王家の谷の守護者達(曉!!男塾)

登録日:2014/08/20 (水曜日) 18:41:22
更新日:2021/03/07 Sun 14:09:20
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『曉!!男塾』に登場する格闘集団の一つ。読みは先代と同じく「ファラオ・スフィンクス」だが略称が文庫版同様「P・S」になっている。

■解説

かつて、天挑五輪大武會で男塾と戦った王家の谷の守護者達の後継者達。
格闘技集団に格付けをする「魅死臨」から星三つに格付けされた事で亜流魔偈呑に参加、男塾の初戦の相手となる。先代と同じく、普段は棺に身を隠している。
その奇怪な技は健在で、信長や赤石を苦しめる。しかし、最後は大将・ツタンカーメン十五世がマスクマンに敗れ敗退した。


■メンバー

◆ツタンカーメン十五世

ファラオ・スフィンクスの現大将。飄々とした雰囲気の若者で、味方からは国王を意味する「ファラオ」と呼ばれる。
額に「ピクロスの眼」という第三の眼を持ち、奇蹟と称する様々な技でマスクマンと戦う。
その際、奥義と称して機械を使った攻撃を行い「今時P・S五千年の神秘などといっていられるか」と、
祖先を冒涜するような台詞を言った事でマスクマンを怒らせてしまい、奥義を破られる。
すると、伝統の決闘法「メラホトの戦慄」で勝負を挑むが敗北。技だけではなく人間的にも完敗したと認め、メダルを手渡した。

●トト神の審判(トトしんのしんぱん)
ファラオ・スフィンクス秘奥義。杖をかまえて気合を入れる事で、相手を石にしてしまう。
その正体は集合すると石の様になる虫「石虫」を大量に放つというもので、中国拳法で言う「石虫籠陶殺(せっちゅうとうろうさつ)」
この石虫は人に取り付くと肉体及び意識を麻痺させる毒を発し、その効果を倍加させている。
弱点は高温で、温度が上がると虫が苦しんで体から離れてしまう。

●ピクロス神の降臨(ピクロスしんのこうりん)
ファラオ・スフィンクス究極奥義。ツタンカーメン十五世が額にあるピクロスの眼から強烈なを放ち、三つ目の鳥に変身する。
数ある中国拳法においてもこのような技は存在しないと袁紹を驚愕させるが、
それもそのはずで正体はロボットであり額の眼もマグネシウムを使った発光装置が埋め込まれたダミーである。

●メラホトの戦慄(メラホトのせんりつ)
伝統の決闘法。ピラミッドの頂上から下げられたロープにぶら下がって戦う。中国拳法で言う「断崖宙乱関」。

●零坐零差(れいざれいさ)
究極の闘着。闘着の革命といわれ、その驚異的な速度倍増効果は格闘世界を震撼させた。だが、その製造方法も製造元も公にはされておらず眉唾の物となっている。


◆ジェビル

ファラオ・スフィンクスの先鋒。その姿はかつてのジェセルを思い起こさせる。
姿だけではなく技も継承しており、ジェセルと同じく不老不死の肉体を自称する。
キングコブラの「アメハス」を操り信長を苦しめるが、奥義「墓罹伝屠」でアメハスを倒され交代した赤石に正体を見破られる。
それでもなお戦うが、最後は斬岩剣で切断されたスフィンクスの下敷きにされ敗北した。

●オシリスの豐饒(オシリスのほうじょう)
ファラオ・スフィンクス秘奥義。不滅の肉体で体に刃を突きたてられても砂がこぼれ、真っ二つに切断されても元に戻る。
その正体は砂の中から人形を操作するというもので中国拳法で言う「傀儡操(かいらいそう)」
先代のジェセルは張りぼてに潜んでいたため、足元など生身の部分には攻撃が通用してしまったがこの技は人形を操っているのであたかも不死身に見える。
先代の弱点を克服し発展させた技といえる。

●ナイソスの黃昏(ナイソスのたそがれ)
ファラオ・スフィンクス秘奥義。砂の中に潜み、砂をまるで生き物のように動かしその中から攻撃をしかける。
先代の石壺のネスコンスの「アマルナの黃昏」との関連は不明。


◆その他のメンバー

ジェビルが倒れた後、アヌビス(二代目?)が戦おうとしたが棺から出てくる前にマスクマンの「緊縛鎖」で他の二名とともにまとめて封印されてしまった。


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最終更新:2021年03月07日 14:09