エスピナス

登録日:2009/10/25(日) 12:07:08
更新日:2023/10/13 Fri 15:37:20
所要時間:約 6 分で読めます




もしかして→エピオス


覚醒、エスピナス




モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。


種族
飛竜種
別名
通常種:棘竜
亜種:棘茶竜
希少種:棘白竜
戦闘曲
凄腕クエスト(MHF)/MHR:S(決戦場フィールド以外):終わりなき迷路


概要

全身や鼻先に鋭いトゲがあり、興奮すると毒が滲み出す仕組みを持つ飛竜種のモンスター。主に樹海に生息し、「樹海の主」とまで呼ばれている。
MHF初期の大型アップデート「シーズン2.0」で、MHF初の「オリジナルモンスター*1として登場した種。
MHFでは「シーズン2.5」で亜種、「シーズン5.5」で希少種もそれぞれ登場している。
通常種はという毒々しい色合いで、亜種や希少種はその体色から茶ナス白ナスと呼ばれる。

かつては樹海にも強力な古龍が存在したらしいが、エスピナスが生存競争に勝ったため樹海の頂点に立つ。
樹海にはかつてクシャルダオラが生息していた可能性があるが、彼のことだろうか。

通常種は樹海、亜種は塔と峡谷、希少種は樹海頂部で戦うが、樹海では体色を利用して景色に擬態して待ち伏せし、気づかすに近寄ってきた草食種を捕食する。

非常に凶暴そうな外見だが、クエスト開始時は必ず寝ている。

ちょっと攻撃したぐらいでは起きず、なおかつ起こしてもしばらくボーッとしたり、攻撃も時々噛みついたり尻尾を振ったりする程度でハンターなどまるで眼中にない。
しかも堅いため、怒らせるのに一苦労。(希少種はかなり怒りやすくなっている。)
だが一度怒らせると一変、今までの図太さは消え、非常に凶暴になる。
この気質からよく「低血圧」「寝起きが悪い」などと言われているが、本当に寝起きなのか体力を温存したいのか、はたまた単に面倒臭がりなだけかは不明。

怒り時はブレスは勿論、突進や尻尾に当たるだけで毒になるため、必ず解毒薬を持っていこう。

MHR:S


かの地は そのものが密やかに

同化し 深く漂う場所

気付くことなく 安住に障りしものあれば

やがて知ることになろう

それが命で贖わねばならぬ過ちということを


___________
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
禁忌の邪毒
△△△△△△△△△△△
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


元々はMHF独自のモンスターであり、MHFのサービス終了後は表舞台に出ることが無くなってしまっていた。
しかしながらMHRiseの超大型拡張コンテンツ『サンブレイク』(MHR:S)で通常種がまさかのメインシリーズデビューを果たす。
メインシリーズ初登場ではあるが作中では新発見とかそういう話は無く、既に人々に知られているモンスターとして扱われている。
MHFで登場していたフィールドだがMHF当時は姿を見せることが無かった「密林」の方に移住し、クシャルダオラと縄張り争いをするようになっている。

登場ムービーではかつての樹海出身仲間であるナルガクルガと共演。
やはり寝起きの悪さは健在で、グースカ寝ていたところにランポスとナルガクルガの争いが勃発。ぶつかったランポス達を「やかましいわ!」とふっ飛ばした後、ナルガクルガのバインドボイスで完全にブチ切れて吠え返している。
語りの内容がどう見てもナルガクルガの死亡フラグだが、実際の勝敗は不明。

更にタイトルアップデート第2弾(Ver12.0)では亜種もMHR:Sにデビュー。
後述のチャージブレスはMHR:Sでも健在で、テオ・テスカトルのスーパーノヴァとも引けを取らない。それでいて「操竜大技」でこれを繰り出せる。
亜種の出現フィールドは「塔の秘境」と「城塞高地」。塔の秘境はMHRiseの決戦場フィールドのBGMが専用BGMよりも優先される仕様に則りBGMは「秘境の伝説」だが、城塞高地では通常種同様「終わりなき迷路」になっている。
元を辿ればどちらもMHFの曲であるのだが、「秘境の伝説」はMHF当時も塔に出現していたのでともかく、樹海に登場する事がなかった亜種に「終わりなき迷路」は意外な選出である。

本作では既存、新規問わずモンスターに西洋の怪物やおとぎ話が仮託されていることが多いが、エスピナスの場合は「眠れる森の美女(いばら姫)」と思われる。

主な攻撃

  • バインドボイス【大】
ティガレックスのバインドボイスのエフェクトのように周囲に風圧【大】が発生(ダメージはなし)。

  • 噛みつき
イャンクックと一緒。

  • 尻尾振り
左右に振ってくるが、範囲は狭い。

  • 回転尻尾
クックと一緒。

  • アッパー
ディアブロスのように体を左右に振り、3連続で使うことも。というかこっちが本家本元。
3連アッパーの後、必ず威嚇をする。

  • 突進
非常に速い突進からの突き上げ+ホーミングがあり、くらうと毒になる。
頭、体、足、尻尾に当たり判定があり、ガードするとスタミナが一気に削られる。
頭に当たった場合はかち上げられる。
ドリフトで方向転換し、連続で使用することも。

  • ブレス
通常種と希少種は毒+麻痺、亜種は毒+防御力低下の効果のブレスを3連続で放ち、着弾地点には風圧【大】発生。
  • 単発ブレス
  • 上半身を起こし3方向に放つ
  • 左右2方向に放ったあと、最後にバックジャンプブレス
と、パターンが3つある。

  • チャージブレス
亜種のみ使用。トラウマメガフレア。
翼を広げて力を溜めたあと、飛び上がりながら範囲極大のブレスを放ち、範囲外にも風圧【大】発生。
それはもう恐ろしい程の極大範囲でガード等役立たず、当たればほぼ死ぬ。しかもチャージ中に罠を仕掛けるとキャンセル即ぶっぱという鬼畜仕様。
対処法・予備動作を見たらとにかく全力でエスピナス亜種から離れる事。
追撃しようとしても酷い目に遭うのでとにかく近付かない様に。
特異個体、及びG級ではバリエーションが大幅に増え、チャージ時間を短縮したり歩きながら溜めたりもする。

MHR:Sではさすがに当時より範囲がやや狭まったものの、強烈な威力は健在。
MHFのG級で披露していた歩きチャージブレスも行う上、たまに空中でそのまま2回目を行うというまさかの初見殺しも搭載している。
発射後もまだ滞空していたら2回目のサインなので立ち止まってはいけない。
罠に反応してカウンターしてくることはなくなったが、超強力なハイパーアーマーを纏っているため、終了まで罠は無効。どうしたって阻止は不可能なので、とにかく距離を取ること以外に対処方法はない。

  • チャージアタック
こちらも亜種用。気合いパンチ。力を溜めるような動作の後、翼や尾をぶん回すような、やや広範囲の攻撃を行う。ガード不可でダメージは極大(というかほぼ即死)。万が一生き残ってもかち上げ+毒。
溜め動作中の尾にもダメージ小の転倒(尻餅)判定があり、この起き上がりにタメ攻撃をしっかりもらうことも。攻撃判定は割と長く持続しており、後のヒラリと動いた尾もダメージがヤバい。

  • 拡散ブレス
トラウマその2で、希少種のみ使用。
垂直に飛び上がった後、辺りを焼き尽くすガード不可能のブレスを放つ。
ブレスはしばらく残り、触ると毒+火傷状態になり、触り続けているとさらに火炎のダメージが入り、火山の岩の倍以上の速さで体力が減っていく。
地面が燃え盛っている時に特殊な転ばせ方をすると「棘白竜の火石」が報酬に出ることがある。
麻痺か睡眠にするか、閃光玉を当てれば残り火を消せる。


弱点は通常種は氷・龍、亜種は水・雷、希少種は水・龍の順に効くが、部位によっての効果が極端。

部位破壊は角、腹、背中、翼爪、尻尾。
全て怒り時しか破壊できず、角は体力40%以下、尻尾は体力30%以下で破壊可能。
翼爪は片方で報酬。



閃光玉が通常種20秒→亜種12秒→希少種5秒+滞空中は無効と、強くなればなるほど効果が薄れるモンスターでもある。

武具

MHFでは火属性+毒の双属性武器であり優秀。
通常種、亜種、希少種でそれぞれコンセプトが異なり、通常種は毒属性値、亜種は会心率、希少種は攻撃力と火属性値が高まで斬れ味が若干良い、という違いがある。

MHR:Sでは通常種の武器にMHFには無かった操虫棍とチャージアックスが追加されているが、流石に双属性は双剣でしか再現されず、それ以外は武器種によって火属性もしくは毒のいずれかに振り分けられていた。
しかし亜種の武器には、表示上は火属性だが、一定確率で毒を蓄積するという特殊ギミックが設定されている。
特殊ギミックを没収された飛竜の武器群が怨めしい顔つきでこちらを見ている…



「旧型の追記修正でエスピナスは止められぬ!」

つ閃光玉

「あぁ~目が!目があぁ~!」

「ボヨヨーン」

「oh!イッツファンタスティック!」

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最終更新:2023年10月13日 15:37

*1 「シーズン1.0」で登場したヒプノックやヴォルガノスの通常種はまだメインシリーズから開発体制が完全に分岐していなかったため。