宣凶師ベリックス

登録日:2015/04/07 Tue 20:20:10
更新日:2024/04/17 Wed 18:32:45
所要時間:約 3 分で読めます






シルヴァーグローリーの僕は、ただの宣凶師ではない。

より神秘な形状をしている。



概要

《宣凶師ベリックス》とは、TCG『デュエル・マスターズ』のクリーチャー。
DM-11「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」にて収録。レアリティはレア。

マナから呪文回収を行える有能なグラディエーター

スペック

宣凶師ベリックス R 光文明 (2)
クリーチャー:グラディエーター 3000
ブロッカー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンから呪文カードを1枚、自分の手札に戻す。
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
ベリックスの特徴はマナ回収であり、cipによってマナから呪文を一枚回収する。
能力は強制であり、マナに呪文があれば必ず回収することになる。

地味に見えなくもない能力だが、幅広いデッキで活躍できる。

呪文なら基本的に何でも回収できることから、選択肢は多い。
特に、唱えた後にマナゾーンへ置かれるチャージャー系呪文との相性は抜群。
後述するが、とあるチャージャー呪文とは凶悪すぎる相性の良さを誇った。

cip能力を抜きにしても、素のスペックもコスト2でパワー3000のブロッカーと標準程度にはある。
ただマナ回収という性質上、マナの少ない序盤の防御体制の要員としては出しにくいところもあるが。
種族的はグラディエーターと微妙な面はあるが、《聖皇エール・ソニアス》の進化元にもなれる。

欠点を言うならば、一度も再録がされていないこと。

DM-11以降再録されておらず、絶版状態になっている。
レアリティ的にも複数枚の購入もそんなに容易とも言い難い。
種族的にも再録が望みにくく、同じ種族でマナ回収のソルハバキに隠れてしまっている面もあるかもしれない。

絶版であること以外には特に問題は無く、かなりスペックの高いクリーチャー。
除去コントロール系デッキには投入が検討できるからこそ、再録をしてほしいところである。


相性の良いカード

ロスト・チャージャー R 闇文明 (3)
呪文
自分または相手の山札を見る。その中からカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。その後、そのカードの持ち主は山札をシャッフルする。
チャージャー
これ考えたのは誰だよと突っ込みたくなるような凶悪スペックの呪文。

ベリックスとは滅茶苦茶高相性であることは有名な話。
マナに置かれたこの呪文を回収し、再利用するという恐ろしい光景が見られた。

こんなことから、【白青黒赤ライブラリアウト】では両者の組み合わせはよく見られた。


関連カード

黙示賢者ソルハバキ C 光文明 (2)
クリーチャー:ライトブリンガー/グラディエーター/オリジン 1000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。そうした場合、自分の手札を1枚、自分のマナゾーンに置く。
マナ回収カードとしては超有名な一枚。

同じ種族のマナ回収カードとしてベリックスとは比べられやすい。
種族的な優秀さや、呪文だけでなくカードなら何でも回収できる面はソルハバキの方が強い。
だが、ブロッカーである面やパワーの大きさ、手札が無くても動けるという点ではベリックスの方が有利。

好きな方を使うとよいと思うが、現状ではソルハバキの方が使用率は高い。

リンネノ裁徒 C 光文明 (3)
クリーチャー:メタリカ/サバキスト 4000
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、呪文を1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

メタリカに現れたベリックスの上位種。
こちらの方が種族的にサポート面では圧倒的にベリックスに勝っているが、マナ回収系のカードはベリックスのようにコストが軽い方が融通が利きやすい。
ただし、コスト面もリンネノ裁徒はメタリカの種族サポートに頼れば軽減できるが、そうなると他カードへの依存が必要という事にもなるので、やはりベリックスが劣るという訳でもない。
まあそもそも単なる上位種と下位種の関係なので互いにライバル視する必要もなく、使用するデッキの都合で採用する方を決めればよいだろう。


デュエル・マスターズ プレイス

宣凶師ベリックス UC 光文明 (2)
クリーチャー:グラディエーター 3000
ブロッカー
バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンから呪文を探索し、1枚を手札に戻す。
相手プレイヤーを攻撃できない。

DMPP-05 第5弾「永遠の戦渦 -VORTEX OVERLOAD-」に収録。レアリティはアンコモンに降格したが、そのおかげで入手はしやすい。
プレイスの仕様に合わせてマナからの回収が探索能力となっており、レアリティが下がったのはその影響なのかもしれない。

仕様の違いによって本家よりはランダム的な要素が強まっている回収能力だが、特に本家と変わらないイメージで使えるだろう。
ちなみに、本家で収録されたパックのDM-11同様にDMPP-05では《聖皇エール・ソニアス》と一緒に収録されており、進化元として使われることが狙われていると見られる。


補足

  • フレーバーテキストでは、シルヴァー・グローリーについて記載されている。
    どうやらシルヴァー・グローリー直属のグラディエーターは、そうでないものより神秘な形状を持つようだ。
    だが神秘的な形状と言っても、他のグラディエーターと違ってどう神秘的なのかはよく分からない。
    でも、一応フレーバーテキストが言うにはただの僕じゃないらしいから、何か特別なのだろう。多分。

  • プレイス版のフレーバーテキストでは「(しもべ)」の部分がひらがなで表記されている。(ぼく)と読み間違える人が多いと判断したからなのだろうか?
    まあ「シルヴァーグローリーの(ぼく)は、ただの宣凶師ではない。より神秘な形状をしている。」と読み間違えても、ベリックスの自己紹介的な文章として成り立ってしまう点も問題視されたのかもしれない。
    ちなみに、背景ストーリー的な面で読み間違えた文章を反映すると、「あの強大なシルヴァーグローリーの正体は実はベリックスだった」という恐ろしい物語が成立することに…。



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最終更新:2024年04月17日 18:32