登録日:2012/03/31 Sat 18:30:36
更新日:2024/03/31 Sun 15:13:06
所要時間:約 4 分で読めます
魔装機神に登場する人物。
蒼地に赤いメッシュが入った髪をした青年。年齢は不明だがマサキと同じくらいだと思われる。
ラ・ギアス人にしては珍しくプラーナが高く、正式な魔装機操者として初期はテストパイロットをしていた。
このプラーナの高さゆえか感情の起伏が激しく頭に血が上りやすい。また思い込みが激しくプライドの高さもある一方、実力を認めた者には気さくな態度をとるところがあるが、これは単に照れ屋だからなんだとか。
あれ、これってツンデr
神祇無窮流の使い手で剣皇ゼオルートを師に持ち、そのゼオルートが「自分より見込みがある」と言わせるほどの実力者。
魔装機の操縦においても御前試合でヤンロンを退けるほどの冴えを見せており、とあるシナリオで競い合ったマサキも(選択次第だがたとえパーフェクト勝ちだったとしても)
「運が悪ければ自分が負けていた」とその実力を高く認め、一目置くほど。
ただし若い故かガエンからは人に教えられる程の腕ではない、と言われているため達人の域にはまだ遠いらしい。
作中では基本マサキのライバルのようなポジションにおり彼と競う「ライバル」というステージがあるが、同じ席には既にシュウがいるためライバルとしての存在感は希薄気味。
あえていうなら、シュウは超えるべき壁としての超然系、
ファングは実力伯仲の好敵手系とでも分けられようか。
ラングランの近衛騎士団の一員としての誇りを持ち君主のフェイルに高い忠誠を誓っている反面地上より送られてきた地上人の存在を快く思っていない。ただしこれはルビッカ等の危険分子による影響が大きい。
しかし、弟弟子であるマサキとの出会いと勝負の末、互いに対等のライバルと認め合い、地上人への敵意も薄れつつあったのだが……
フェイル亡き後は、フェイルを殺したマサキへ復讐するためバゴニアに就きマサキを執拗に追い詰めていく。
各有る国家の中バゴニアに入ったのは、母の実家がバゴニアにあったからとのこと。その際、復讐心をゼツに付け込まれてバゴニア軍に身を寄せ、特殊部隊の
エル・バドレル預かりとなっていた。
マサキ達と幾度も敵として渡り合っていたが、その中で決して望んでフェイルを討ってはいないことや、フェイルはこのような展開になることを望んではなく
逆にフェイルの名を汚すことになることに気づき、その後再びマサキの元へ就くこととなる。
フェイルの妹のセニアにはフェイルに代わり忠誠を持っている一方で彼女に気を持っている。ビーチボールの相手をしていたりリメイクではすき焼きパーティーで隣の席にいたり等さりげなくその気持ちが現れている。
ただし彼女に忠誠を誓っていることが裏目に出たのか彼女はファングを頼れる犬…もとい召使のような目で見ているようで進展は無さそうである……と思ったら、IIIのセニアの様子からはまだチャンスはありそうだぞがんばれファング!
頭にスカウターらしきものを付けているためかファンからは
ベジータと存在が重ねられている。というよりツンデレなライバルだったりIにおける精神の最後が友情だったりと完全に(ry
IIまでは常に付けているがⅡのあるイベントでは貴重な外したところが見れる。
□能力
基本的に能力は高く格闘や回避を中心に伸びやすい。プラーナも設定を再現したためか下手なキャラよりも高い。
ただし機会と機体には恵まれなく正式参戦は遅く、強力なガルガードは一時的でラストールも一時的で高HPのアゲイド+は没収され最終的に余り物のジェイファーに乗る。
Ⅱでは師の乗機でありロドニーのお下がりのギオラストに乗る。
余談だが、Ⅱのギオラストは
連続エネルギーだ…もといスプラッシュフォールがバーニングダイブにRU済みである。
噛ませじゃないんだよ、噛ませじゃ!という事だろうか。
Ⅲではギオラストの後継機であるギオリアスに乗る。ガエンのソルガディほどではないが回避力が非常に高く、分岐ではガエンと違うルートに行くため囮として活用される事が多い。
□各作品での活躍
出てはいないがフェイル軍としてマサキとは別行動をしていた。
仲間にするには第1章で上記の「ライバル」というシナリオを通り、そこで仲間フラグを立てる必要がある。
ちなみにこのルートを通ると後の御前試合での相手がヤンロンからファングに変わるほか、第2章でデメクサの加入シナリオを通ることが出来なくなる。
シナリオは襲撃してきたテロリストをマサキと味方NPCのファングの2人で迎え撃つというものだが、
話の流れでどちらが多くの敵を撃墜できるか競争することとなる。
このときにマサキの方が多くの敵を撃墜できればファングがマサキを少し見直し、第2章での仲間フラグに繋がる。
しかしこのときのファングは味方NPC扱いにもかかわらず熱血などの精神コマンドを使って敵に切り込んでいくため、サイバスターの武器を強化していなければ競争に勝つのは難しい。
少なくとも正面からディスカッターでの一撃で敵を落とせる攻撃力は欲しい。
ちなみにマサキがすべての敵を撃墜してパーフェクト勝ちすることも可能だがその際は謙虚な態度で接すること。
増長した態度を取るとファングが敵意を抱く(=仲間フラグが折れる)ばかりか、師匠であるゼオルートにも珍しく厳しい口調で苦言を呈されてしまう。
第2章では上記のようにマサキをフェイルの仇と付け狙うようになるファングだが、仲間フラグが立っていた場合は終盤に加入のチャンスがある。
邪神ルートでは「ファングの真意」にてマサキで説得すればその場で仲間になる。
テューディルートでは「ロザリーの涙」でマサキとファングを戦闘させて両者が生き残るとファングが撤退、
この次のシナリオ「ファング絶叫」でシナリオ終了まで味方NPCのファングを生存させれば仲間になる。
HPの高いアゲイド+といえど、格上のガッツォーに無謀な特攻を繰り返すので早くクリアしないと危険。
だがラセツルートではファングを仲間にすることは出来ない。
よってこのルートに行くなら「ライバル」は通過せずデメクサ仲間フラグを立てたほうがよい。
ファングは犠牲になったのだ アハマド神から与えられる資金500万…その犠牲にな
上の性能の項目にもあるように、仲間にすると余り物のジェイファーに乗ることとなる。
仲間にしたものの使われることなくゲームクリアもありえるくらいに地味な機体であるが、魔装機神の必殺技に匹敵する威力の真・虚空斬、意外に高いファングの射撃値を活かせるハイパーレールガンなど光るものは持っている。
資金をかけた分だけ応えてくれる機体なのでぜひ使ってやろう。
ルートによってはこのときロザリーが加入している場合があるが、ジェイファーのパイロットとしてはファングが優先される。
なのでロザリーをパイロットとして使いたいならファングを説得せずに倒してしまう必要がある。
任意で乗せ換えできるシステムがない故の悲劇である。サツバツ!
なおこれまでツンケンした態度が目立っていたファングだが仲間入りすると
「OK!ま、俺がいれば恐いものナシだぜ」
などとフランクな口調で満面の笑みを見せるなど憑き物が落ちたかのようにキャラが変わる。
以前より性格が丸くなっている。マサキとも確執が解消したので仲が良い友人ポジションになっている。
ただし扱いも荷物運びやったりとネタキャラ同様になってしまった。
まぁ、その分出番があるので、どこぞのツレちゃんとかの事を考えると良し悪しと言ったところ。ただし、南部ルートではそのせいで出撃不可になるシナリオがある。
エランさん(笑)の父チェンバル師範のことを知っていたり等貴重な台詞があったり、今度は2年と185日前の因縁でストーカー被害にあったりと出番もある。
そのストーカーのお蔭でかつての自分のウザさを実感したらしく「マサキに悪い事してしまった」と反省していた。
初登場時のシナリオで余裕かまして撃墜されるのは誰もが通る道…。
折角の新旧ライバル対決なのにこのせいでますます
ベジータ化が進んでしまった感がある。
まぁ、初登場シナリオは強制無改造という本作の仕様のせいなのだが。
なお、完全にデレたという事なのか、友情はなくしたが代わりに練功をゲット。この元ライバル、マサキにプラーナを分け与える気満々である。
(ちなみにシュウもエランも覚える。マサキ、ライバルキャラに愛され過ぎ)
イメチェンでスカウターを外し、服装も皮ジャンと普通の若者っぽくなった。
しかし、マサキからは「誰だお前」と言われそうになった。外見変わりまくったロザリーはともかく、付き合いの長いファングに対してこれはいくらなんでも酷くね?
今回は参入が早く、バゴニア時代の出来事が語られるためかジノとよく絡み、共に強制出撃する回数が多い。
今作のバゴニアルートはまさに彼のための話と言ってもよくファンからは「ファングルート」と呼称される。
余談だが、中断メッセージで一番キャラ崩壊しておりセニアは困り果てプレイヤーは腹筋を崩壊させていた。
別名「ファングっぽいモノ」(セニアがそう言う他、実際にキャラ名がこれになってたりする)
ちなみに前作のパシリ化はセニアも「まずい方向性」と思っていたらしいがどう考えてもセニアのせいである。
ファング「我ら、アニヲタでも追記・修正を完璧にできる……それを今日、証明して見せよう!!!」
兵士(パチパチパチ)
ファングっぽいモノ「後、名前に反して牙を抜かれたこの犬に!何なりとご命令を!」
兵士(!?)
- ファングルートの詳細はネタバレになるからもう少ししてからで良いかな? -- 名無しさん (2013-09-07 20:05:19)
- ファングっぽいものネタの追記とⅡの表記を修正 -- 名無しさん (2013-09-07 20:31:05)
- バゴニアルート最初に進んだら、ラスボス相手の特殊台詞がマジやばかった。真面目な中村。 -- 名無しさん (2013-09-07 21:52:56)
- ファングやマサキ達の戦闘台詞のせいで作品が進む度にゼオルートのオッサンがどんどん化け物染みてきてる。義理とは言え息子のマサキはⅡで真伝に至り、正統な弟子のファングもⅢで奥伝にまで辿りついた事を考えると感慨深い物があるな。今の二人でさえ技量ではまだまだ及ばない様だけど -- (2014-02-18 23:49:19)
- ↑というか、あのシュウですらゼオルートの域にはまだまだ遠いって辺りが恐ろしい。 -- 名無しさん (2014-03-01 10:40:30)
- LOE2部で仲間入りしたときの「OK!ま、俺がいれば恐いものナシだぜ」(満面の笑み)に度肝を抜かれた -- 名無しさん (2014-10-21 17:36:32)
- ぶっちゃけ初期のあの機体で純粋な剣術のみでグランゾンと張り合う化け物だし -- 名無しさん (2016-07-29 10:43:40)
- アンティラスタイの連中&アルメラ組&シュウの仲間達&ゼノサキス南宗家の連中が地上に出てきたら、ファングはジョッシュと絡んでほしい -- 名無しさん (2017-05-27 19:29:28)
- 道に迷ったマサキがどっちの方角に行くかの選択肢で運命変わりすぎな男 -- 名無しさん (2022-06-12 10:28:19)
最終更新:2024年03月31日 15:13