ドラゴニック・オーバーロード

登録日:2011/08/29 Mon 15:26:18
更新日:2023/10/01 Sun 14:45:37
所要時間:約 10 分で読めます




イメージしろ。これが俺の本当の姿だ!
ライド・ザ・ヴァンガード!!

この世の全てのものを焼き尽くす、黙示録の炎!!
ドラゴニック・オーバーロード!!



カードファイト!!ヴァンガードに登場しているユニット。

《ドラゴニック・オーバーロード》
ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)
かげろう - フレイムドラゴン パワー11000 / シールドなし / ☆1
【永】【(V)/(R)】:他のあなたの《かげろう》のヴァンガードかリアガードがいないなら、このユニットのパワー-2000。
【起】【【(V)/(R)】:[【カウンターブラスト】(3)] そのターン中、このユニットのパワー+5000し、【自】(V)/(R)】:このユニットのアタックが相手のリアガードにヒットした時、このユニットを【スタンド】する。』を得て、【ツインドライブ!!】を失う。

トライアルデッキ「帝国の暴竜(ドラゴニック・オーバーロード)」で登場したヴァンガード初のパワー11000のカード。
その優秀な効果入手のし易さと相俟って、初心者にも安心な強力なドラゴンと言えるだろう。




トライアルデッキ発売段階ではまだ拡張パックが登場しておらず、対として発売されていた聖域の光剣士には同等スペックを持つカードが存在しなかった為か収録デッキは爆発的な人気を誇り、都内の有名カードショップ店では売り切れが続出したという。
そこ! 近所の本屋で売ってたとかゆーな!


かげろうが初心者向けと言われる要素の一つとしてまず間違い無くこのカードの存在が挙げられるだろう。
騎士王降臨発売以降は《アシュラ・カイザー》等の登場によってその優位性が失われたものの、かげろう内では依然としてトップ。デッキ構築も分からない初心者かげろう使いに対しては「迷ったらとりあえずドラゴニック・オーバーロードを挿しとけ」と言っておけば大体合ってる。


ファイト内ではVに置いてもRに置いても使える万能型。
相手を一気に殲滅できる可能性を持つ起動効果「エターナル・フレイム」は『【ツインドライブ!!】』を失うデメリットがあるものの、Rで使えばノンデメリット。強化はターン中続くので、スタンドトリガーで起き上がれば16000~21000ラインの再アタックが可能。自己スタンド能力も生きているので、スタンドに特化した疑似ノヴァグラップラーのようなデッキを構築するのも面白いかもしれない。

Vで使用した場合も強力。P11000の防御力は言うに及ばず、効果を起動して『【ツインドライブ!!】』を失ったとしても前列全てに攻撃が通れば三回のドライブチェックが可能
もっとも相手も全力でガードしてくるので、スタンド能力が成功する事はあんまり無い。それでも相手のシールドを大きく削れるのでアドは稼げているが。
またRにコールされた場合はジェノサイド・ジャック並に目の敵にされ、ヴァンガードでも無いのに集中攻撃される事がある。
特に勇気を力に変えてくれる剣を持った光剣士とか焔を束ねし爆炎の剣士とか。


勇気「CB2! G2以上を退却させます! ピンポイントバースト!」
爆炎「マロンブーストでアタック! あ! トリガーユニット出ました(^^)パワー26000です☆」
オバロ「アッーー!」


……除去はかげろうの特権じゃねえのかよロイヤルパラディンぇ……


【アニメ第一期での活躍】

初登場したのは第二話。同作品にて初めて登場したG3ユニットである。
ツインドライブ!!初発動は社長に持っていかれたがな!
この時ライドした櫂トシキのエースカードであり、以降も彼の象徴とも言えるユニット。
相当お気に入りらしく櫂「これが俺の本当の姿だ!(キリッ!」と厨二全開で高らかに「ライド・ザ・ヴァンガード!」と宣言していた。


更にこの時はアイチ初めてを奪ったせいからか、以降の彼からは想像できない程のノリノリなテンションの高さと興奮を見せる。
直後にエターナル・フレイムを発動してアイチの前列を焼き払った際には某王様を彷彿させるイイ笑顔を浮かべていた。いやあ、櫂君マジ悪魔
以降のファイトでも当然使用され、多くのファイターを『ファイナルターン!!』宣言と共に、黙示録の炎の中に沈めた。


が、実際の出番の回数はそれほど多いわけではない。というのも、新弾が出る度に新たな切り札級のG3ユニットを櫂君が律儀に使いこなして見せるので、アイチの《ブラスター・ブレード》に比べると登場頻度が低い。
それでも第一話からずっと使われてるのを見る限り、彼のエースというのは紛れも無い事実なのだろう。


2回目のショップ大会で三和(大納言太子)くんも使用。
『オレは櫂ほど甘く無いぜ』といい、まさかのリアガードサークルにコール。
ドライブチェックの後、トリガー効果のパワーを全て《ドラゴニック・オーバーロード》に追加するガチプレイを披露した。


終盤において進化系ユニットであるドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンドが登場。
雀ヶ森レンとの戦いで猛威を奮うも、僅差で敗れてしまった。

【アジアサーキット編】

虚無(ヴォイド)による封印の影響で、ファイト中の描写で登場したのは第一話の冒頭のみ。
ユニット設定としては《ブラスター・ブレード》、ブラスター・ダークと共に解放されたものの、ジ・エンド化の際に使用した禁呪の影響により、再び眠りに着いたとされている。

【リンクジョーカー編】

交流試合において森川カツミが使用。
ただし、この時の出番はリアガードサークルにコールされたことのみで、あまり目立った活躍はしていない。
かげろう解放後も、櫂君は何故かなるかみを使い続けていた為、「もう櫂君の口から黙示録の炎が聞けることはないのか」と危惧するファンもいた。
しかし、リンクジョーカー編の終盤。満を持してЯ化した櫂君が使用。
ブレイクライドと言う新たな力を引っ提げて戻ってきた。


《ドラゴニック・オーバーロード》
ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)
かげろう - フレイムドラゴン パワー11000 / シールドなし / ☆1
【自】【リミットブレイク】(4)(あなたのダメージが4枚以上で有効):《かげろう》がこのユニットにライドした時、あなたのヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー+10000し、【自】(V)】:[【カウンターブラスト】(1),あなたの手札から《かげろう》を1枚選び、捨てる] このユニットがリアガードにアタックしたバトルの終了時、コストを払ってよい。払ったら、このユニットを【スタンド】する。そのターン中、この能力は使えなくなる。(コストを払わなくても、この能力は使えなくなる)』を与える。
【自】【(V)】:このユニットがアタックした時、あなたのリアガードが相手のリアガードより多いなら、そのバトル中、このユニットのパワー+2000。
【永】【(V)/(R)】:盟主(共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない)


同じカード名を持ちながら異なる能力を持つという非常に珍しいユニット。
新たなクロスライドユニットである《ドラゴニック・オーバーロード“The Яe-birth”》との連携により、高確率で二回のスタンドが可能となる。
アニメでの技の呼称は エターナル・フレイム・リバース


長らく出番が無かったものの、未だ作中の登場人物からは櫂の代名詞と認識されているようで、新生オーバーロードを見たレンからは、
「オーバーロード。その名こそ、THIS IS THE 櫂トシキ!!(訳・これは櫂トシキです)」
と呼ばれている。

再ライド分のカード消費を考慮しても2:2交換、つまりカウンターブラスト(1)で相手のリアガード1枚を殴り倒しつつ、1枚捨ててから2枚引いて1枚を捨てる手札交換が行うスタンド能力とも見れるので、《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》や《ドラゴニック・オーバーロード “The X”》等の能力のコストに含まれるペルソナブラストの確保に都合が良く、《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》ならクロスライドにもなり、再スタンド後のパワー不足という弱点も解消できる。






《ドラゴニック・オーバーロード》
ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)(フォース)
かげろう - フレイムドラゴン パワー13000 / シールドなし / ☆1
【起】【(V)/(R)】【ターン1回】:【コスト】[【ソウルブラスト】(1)]することで、そのターン中、このユニットのパワー+10000。
【自】【(V)】【ターン1回】:アタックがヒットした時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1),手札から2枚捨てる]ことで、このユニットを【スタンド】し、そのターン中、ドライブ-1。

こちらがVシリーズにおける新たなるオーバーロードの姿。
以前のものがどちらかと言えばリアガード向けだったのに対してこちらはヴァンガードとして活躍できるスペックとなっている。

ターン1回しか使えなくなった代わりに使用コストはCB1と手札2枚。以前のものと比べて手札コストが発生しているがツインドライブで実質帳消しと言ってよく、カウンターブラストも3分の1にまで軽減されている。

また、ソウルブラストする事でターン中パワー+10000を有すため打点に関しても申し分ない。リアで輝く初代版やブレイクライドする事で後続に力を与えるBR版と違ってヴァンガード単独で敵をねじ伏せていけるようになった。

反面弱点としては初代同様にアタックがヒットしないとスキルが発動しないため最初のアタックの時点で防がれたらスキルが発動できない。また、アニメ版でも利用されたが敢えてスキルを発動させた後2回目のアタック時にガードされるとツインドライブによる手札増加が帳消しになりカウンターブラストも払い損になってしまう一種のもろ刃の刃と言っていい。また、スタンドするのは1回だけのため初代版と比べるとドライブチェックで増える手札が1枚だけとなり、2枚も減ってしまっている。

アニメ版では2018年からのリメイクシリーズで櫂トシキが使用。
リメイク前と違って一貫して彼のエースとして毎回ライドされる。さらに三和くんがノヴァグラップラー使いになった事で他に使用者も存在せず、まさにThis is THE 櫂トシキと言えるだろう。



それは、数多の軍勢を滅せし色褪せぬ伝説
黙示録の竜は、あらゆる歴史にその名を刻む


《ドラゴニック・オーバーロード》
ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)(ペルソナライド)
ドラゴンエンパイア - フレイムドラゴン パワー13000 / シールドなし / ☆1
【永】【(V)/(R)】:このユニットがリアガードにアタックしたバトル中、相手は手札から(G)にコールできない。
【自】【(V)】【ターン1回】:アタックがヒットした時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1),手札から1枚捨てる]ことで、このユニットを【スタンド】し、そのターン中、ドライブ-1。

最新ルールとなるDシリーズでは、過去のユニットが時を超えて現代に現れた「邂逅カード」として実装。
自己強化を失った代わり、リアガードへのアタック時に手札からのガーディアンのコールを封じる永続能力を得ており、自己スタンドにかかるコストも1枚減っている。
パワー面はペルソナライドの追加などにより補えるが、反面ブリッツオーダーによる防御やインターセプトは防げないことに注意。

バックストーリーでは他のユニットと異なり、本人が一応健在。
ケテルサンクチュアリの長角山脈の端に位置する「死せる修道僧の庵」の最奥部の洞窟にて、剣を手放し、体が真っ白になり力を失った状態で眠りについている姿が描かれている。



追記・修正はエターナル・フレイムで相手前列を殲滅し、なおかつ相手のダメージゾーンを6枚にしてそうだ。これが、ヴァンガードだ!と宣言してからお願いします。

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最終更新:2023年10月01日 14:45