ミラフォース・ドラゴン

登録日:2011/12/24 Sat 19:14:15
更新日:2024/04/27 Sat 08:05:35
所要時間:約 3 分で読めます




この力は次に繋がる。聖なる剣が戦場を切る。

ミラフォース・ドラゴン SR (7)
ボルケーノ・ドラゴン 8000
■このクリーチャーがバトルゾーンにある間、バトルゾーンにある自分のドラゴン以外のクリーチャーはすべて「パワーアタッカー+4000」を得る。

DMC-13「コロコロ・ニュージェネレーション・パック」で、《凶星王ダーク・ヒドラ》と共に収録されたカード。

バトルゾーンに居るだけでパワーアタッカー+4000。
これは魅力的な効果である。
しかしだ、テキストをよく読めば衝撃の事実が記されている。

自分のドラゴン以外のクリーチャー。

例えば連ドラにこのカードを入れてみよう。
召喚したところでせいぜいドラゴンの補助が役割であるファイヤー・バードが多少ファッティになるくらいである。
と言っても、パワーアタッカーなので攻撃時にしか発動せず、バトルが終わってしまえばパワーは戻ってしまう。

せめてドラゴンを強化してくれれば、せめてパワーアタッカーではなくパワー+4000であれば、もう少し活躍の場があったかもしれない。

自分のドラゴンを対象にパワーアタッカーを付加するカードには《オーバーキル・ゼロ・ドラゴン》がある。
こちらはコストが1重いが、その分パワーアタッカー+5000になる。
オーバーキル・ゼロ・ドラゴン自身も強化される。
しかしこれはコロコロコミック2009年5月号のプロモーションカード。
正直こっちを収録してほしかった。

アタッカーとしてもW・ブレイカーすらないので微妙なところ。

ダーク・ヒドラと比べるとかなり……いや目茶苦茶見劣りする。

ちなみにボルケーノ・ドラゴンであるが、見た目も名前もアーマード・ドラゴン。
普通ボルケーノ・ドラゴンは《紅神龍ジャガルザー》紅神龍バルガゲイザーなど名前に紅神龍が付くのがルール。
見た目も蛇っぽいのが多い。
まあアーマード・ドラゴンだったとしても使えないことには変わりないですね!

どう見てもアーマード・ドラゴンなのにボルケーノ・ドラゴンを持つ事や、基礎パワーが6000を超えているのにW・ブレイカーを持たないが漫画ではW・ブレイカーを持っているという事情から現在の性能は誤植によるものではないか、とする説が濃厚。*1



  • 漫画での活躍
幽が勝舞に渡したカードの1枚でCチャッピー戦で使用。この時はW・ブレイカーがついていた。(そのおかげで誤植説が濃厚になっている)そのため、連載時はフィニッシャーがラルバ・ギアになっているが、コミックス版ではこのカードでとどめを刺している。
対戦相手のチャッピーは、「このカードさえなければ勝っていた」と述べているが、ぶっちゃけパワーアップ能力をうまく使ったわけでもないので、実際には2体のブラッディ・イヤリングを止めたジルワーカのほうがよっぽど役に立っている。






いまだに転生も再録もされていない。
どれだけミラフォースをいじめたいんだ…。

ちなみに、遊戯王DMのドーマ編にもほぼ同じ名前のモンスターが登場したがこちらは聖なるバリアとクリティウスが融合した?非常に強力なモンスターである
ミラーとミラ・・・かたやカード化していないとはいえどうしてこんなことに・・・
え?ミラーフォース・ドラゴン収録確定だって?ソンナバカナ……








そんなミラフォースだったが……
デュエル・マスターズ プレイスに映えある初期カードプールとして実装。

デュエル・マスターズ プレイスでは
  • 混沌魚》や《シーマイン》と言った当時基準でもカスレアであったものはレアリティの下降、逆に《アクア・サーファー》等の有用カードはレアリティの上昇といったレアリティの調整。
  • 引ける枚数に上限のついた《マーチング・スプライト》のように性能に調整がかかったもの。
  • 《スパイラル・スライダー》のように元のカードから名前を変えた調整版が実装されたもの。
といったように調整が加えられたカードが多々あり、ミラフォース・ドラゴンもそんな調整の加えられたカードの1枚である。

そのスペックがこちらとなる。

ミラフォース・ドラゴン VR 火文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 8000
W・ブレイカー
自分のドラゴン以外のクリーチャーはすべて「パワーアタッカー+4000」を得る。


画面構成の都合上省略された部分はさておき、種族がボルケーノ・ドラゴン→アーマード・ドラゴン、コストとパワーに見合ったW・ブレイカーの獲得、レアリティの下降といった変更をされている……というよりも本来想定されていた性能にエラッタされたと言うべきか。
デュエル・マスターズ プレイスにおいて最も大きく性能を変更させられたカードの一つと言えるだろう。
15年の時を経て、ようやくまともなスペックを手に入れることができた。

現在のプレイスの環境では低コストのブロッカーが幅を利かせていて小型クリーチャーでは殴りにくいのだが、相手にブロッカーを展開された後もこのクリーチャーを出せばブロックで破壊されることを気にせず安全に殴れるという利点があり、一線級では無いが環境にある程度通用する性能となっている。
殴り返しに弱い点は、こちらも小型ブロッカーを採用するかクック・ポロンの効果を使うなどして対策しよう。



この追記は次に繋がる。聖なる修正が戦場を切る。

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最終更新:2024年04月27日 08:05

*1 そこそこ知られているがデュエル・マスターズ公式は明らかな誤植であっても誤植を認めずエラッタをしない事が多い。再録の際に誤植によって性能が変化してしまう場合も無理矢理裁定を変更して誤植ではない事にした例がいくつか存在する。