典」も発売されている。
日本未放送のエピソードも多数収録されているためおすすめ。

「じゃあゲロ食えよ。日本人の女の子はやってるぜ?」
「ユダヤ人にリズム感は無いからな」
「オイラの権威を尊重するんだ!」

ケニー・マコーミック
「×××!」
本名ケネス・マコーミック。
両親揃って無職のアル中という町一番の極貧家庭に育つ。
兄や妹がいたりいなかったり。

オレンジ色のパーカーを被り、セリフはモゴモゴと聞きとりにくいが、実は大半が下品な放送禁止用語というエロ博士。
忘れがちだがパーカーを取ったら金髪が拝める。

放送第1話からほぼ毎回様々な要因で死亡し、次回には何事も無かったかの様に登場するのがお約束だったが、一時期本当に死んでいた。
復活後は死ぬ回数は少なくなったが、悲惨な目に遭う役回りはバターズに取られる形となり、
「喋らせるととにかく下ネタしか言わない」という性質上やや空気化してしまっている。
より詳しい情報は当該項目を参照。

◆基本的にはだいたいこの四人揃って行動する事が多いが、第5season最終回から第6season最終回まではケニーが死亡したままだった為、バターズが、
後にバターズがクビになってからはオーディションで選ばれたトゥイークが、一時代役を務めた。
OPでケニーが担当していたパートはティミーが代わりに歌っていた。

またウェンディが加わってボーイズ・バンド「フィンガー・バン」を結成したり、
その他の同級生達も混じりスーパーヒーロー集団「クーン&フレンズ」を名乗る事もある。


カートマンに関して、他の三人は

「全く良い所が無く、大嫌いなんだけど、友達」

というスタンスで接している。




「××××!」

「なんてこった!ケニーを追記・修正しちゃった!」

「このひとでなし!」

「むーし、むーし、お疲れさまでした~」

「うるさいぞ!このでかっちり!」

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最終更新:2024年04月20日 17:38