アニヲタWiki(仮)
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プロフェッサー・ダルタニアン(金色のガッシュ!!)

登録日：2012/10/04(木) 16:03:01
更新日：2023/10/04 Wed 20:48:33
所要時間：約 5 分で読めます




とりあえず誤解しないように言っておく……。
これは私の趣味ではない……。

断じてだ！！！




プロフェッサー・ダルタニアンとは、金色のガッシュ!!に登場する生粋の英国紳士である。




✿概要


初登場はLEVEL.40『紳士の国』

イギリスの大学で教授をしている、恰幅の良い身体とたくわえた口髭が特徴的なダンディーな男。55歳。
清麿の父親とは同僚であり、また研究室が隣同士らしく、清麿が父の研究室と間違えて彼の研究室を訪ねたことが登場のきっかけ。

しかし特に物語の本筋に絡むキャラクターというわけでもなく、このイギリス編以降の話にもほぼ登場しない。
言ってしまえばモブキャラに近いサブキャラクターの1人である。




…まぁ、彼がただそれだけのキャラクターだったならば、こうしてわざわざアニヲタwikiに項目が立ちはすまい。
特筆すべきはその時の彼の格好である。


研究室の扉を開けた清麿の目に飛び込んできた彼は、ダンディーに葉巻をふかしながら魚の着ぐるみを身に纏い、貝殻のブラジャーを着用していたのだ。


魚 の 着 ぐ る み を 身 に 纏 い 、貝 殻 の ブ ラ ジ ャ ー を 着 用 し て い た の だ 。












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本人によれば決してその恰好は自分の趣味というわけではないらしいが、だとすれば尚のことどういう意図があってそんな恰好をしているのかという話である。
百歩譲って変態ではなかったとしても、奇人や変人の類であることは疑いようがない。ちなみに冒頭のセリフは清麿にその事を念押しした際の発言。


清麿｢あの人は何の学問の教授なんだ？｣


かくして、読者に強烈なインパクトと笑撃を与えたプロフェッサー・ダルタニアンはその出番を終えた……












…はずもなく、再登場を果たす。

登場話はLEVEL.47『妖精の森』

清磨とガッシュは、ガッシュの記憶に関する手がかりを求め、父親が瀕死の状態だったガッシュを保護したという森に向かう。
しかし清麿の父曰く、その森には近頃｢妖精が出る｣という噂がたっているらしく……。

…もう嫌な予感しかしない。


そして清麿は考え事をしているうちに、森の中でガッシュとはぐれてしまう。

一方ガッシュは、苦手な蛇に遭遇するという絶体絶命のピンチに陥っていた。

この時ばかりは普段の戦闘で見せる逞しさは鳴りを潜め、周囲に助けを求めるガッシュ。
しかし森の動物達は事態を傍観するばかりで、さらにリスには噛み付かれ、友人から貰った秘密兵器はかえって蛇を増やしてしまう。



必死に逃げるガッシュ、迫る蛇の群れ。


しかし神はガッシュを見捨ててはいなかった。


ガッシュのもとに妖精を使わして下さったのだ。
















「ま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ！！！｣




｢ヌァアアアアアアアアアアアアアアア！！！｣









ガッシュの悲鳴と謎の雄叫びを聞きつけた清麿はガッシュを探す。

そして駆け付けた先で彼が目にしたのは……




妖精のコスプレをしてターザンのごとく蔦で空を舞うプロフェッサー・ダルタニアンと、彼に抱えられ号泣するガッシュであった。

頭には触角、背中には羽、胴体にはヒラヒラ、脚には白タイツ、そしてチューリップ型のブラジャー…どう見ても変態性が増している。







｢私は森の妖精よ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！！｣




「待たんかい！！コラーーーーーーーーーー！！！」







コスプレ姿は違えど、その不審人物を「魚の教授」だと見抜いた清麿は全速力で追いかける。

彼を人さらいだと思い込み、執念でその「妖精」をとっ捕まえた清麿だったが、教授は蛇に襲われていたガッシュを助けたまでだと言い放った。

彼が言うには、この森で半年前に謎の爆発があり、それ以降危険がないかどうか見回りをしているというのだが―――。






｢じゃあ森に妖精が出るってのは！？｣

｢私のことだ！！｣



｢あんた何者だよ！！？｣

｢私の名前はダルタニアン！プロフェッサー・ダルタニアンだ！」



｢なんでそんな格好してんだよ！！！｣






｢チッ…｣






清麿の質問攻めも空しく、何故彼がこんな格好をしているのかは結局明かされなかった。


その後、森の妖精…もといプロフェッサー・ダルタニアンは清麿に頼まれ、彼らを爆発があった場所、すなわちガッシュが倒れていた現場まで案内する。

何故か異常に怯えるガッシュ。

すると、ガッシュの体が突如金色に光りだす。

しばらくして意識を取り戻したガッシュには、倒れていた当時の記憶が蘇っていた。

ここであった出来事を訥々と語るガッシュだが、結局それ以上の記憶は思い出せずじまい。
それでもなんとか情報を聞き出そうと粘っていたその時―――。



｢あっ！｣

｢お、思い出したか！！？｣







｢あそこにダルタニアンが！！！｣




草影に潜んでいた(？)ダルタニアンの指摘で、ガッシュ共々魔本も光っていた事を知る2人。

本を開くと、そこには新しい呪文が浮かびあがっていた―――。




✿余談

  • ワイフや野口、TM・リー先生等、『金色のガッシュ‼』にはメインキャラ以外にも強烈なキャラが多数登場するが、例に漏れず彼もその一人と言えるだろう。

  • 「ただ変な格好をしたオッサン」という訳ではなく、窮地のガッシュを助けたり、(おそらく無償で)危険な森の巡回をするなど、一応英国紳士らしいことはしている。

  • 結局名前と身分以外は判明しないが、魚や妖精のコスプレをしたり、森の巡回をしていることなどから察するに自然科学系科目の教授かも知れない。

  • その後発見された謎の石版の解明作業の描写では、普通の白衣姿で別人のように真面目だった。白衣の下から尻尾がはみ出てたが。

  • イギリスには勿論森も池もあり、魚も泳いでいるが、果たしてそれが教授かどうかまでは定かではない。もしかしたら妖精もいるかもしれない。

  • アニメの初期OP『カサブタ』にさりげなく登場している。気になる人はカラオケで歌ってみよう。

  • アニメオリジナルの展開では子供好きな一面が描写されたり、大量の葉巻や自分の豪華客船を所有していたりとかなり裕福であることも分かる。

  • LEVEL.277『アッハッハッ』の清麿のアホな夢にも登場。2度も肥えだめにハマったりと酷い目に遭っている（厳密には本人ではないだろうが）。

  • 当時発売された『DX赤い魔本』にも対戦キャラとして登場する。その強さはプレイした作者も認めるほどで、ぶっちゃけブラゴより強い。




「私は森の項目よ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！」
「追記・修正せんかい！！コラーーーーーーーーーー！！！」

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