ジュルメ(FE)

登録日:2011/12/20(日) 12:56:00
更新日:2024/04/18 Thu 20:46:03
所要時間:約 5 分で読めます




ひゃはっ!グチャグチャにしてやるぜ!▼

ジュルメとは、『ファイアーエムブレム 烈火の剣』に登場する、【黒い牙】の暗殺者である。

クラス:アサシン
年齢:不明
性別:男
称号:【凶鳥】
出身:不明
身分:【黒い牙】最強の暗殺者

【能力】(ノーマル時→ハード時)

LV:13
HP 46→49
力 19
技 20→22
速さ 20→22
幸運 10
守備 11
魔防 15→16
体格 6
武器レベル 剣A
持ち物:ひかりの剣

アサシンらしく技と速さに優れるほか、HP・力・魔防もかなり高い。
能力的には【四牙】に次ぐ水準のボスである。
…そう、能力自体は。

○容姿
くすんだベージュの無造作ヘアにバンダナを巻き、紫色の服を着ている。
常に不敵な笑みを浮かべているのは自信と嗜虐心の表現か。
感情がないはずのモルフになっても笑っている。

○性格
非常に残忍で、標的を切り刻む事を生きがいとしている。
エリウッド達を獲物とし、その数を数えて舌なめずりをする。
某軍曹曰く「三流の証」だが、FEにはこんなキャラはいくらでもいたので、この世界ではこれがスタンダードなんだろう。
弱い敵を倒すと不快感を感じる(ザラメさん曰く「ご馳走が台無しになる」)為、強者との戦いを楽しむ戦闘狂でもあるらしい。
さらにリンを一目見て「斬り心地がよさそうだ」と言った為、剣士としてのリンの力量を一瞬で見抜ける観察眼と、女だからって手加減をしない真の男女平等主義者である事まで分かる。
いわばあの剣魔と同種の信念の持ち主なのである。


○人物像
【黒い牙】本拠地にて、部下と一緒に謎の結界を張ってエリウッド達を足止めする。

同じアサシンのジャファルをライバル視しており、彼がゼフィール王子暗殺に向かわされ自分が留守番であることに不満を漏らしていた。
首領の妻であるソーニャに口答えをする数少ない人物。ソーニャとのやりとりは完全に利かん坊な息子とオカンである。


○ユニット性能
敵として最初で最後のアサシンとして登場する。

ジャファルと比較するとHPでは圧倒的に上回り魔防も高いが、技と速さでは大きく劣る。
直接対決すれば追撃であっという間に仕留められてしまうだろう。
ただ上述の通りスルメのステータス自体は高いので相手が悪いといえるが。

しかし、そこそこ優秀な能力を持ちながら武器が光の剣なのが運の尽き。
技が高いとはいえ直接攻撃でもよほど幸運が低くない限り瞬殺はおろか必殺すら発動しない。
さらに間接攻撃に至っては微弱な魔法攻撃しかできず必殺が0、なおかつAIが間接攻撃優先なので弓兵が近くにいるか四方を囲んだだのしない限り絶対に向こうからは直接攻撃してこない。
ルセアなんかは魔防がトップクラスに高い一方で守備と幸運は最低レベルなので普通に考えれば直接攻撃一択なのだがそれでもわざわざ間接攻撃してくる。
物理系で幸運が低めなケントオズインフィオーラあたりなら反撃時に瞬殺される可能性がないとも言えないが、それならそれで手槍を使うか素直に他の仲間に任せればよいだけである。
完全に武器が本人の特性を殺してしまっている。
しかも武器の重さで攻速が17(19)に下がっている。体格も少年少女ばりの6とかなりヒョロい。女のソーニャ(7)にも抱っこされてしまう。

当然というか対峙したプレイヤーからは、そのあまりの残念さからネタキャラ認定されるのに時間はかからなかった。



そんな彼だが終章ではモルフとして復活する。


○パラメータ
LV 20
HP 53→56
力 20
技 30
速さ 26→28
幸運 0
守備 20
魔防 17→18
体格 6
武器レベル 剣S
持ち物:ルーンソード

HP・技・守備・魔防はジャファルのレベル20期待値を上回るほどにパワーアップ。育ちきったラガルトすら凌駕している。

たが、また魔法剣である。
またしても魔法剣であるがひかりの剣より「表示上は」高性能。
魔法剣なので間接攻撃可能、高い威力とHP吸収効果(100%)を併せ持つ。
特に前作では非常に凶悪な性能で神将器すら超えかねない性能だった武器である。

…前作で強すぎた反動か今作では超絶弱体化を食らっており、
所持者の攻撃力が半減するので彼が持った場合の実質的な攻撃力はわずか「2」であり、てつの剣どころかほそみの剣より弱い。
しかもこちらは直接・間接攻撃の両方が闇魔法による攻撃となるため必殺値が常に0になる。前作では直接関接ともに必殺出せていたのに…
もはや同じモルフに対してすら瞬殺が発動することは絶対にない。
そして剣のくせに重さが11もあるため、前ターンに出てくるジェネラルに追撃できない。

その圧倒的な低火力は終章でワーストで生前の直接攻撃以下…
どころかノーマルモードの終章雑魚モルフや、生前のウハイに負ける。君何しに帰ってきたの?
終章に来てリベンジするどころかパワーアップしたのはまさかのネタキャラ成分だけであった。

リザーブさんとは良い勝負ができそうである。
また物理職かつ鈍足なドルカスワレスにとってはワンチャン天敵になり得るかもしれない。
そんな状況は縛りプレイでもなければまずあり得ないが。

烈火の剣にはネタキャラボスが多いが、彼もその一人として生暖かく愛されている。

以上の数々の不甲斐なさから、公式→ファンの間でネタ化の認識が進んだミ○○○ースのように「まともな名前で呼んでもらえない」ことが持ちネタと化したのであった。

○その他
ジャファルの登場する25章は実は分岐シナリオであり、別のルートに進む事でジェットマンさんとの戦いを回避できる。
方法としてはこの章に辿り着くまでにのレベルアップ回数がと同等以上であればいい(カナスダーツは対象外)。
別ルートの相手は司祭ケネスであり、魔法の威力と必殺値の差で明らかにジュルジュルさんより強い。
モルフになった後はさらにその差が広がる。

仕様上どちらか片方としか戦うことはできないが、終章では何故か2人ともモルフ化している。

本人のスペック自体は高いため、某動画サイトの検証ではルーンソードではなくキルソードを持った彼は他のモルフに見劣りしない実力があることが明らかになっている。
例え汎用の必殺武器でさえ終章で暴れられたことは想像に難くないからこそプレイヤーへの救済措置として彼にキルソードを持たせられなかったのかもしれない。
…ただ、そこまでするぐらいなら無理にジャファル以外のアサシンを登場させなくても良かったのでは?という気がしないでもない…
また、シナリオ上パビスの護りという必殺(と瞬殺)無効の装備を強制的に入手するため、終章ではキルソード持ちでも意外となんとかなる可能性もある。
ぶっちゃけジュルメの瞬殺よりモブドルイドのルナ必殺の方が怖い

ちなみにルーンソード装備時の戦績は0勝9敗かつ全てストレート負けで大半が完全試合という悲惨さである。
上述の通り比較的ダメージの通るブレンダンやダーレンに追撃できないのが悲しい。

なお、『覚醒』のネルガルの配信チームにも彼らしきアサシンが存在する。
原作再現か、このアサシンも『滅殺』のスキルを持っていない。
ただ武器はサンダーソードではなく銀の剣なので再現としては中途半端という声もある。


風花雪月』で初手で全く意味のない吸収の計略を使って外す、
目つきが怪しすぎる、セリフの三下っぷりがそっくりな後輩が出現した。


追記・修正はジェルメの華麗なる瞬殺を見たことのある人がお願いします。

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最終更新:2024年04月18日 20:46