僧衣を脱ぐ日

登録日:2010/07/15 Thu 21:48:52
更新日:2023/09/19 Tue 15:04:18
所要時間:約 3 分で読めます




※WARNING※
この項目はホモエロネタです。
耐性のない方、18歳未満の方、お坊さんからにじみ出る色気を理解できないノンケは今すぐブラウザバックしてください。





山川純一のホモ漫画。単行本『ワクワクBOY』の描き下ろし作品。
後に復刻された『ウホッ!! いい男たち~ヤマジュン・パーフェクト』にも収録されている。
後述のように、発表から十数年後に風評被害を与えてしまった問題作?でもある。



■あらすじ

新米僧侶・英恵は、檀家巡りを済ませて寺への帰路につく途中、木陰から男の喘ぎ声を聞く。
興味本位で覗いてみると、浮浪者2人がホモ・セックスをしていた。

男同士の行為に日々欲求を感じていた英恵は2人の行為に見入ってしまうが、お約束通り小枝を踏んで音を立ててしまい、見つかってしまう。

褌にテントを張りつつも必死に逃げる英恵であったが、あえなく捕まってしまう。
浮浪者2人は「俺たちのやってるのを見たいんなら遠慮するなよ。仲間に入れてやるぜ」と、英恵をひん剥き、強姦。

初めて感じる快感。
禁欲の念から背徳を感じるものの、夢にまで見ていた男同士の野獣のようなセックスに次第に頭がからっぽになり、ついには自ら求めていく英恵……。

全てが終わった。自分が築いてきた信念が音を立てて崩れるのを感じた英恵。
立ち去ろうとする2人を呼び止め、そして……。

英恵は仏門の生活を捨て、2人と共に本能のままに快感を与えてくれる肉欲の世界に生きる道を選んだのだった。(と言うと聞こえはいいが、要はホームレスである)



■登場人物

  • 英恵(えいけい)
別名「でかマラの坊さん」。
寺と檀家への奉仕を何よりの生き甲斐だと感じて禁欲の生活を送りながらも、実際は男同士の性行為を夢想していたホモ坊主。
性経験はなかったが、偶然に浮浪者2人の性行為を見て、彼の運命は大きく変わっていく。

【名セリフ】
「禁欲を実践する僧侶の私にとってそれは青天の霹靂ともいうべき光景だった…。それも私が幾度となく夢想しては必死にふりはらってきた男同士の…」
「私は必死で走った…。しかし、不覚にも股間のものが怒張して思うように進めず差はつまる一方だった。この時…私の心の中に彼らにつかまりたい思いがまったくなかったであろうか…」
「初めての肉と肉のぶつかり合いにいつしか私は自ら肛門をひきしぼり、己の男根を激しく舐っていたのである」

  • 浮浪者2人組
森の中でファックしていた浮浪者のおっさんズ。ヒゲとハゲ。
覗き見していた英恵を捕まえて、そのまま強姦してしまう罰当たりコンビ。

【名セリフ】
「坊さんにしちゃあいいものをもっているじゃねえか」
「ひゃ~~うまそ――」
「でかマラの坊さんよ、気がむいたらまた来なよ。いつでもかわいがってやっからよ!」



■余談

ヤマジュンブーム真っ盛りの頃、子供向け検索エンジンにて「僧衣」と打つと、真っ先にこれが出ることが問題視されたとか……。
2021年現在では、「本来の」僧衣がほとんどであるが、トラップのようにわずかに潜り込んでいるので注意が必要である。



追記・修正は本能のおもむくままに肉欲の世界を選んだ人にお願いします。

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最終更新:2023年09月19日 15:04