桐皇学園

登録日:2014/09/05 Fri 17:15:01
更新日:2024/02/19 Mon 21:23:41
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桐皇学園とは週刊少年ジャンプで連載されていた漫画黒子のバスケ』に登場する架空の高校のひとつである。
正式名称は「桐皇学園高校」であり、誠凛高校秀徳高校と同じ東京都の高校でもある。


●概要

黒子のバスケの東京都には黒子火神が属する誠凛の他に、「北の王者」正邦、「東の王者」秀徳、「西の王者」泉真館の『三大王者』が存在する。
東京都からはIHに3校出場するのだが、その出場枠を10年間『正邦』『秀徳』『泉真館』の3校が独占していることからその呼び名がついた。
対して桐皇は比較的新参の学校である。


●特色

過去の実績こそほとんど無いのだが、近年全国から有望な選手を集めたいわゆる傭兵集団であり「新鋭の暴君」と呼ばれている。
その成り立ちから各自の能力が高く、チームプレイよりも個人技で決めることを優先する超攻撃型のチームである。

個々で独立した攻めが目立つものの、共通の意志として「勝利への渇望」でまとまっている。そのため勝利のためであれば個人を殺して最も成功率の高いプレイを取ることができる*1
キセキの世代のエース・青峰大輝を獲得し、全国随一のオフェンスが更に極まっている優勝候補の一角。


●経歴

IHは準優勝。ただし青峰は準決勝以降に怪我で出場していない。
優勝した洛山高校赤司、3位の陽泉高校紫原も準決勝以降は出場しておらず、試合の組み合わせもはっきりしていないので陽泉との明確な力関係は不明。

WCでは一回戦で誠凛と対戦。誠凛にとっては因縁のリベンジ戦となり、総力を駆使して辛くもIHでの雪辱を果たした。


●所属人物

CV:諏訪部順一
身長192cm・体重85kg・背番号5・パワーフォワード(PF)

キセキの世代のひとりで黒子の元相棒であり、中学から現在まで自他共に認める最強のエースを務めてきた。
桐皇の実力主義も相まって練習もせず好き勝手に過ごしている。
詳細は個別項目へ。

  • 桃井さつき
CV:折笠富美子
身長161cm・体重ヒミツ

桐皇学園バスケ部のマネージャーで青峰の幼馴染みでもある。
諜報に優れ、得た情報から相手がどのように成長するかまで分析することができるため、かつて帝光中学バスケ部でキセキの世代を支えていた。
リコ曰くバスト91cmFカップの巨乳で桃井が煽るのもあり、リコからは敵視されている。
黒子に好意を抱いているが、高校は青峰と同じ桐皇学園高校へと進学した。荒んでいく幼馴染を放っておけなかったらしい。
キセキの世代が才能を開花させた事で不協和音が生じてしまった事について黒子と同じく憂いている。
青峰との組み合わせは中々人気があるらしく、公式ファンブックのベストコンビ人気投票では9位にランクイン。
男女の組み合わせでは1位だった。

  • 今吉翔一
CV:中井一哉
身長180cm・体重71kg・背番号4・ポイントガード(PG)

糸目で眼鏡の3年生主将。一人称は「ワシ」。
青峰の能力に絶対の信頼を置き、彼の身勝手な行動を許しており、試合中では幾度となく「最強は青峰」と呟いている。
関西弁で気さくに話すが実際は人が好いとはいえない性格で心理戦に長け、無冠の五将のひとりでもある花宮曰く「人の嫌がること」をさせたら随一で黒子の視線誘導を封じたりブザービートを決めて精神的ダメージを与えたりする事が多い*2
反面、PGとしてのスキルは笠松や高尾に劣る模様。
青峰が対等に戦える相手を渇望していた事を見抜いた人物でもある。
地味に人気キャラの一人。

  • 桜井良
CV:島崎信長
身長175cm・体重59kg・背番号9・シューティングガード(SG)

クイックリリースな3Pシュートを得意とする「すみません」が口癖の謝りキノコ。
気弱な性格だが負けず嫌いでWCでは日向にシューターとして対抗心を燃やしていた。
弁当をデコレーションするほど料理も上手く、料理下手な桃井の代わりにレモン蜂蜜漬けを持参した事も。
1年でありながら強豪の桐皇でレギュラーに選ばれているあたり、中々の逸材である。

  • 若松孝輔
CV:鳥海浩輔
身長193cm・体重85kg・背番号6・センター(C)

海常高校の早川と同じくらい騒がしい2年生。
木吉から「身体能力は火神と同等」と評価されており、パワーでも木吉より上。が、終始木吉には手玉に取られていた
勝手な行動を取り続ける青峰の事を快く思っていないが、同時にエースとしての実力は認めている。
WC敗退後は今吉から次期主将を任された。同時に青峰の扱いにも慣れた模様。
ちなみに学力は青峰程酷くはないが残念な模様。

  • 諏佐佳典
CV:村上裕哉
身長190cm・体重80kg・背番号7・スモールフォワード(SF)

3年生副主将。凄い地味。
黒子のバスケではチームに一人はいるモブに近いレギュラーのひとりだが並みの高校ではエース級の実力と評されている。
元々はPFだが青峰の加入によりSFになった。が、青峰がリバウンドに参加しないため、SFでありながらリバウンドに参加している。
WCで誠凛に敗れた後は今吉と共に受験勉強をしており、問題集を見る限り学力も優秀なのがうかがえる。

  • 原澤克徳
CV:星野貴紀
身長187cm・体重72kg
桐皇学園バスケ部の監督で化学教師。
42歳とは思えない若々しいイケメンで前髪を弄る癖がある。
練習しなくてもいい事を条件にスカウトしてきた高校を次々と断ってきた青峰に対して門前払いせず検討した事でその後の今吉の指摘によって結果的に青峰は桐皇に入学入部する事になった。
かつてはリコの父・相田景虎と共に日本代表として活躍していた。
描写はないが酒が大好きで酒癖はかなり悪いらしい。
特にウイスキーを好みらしく、またカクテル作りが特技である。
陽泉高校の監督でもある荒木雅子が気になっているようで彼女をたびたび食事に誘っている模様。


●余談

ベストチーム投票では、キセキを含んだチームの中では最下位の7位。
WCの誠凛vs桐皇のテーマが「孤高の最強のエースvsチームに支えられたエース」であったため、チームとしての掘り下げが他と比べて少なくなったのが原因だろうか*3
また投票時期が連載の終盤だったことも関係していると思われる。



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最終更新:2024年02月19日 21:23

*1 景虎からは「誠凛よりチームプレーが出来てる」と言われている

*2 花宮のように卑怯な真似はしないが…

*3 他のチームと比べても明らかに会話する描写が少ない。岡村、実渕、高尾などメンバー間で緩衝材になる人物がいないからだろうか