マックナイフ(MS)

登録日:2015/02/18 Wed 17:20:26
更新日:2023/11/28 Tue 21:42:34
所要時間:約 6 分で読めます






自分はこのマックナイフで!

連敗の汚名は雪ぐ覚悟であります!!



マックナイフとは、『ガンダム Gのレコンギスタ』に登場するモビルスーツ(MS)。


機体緒元

◆マックナイフ
型式番号:CAMS-05
     CAMS-05P(一般機)
所属:キャピタル・アーミィ
全高:16.0m
重量:32.6t
   32.4t(一般機)
動力:フォトン・バッテリー
装甲材質:不明
武装:
プラズマクロウ×2
小型ビーム砲×12
ビームバルカン×12
グレネードランチャー×4
フォトンボム×2

パイロット:マスク
バララ・ペオール

概要

キャピタル・アーミィが「エルフシリーズ」に続いて開発した宇宙戦用の可変MS。

エルフシリーズの設計を踏襲しているがサイズダウンに成功し全高はカットシーなどと同程度になっている。
モビルアーマー(MA)形態への変形機構もより簡略化され、両手足を左右に開くだけ(上から見ると「土」のような姿勢)となっている。
長距離移動時にはバックパックに二基のスラスター内蔵プロペラントタンクを装着する。

格納時には腰部を180度回転させ脚部をボディの前側に折りたたむことで格納形態をとりコンパクトになる。


頭部のデザインやカラーリングはパイロットによって異なっており、一般機はエルフ・ブルックに近い黄色系のカラーに単眼の頭部センサー。
マスク機は白と赤、バララ機は全身ピンクのカラーで両機とも指揮官機用の大きな丸いツインアイ搭載型の頭部を持つ。
尚、この頭部センサー(目)はそのまま光信号発信機としての機能も併せ持つ。


巨体のエルフやマッシブなウーシァに比べると手足が細くかなり貧弱な印象を受ける外観をしており、敵からは「お人形のようなMS」、身内からも「人相がよくない」「弱そう」などの声が上がっていた。

しかし、エルフ系同様全身に武装を内蔵したことに加え変形機構の簡略化によって変形時の攻撃能力の低下を克服したことで高い戦闘力を得ている。
多数の火器を用いて弾幕を張る戦法を得意としており、戦闘時には舞い踊るようにビームを乱射する。
格闘性能自体も低いわけでは無くプラズマクロウの他、足でグリモアの頭部を挟んでもぎ取り撃破するといった芸当を見せている。

また、肩部には収納用スペースが確保されている。

【武装】

  • プラズマクロウ
両手の指先にエネルギーを纏わせて攻撃を行う格闘用装備。
名前通り爪のように目標を切り裂く以外にも拳にエネルギーを纏わせて打撃を繰り出すことも可能。

  • 小型ビーム砲
エルフ系と同様のビーム砲で両手の指先と脚部先端(足の裏)に内蔵する。

  • ビームバルカン
両手の指の付け根と手首に内蔵。エネルギーパック方式を採用しており発射後には使い終わったパックを排莢する。
一斉射する以外にも発射する砲門を絞ることで一発の威力を高めることも可能。

  • グレネードランチャー
脚部の脛の内側部分に左右二門ずつ内蔵。但し発射口がつま先に向いているため発射時には目標に対して脚を向ける必要がある。
グレネード自体はマガジン式で膝裏から装填される。予備のマガジンもバックパックに装着できる。

  • フォトンボム
股間部の前後に内蔵。フォトン・バッテリーを転用した長距離用ミサイル
フォトン・アイを用いることでミノフスキー粒子散布下においても遠距離の目標を捕捉することが可能。
発射時には目標に対して大股開きで股間を向けるという何とも言えない発射姿勢を取る。

  • 携行型ミサイルポッド
劇場版で使用。浮遊砲台のようなもので、設置すれば自動で多量のミサイルを発射する。


劇中の活躍

第11話から登場。

主戦場が宇宙に移ると共にマスク部隊の乗機としてキャピタル・タワーで宇宙に上がりスペース・ガランデンに合流。
メガファウナを襲撃しマスク機はケルベスのレックスノーを人質G-セルフとラライヤを奪おうとしたが撃退されてしまう。
ちなみにこの戦闘でマスク機はG-セルフに右脚をもぎ取られてしまうが後期OPでは毎回このシーンが使われている。


以降もマスク部隊として度々登場。ベルリのG-セルフだけでなくクリム宇宙用ジャハナムなどと交戦している。
バララ機はバララがビフロンに乗り換えてからは一時姿を消していたが再登場している。

劇場版ではかなり優遇されており、戦闘シーンが大幅に増加。
特に第四話終盤のカシーバミコシ周辺宙域でのG-セルフとの戦闘では、相手がパーフェクトパックを排除した状態とはいえ終始接近戦で互角に渡り合う壮絶なシーンが凄まじい作画描写と共に描かれた。
ベルリのトリッキーな戦術に惑わされて顔を蹴っ飛ばされ、右手を切り落とされ、左腕を縦に割かれるなどされたが、最後はGラッハの助太刀で事無きを得た。とはいえ中破もいいところな状態だったのと、直後にカバカーリーを受領したのでお役御免となっている。


立体化

HGでマスク機が一般で、量産機がエルフ・ブルック量産機とセットで通販限定発売。
飛行、格納形態への変形の他、プロペラントタンクも付属する。
小さい体躯に複雑なカラーリングという要求はHGでは満たせず、各部の色分けは不足している。特に掌は単色成型なので、設定画通りの塗装を再現するには苦労を強いられる。
また特徴的だった指先のビームエフェクトが付属しないのも痛い。


ゲームでの活躍

本作稼働時にコスト2000の追加機体として参戦。
可愛らしいデザインや独特な変形、股間ミサイル等もしっかり再現されており、モーションも全体的に独特な動きが再現されている。
追従アシストとしてバララ機の呼び出しが可能で、追従している間は追加入力で各種行動をしてくれる他、追従中にフォトンボムを使うとバララ機もフォトンボムを撃ってくれる。
フォトンボムは一出撃に一回のみかつ、着弾後にしばらく爆風が残り続けるという本作における各種核(2号機や∀等)の小型版といった性能になっており、バララ機の分も合わせると射出後に4か所でしばらくの間爆風が残り続ける。
バララ!タイミングを合わせろ!!

覚醒技は2種類あり、入力なしではプラズマクロウで切りかかった後、ヒットするとスピニングヴィクトリーキック逆立ちして回転しながら蹴り飛ばしたり、最後は背負い投げをしたりと、カット耐性の高い連続攻撃をする。
後ろ入力をしながらの覚醒技は射撃の乱射。12話でアメリア軍相手にやった乱れ撃ちの再現である。
こちらはなかなかに誘導が強いので自分が無視されている時の奇襲性は高い。
私はクンタラの名誉のために戦っている。貴様にはその踏み台になってもらおう!
私怨で戦ってるとか言ってはいけない。

総合的な性能としては一応格闘よりの万能機…ではあるのだが、むしろ中途半端と言った方が正しい残念な性能。一度上方修正を貰った上でこれである。マキオンの上方修正は上方修正()も多くもあるが…。
バララ機と合わせて中距離で嫌らしい牽制をしたり、プラズマクロウによる封鎖で相手をスタンさせたりと中距離ではなかなかの強さがあるのだが、遠距離では怖くない射撃の垂れ流しくらいしかできず、近距離でもそこまで格闘が強くない。
目立つのは相方に任せた中距離での嫌がらせに特化した性能である。
ふざけているのかーーーーーッ!

次回作となる「機動戦士ガンダム Extreme vs. 2」では稼働時に格闘の派生ルートの追加や射撃のリロード性能にテコ入れされるもゲーム全体のインフレにはついていけずにやはりパッとしない性能だった。
奴らは!クンタラが失敗するのが嬉しいのか!
が、稼働から2年近く放置された経った8月の大型アップデートで射撃性能、キャンセル性能、機動力と、各種にテコ入れされようやく2000コストの中堅~上位程度に性能が底上げされた。
これで死ねや、宇宙海賊!!

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOSTでは、メイン射撃の視認性良化という強化に見えて実質弱体化を受けてしまう。
しかしEXVSMBON以来となる変形時の機動力強化が復活し、変形中後格闘に飛び上がって回転斬りをする新モーションが追加。後覚醒技もバララ機を召喚して撃ってくれるようになるなど、それなりに強化は受けた。
こんな所で諦めるような私ではない!



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最終更新:2023年11月28日 21:42