天の声

登録日:2010/08/08 Sun 13:32:49
更新日:2023/11/30 Thu 13:43:09
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天から聞こえる――囁く声、導く声、……神の声。

どうか私達に教えて欲しい……この項目の概要を――



「後半へー続く」









まぁぶっちゃけると、アニメ、バラエティー番組とかの所謂ナレーションのことである。
本来天の声には神託、つまり神様のお告げという意味がある。
お告げによってジャンヌ・ダルクが導かれたように、天の声には誘導や下々を諭すという重要な役割があるのだ。



(天の声)「アニメ、バラエティー番組等でのナレーションが天の声と呼ばれるようになった理由は不明だが、
多くの場合副音声として出演者にツッコミを入れたり、視聴者に対して状況の説明をする時に天の声と呼ばれることが多い。
また、ナレーションという役職名ではなく、最初から天の声という形になっていることも。
因みに天の声の声質としては、

  • 渋く低い男声
  • 高くコミカルな男声
  • 落ち着いた雰囲気の女声
  • 高音、コケティッシュな印象の女声

等が上げられる。
多くの場合中堅以降の声優が務めるが、本業のナレーターが勤めたり特徴的な声質の俳優や芸人を起用することもある。
特にシリアスなドキュメント等では俳優が勤める事が多い。
番組の出演者やテーマに関わりのある人が勤めることもある。

フジテレビのバラエティーはアナウンサーが担当していることが多い気がする。
中でも長年『ネプリーグ』や『VS嵐』→『VS魂』を担当している伊藤利尋アナが有名。

割と一般に馴染み深い分野なので、全然ヲタじゃないと思っていた家族や友達が、

「このひと〇〇のナレーションだよねー」

と言ったりしても、焦ったりどぎまぎしてはいけない。
適当にさらっと流すか、引かれない程度にその天の声の出演情報を伝えてあげると話が盛り上がるかもしれない……」


【有名な天の声】

【天の声が有名な作品】

  • チャージマン研
通称「馴れーション」。
やたら馴れ馴れしい口調で、体験者がほとんどいないであろう蝋人形館のことを「君たちの中にも行った人がいるだろう?」と無茶ぶりしたり、「かわいそうなお友達」など迷言には事欠かない。
しまいには「専門的なことはともかく」などとナレーションの役割を放棄する始末。

  • ちびまる子ちゃん
「後半へ続く」
天の声の代表的作品。キートン山田氏のまる子たちへの容赦のないツッコミは誰もが一度は聞いたことがあるだろう。
長年天の声を担当しておられたが、氏の引退時には特別のエピソードが作られ「まるちゃん、ありがとう」とお別れの言葉と共に見送られてゆかれた。

  • 魔法陣グルグル
「勇者は正義が足りない」
これまた天の声の代表的作品。ニケたちのボケに無感情な声でツッコミを入れていく演出は視聴者を爆笑させた。
アニメ1期と2期では声優が続投してアニメの名物的存在であったが、残念ながら3期では無声のモノローグになってしまった。

  • タイムボカンシリーズ
「明日もがんばれ、ヤッター・ヤッター・ヤッターマン」
富山敬が明るく番組の始まりと締めを担当していた。
そして「メカの元」などのアイテムも「解説しよう!」の言葉と共に説明してくれて、番組に欠かせない存在になっていた。
その慣れ親しみぶりは「解説は富山さんに任せておけばいいんだよ」というメタ発言にまで表れたほど。
平成以降は山寺さんが見事に後を継いでくださっている。


(天の声)「wiki篭り達よ……冥殿はお前達が追記・修正した所を見た事がない。見せてやったらどうだ」

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最終更新:2023年11月30日 13:43