GOD EATER 2 ANOTHER EPISODE 防衛班の帰還

登録日:2014/12/14 Sun 15:48:28
更新日:2023/11/12 Sun 07:15:26
所要時間:約 5 分で読めます





ヒバリ君、今大丈夫かい?

はい、サカキ博士

大至急お願いしたいことがあるんだ

先ほど広域レーダーで観測されたアラガミの大群の件でしょうか?

さすが、話が早くて助かるね

今ちょうど召集をかけたいメンバーのリストをそちらに送らせてもらったよ

受信、完了しました

それでは彼らへの連絡、よろしく頼むよ


We’re Back!


GOD EATER 2
ANOTHER EPISODE

RETURN OF THE DEFENCE FORCE




『GOD EATER 2 ANOTHER EPISODE 防衛班の帰還』は2014年6月5日に発売された『GOD EATER 2』のアペンドパッケージ。
一部装備や衣装の先行配信などを除けばことごとく無料であったゴッドイーターシリーズのDLCにおいて初の有料での追加要素となっている。
と言っても1,000円払えば半永久的に同一アカウントで何度でもダウンロードできるのでリーズナブルな方。
前作でのリデザインもあって高い人気を博したものの、2ではカノンのみの続投だった防衛班が三年の時を経て遂に集結する。(第三部隊組は小説で先に登場していたが)

本エピソードで登場する防衛班は相変わらずというか安心と信頼の第一世代型なので、プレイヤーへのリンクバーストは大方の想像通りからっきし。
リンクサポート「フルバースト」やスキル「弾受け渡しバースト化」を活用しよう。
なお、クリア後には彼らの兵装を模した強力な装備が合成できるようになる。

リザレクションでも前述の彼らの兵装を製作可能。
しかし、最初は概存のパーツと外観が全く同じだが、パーツ名や説明、固有スキルが異なっており、最終強化をすることで、それらの完成形として彼らの兵装に変化を遂げるのが特徴。
しかし、最終強化には「汎用コア」を使用するので、製作難易度は高い。
アネットやフェデリコの兵装も同様。

ちなみに2発売前の先行体験会では吉村D曰く「 防 衛 班 全 員 出 せ 」と言いたいがためだけに大阪から来た御人がいたそうなのでその人物にとっても悲願が成就した瞬間だったと思われる。


◇ストーリー

フライアのクーデター事件からしばらく経ったある日、極東支部目掛けて感応種を含む多数のアラガミが侵攻していることが確認された。
これに対抗する為に拠点防衛のエキスパートである防衛班のメンバー、そして彼らにブラッドアーツを習得させる為にブラッド隊長が召集される。

帰還を果たした防人たちと共にアナグラを守り抜くことは出来るのか――


◇ミッションピックアップ

各人のエピソードになると、それぞれの最終パートに至るまでは他のNPC同様二人っきりで出撃することになる。
戦力に不安があるならマルチやインフラを用いて他のプレイヤーを巻き込むのも手。
全編通して難易度9以上の高レートなので、装備の強化はちゃんとしておくこと。
でなければギルみたいに余裕で床や地面をペロペロすることになる。


干城の帰還
難易度:9
期待の新人テルオミのオペレーティングにより、帰って来た元・極東支部第二部隊の面々と初めての共同戦線を張る。
「干城」とは国家を防衛する軍人や武士のことを指す。
「干」は盾、「城」は国家。『詩経』周南・兎罝より。

スリー・チャップス
難易度:9
ウララのなまり実況もといオペレーティングと共に元・第三部隊の問題児達と初ミッション。
グボロ・グボロ黄金のいる任務をチョイスしたためカレルもすぐにご満悦。
しれっとウララちゃそをエスコートする主人公そこ代われ。

防人
難易度:9
久方振りにヒバリのオペレーティングを受けられる!
……と、タツミがやけにノリノリなミッション。
出現する敵はサリエルとヤクシャ・ラージャ。
相手の高い知覚能力を巧く捌くことができれば苦労はしない。

霧氷の嵐
難易度:9
黎明の亡都にてブレンダンとたった二人でカリギュラ退治。
機動力の高さと攻撃範囲の広さが苦手な方は他のミッションでブレンダンを育てておいたほうがいい。
何故なら戦い方が悪いと、ブレ公もあっという間にブチ殺されてしまうからだ。
ホールド効かないっていうのにトラップ仕掛けるし。

レイン・メーカー
難易度:10
極東の守護神・(元)第二部隊VS守護神になれなかった暴走神機兵。
フライアの周辺では既に民間人の犠牲が出ているらしい。
ていうかまだ神機兵放ったらかしにしているのかよ。

スペキュレーション
難易度:9
また荷電性アラガミかよ……カレルの奴め……
“speculation”とは思索・考察・推測・投機の意。
あとトランプで言うと、スペードのエースである。

三兎を追う
難易度:10
元第三部隊と共にヴァジュラ、シユウ、カバラ・カバラを討伐。
ミッション名の元ネタは「二兎を追うものは一兎をも得ず」か。
一つの物事に集中しろという教えだが、三兎を見つけたら地獄の果てまで追いかけて全員ブチ殺すのが極東流。

月下美人
難易度:9
ジーナさん嘆きの平原ヴィーナスを討伐。おいこれわざとだろ。
ミッション説明によれば自称「世界平和を願う女神崇拝者」の一団がヴィーナスへの「拝礼」に向かったらしい。世に平穏のあらんことを……
彼らが捕喰されないかよりも、射殺されないかという不安がよぎるのは何故だろうか。

旧鼠の返礼
難易度:9
シュンと共にエイジスでアマテラス討伐。
なんだか三年前にもこんな任務があった気がする。
シュン先輩の三年間での成長を見せていただこうか!

バレット・エクスプレス
難易度:10
シナリオ最後のサバイバルミッション。
サバイバルパックの難易度11群に比べれば易しめの内容。ボーナスステージもある。
防衛班の皆と共にゴリラ兵やタカシを撃破しながら、最後は最終防衛ラインにてマルドゥークを迎え撃つ。
最終戦でのやりとりや終了後のタツミとヒバリの会話は防衛班好きにとって必見の内容となっている。


◇キャラクター

大森タツミ
「ヒバリちゃんのオペレーション聞くとこっち帰ってきたって気がするなあ!」
神機:第一世代
刀身:ショートブレード『ロートアイアン(Wrought iron/錬鉄)』
装甲:バックラー『イオニアンガード(Eonian guard/永劫の守護者)』
ブラッドアーツ:フェイタルライザー

防衛班の中ではそれほど大きなイメチェンはされていない。
相変わらずの頼れる兄貴分でありヒバリちゃんラブ。3年の間に進展はあったのだろうか?
神機使いになって12年が経つため、活動限界が仄めかされている。
新人時代は適合率が低く、能力の低さを鍛錬と経験で補ってきたという。
カノンに倣って主人公を「教官先生」と呼ぶようになる。

ブレンダン・バーデル
「俺たちも、うかうかしていられないな……」
神機:第一世代
刀身:バスターブレード『ディスペラー(Dispeller/闇祓い)』
装甲:タワーシールド『ミリアドソロウ(Myriad sorrow/数え切れぬ悲哀)』
ブラッドアーツ:CC・ブレイカー

服装が変わり、髪も刈ってスポーツマン風に。
相変わらず悩みすぎる人物であり、アーク事件での自分の選択を今でも後悔している様子。
こちらも主人公を「教官先生」と呼ぶ。あと腕の筋肉がすごい。
本人よりもデメリットなしで「ふんばり」が付くタワーシールドの方が喜ばれている模様。
ブレ公だって頑張ってるのに!

ジーナ・ディキンソン
「早く撃ちたいわ……」
神機:第一世代
銃身:スナイパー『コミュニオン(Communion/共有・交流)』
ブラッドバレット:結合阻害弾

衣装のデザインが変更され、胸元の開いたようなデザインからお腹丸出しな衣装に変わっている。冷えますよ?
相も変わらずなんかエロい。そしてやっぱりトリガーハッピー。
主人公にまで同意を求めて来るあたり病状が悪化している気がする……
「ぱぁん……」は高確率で心を撃ち抜かれる。

カレル・シュナイダー
「きっちり稼げない任務だったら俺は降りるぜ」
神機:第一世代
銃身:アサルト『ヴァスグレンツト(Was glänzt/輝けるもの)』
ブラッドバレット:OP回収弾

髪が伸びて心なしか目つきも悪くなっている。
口元もなめこみたいになっている。ネクタイは背中側で結ぶ。
三年経っても金の亡者な所は全くブレていないが、稼いだ金で病院を経営していたり「世の中は金ではどうにもならない問題ばかりなのだから金で解決できる問題は金で解決しておく」と述べたりと今までとは違った一面も見せる。
神機まで金ぴかになっており、エミールも連れて自分は金グボ装備や金色ツクヨミ装備を担げば、無駄に派手な集団になること請け合い。
シュンもだが、本作では心変わりがあったのか、「保身」がなくなっている。

小川シュン
「俺だってお前なんかにぜってー負けねえぞ!」
神機:第一世代
刀身:ロングブレード『ラトルスネイク(Rattle snake/ガラガラヘビ)』
装甲:バックラー『フレッジリング(Fredgling/未熟者)』
ブラッドアーツ:飛天車

面倒くさいツンデレ。
髪を後ろで縛るようになり、耳に痛そうなピアスをしている。
単独行動は改善されたものの生意気なのは相変わらずで、三年経ってもカレルからはガキ扱いされている。
初対面の主人公をガキ呼ばわりしたり「エリートだからって偉そうにするな」と噛みついたりする辺りは無印の頃と全く変わっていない。
その後は主人公の腕前を認めて「弟子にしてやってもいい」などと言うが、一蹴されている。
早くもナメられているようだ。AIの都合上、一回転しか飛天車しないし。

真壁テルオミ
元々はクレイドルの野戦整備士だったが異動を申し出て新人オペレーターに。
我らが心の師匠、真壁ハルオミの弟であるが、飄々とした兄とはまた違った強かそうな印象を受ける。
女体狂いのハルさんに比べればまともなように見えて重度の神機マニア。

星野ウララ
テルオミと共に配属された新人オペレーター。
方言混じりの喋り方や初々しい感じがなんとも微笑ましい。
アバドンが出現するとオペレートそっちのけではしゃぐ。

主人公
「アラガミが迫ってきてるから到着される前に防衛班にブラッドアーツとブラッドバレットを習得させろ」と無茶振りを受ける本編と変わらずの苦労人。
バケモノ染みたカリスマとコミュ力で防衛班メンバーにも気に入られていく。

台場カノン
相変わらず色々と不安の残る誤射姫。
しかし、奮起するかつての同僚たちの姿に心動かされるものがあったのか、シナリオ終了後に「決意のカノン」が同行可能になる。
なんとこの決意のちゃん様、誤射をしない。ハルさんと主人公の苦労がようやく報われるんだ……!

そこ、アイデンティティ消失とか言うな。

雨宮ツバキ
シナリオクリア後にまさかのオペレーターとして追加。
他のオペレーターとは一味違った凛々しいオペレートでミッションをサポートしてくれる。




追記・修正は三年ぶりにお願いします


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最終更新:2023年11月12日 07:15