男鹿線

登録日:2015/01/07 (水曜日) 10:58:00
更新日:2023/09/20 Wed 19:50:39
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男鹿線(おがせん)は、追分駅から男鹿駅を結ぶ、JR東日本の鉄道路線である。

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概要

全線に「男鹿なまはげライン」の愛称が付けられている。
名前から分かるようになまはげ以外にあまりPRポイントがない。
全線がSuica秋田エリアで、通勤・通学輸送客が主力となっている。
海沿いを走る路線のため、沿線に防風林が多数設置されている。

運行形態

普通列車のみで1~2時間1本の運転で、全列車が奥羽本線秋田駅まで直通運転を行っている。
また、2021年3月ダイヤ改正以降は全列車でワンマン運転を開始。それに、伴い従来の車内清算型から駅で運賃収受を行う都市型ワンマンに変更された。
因みに昔は急行が存在したが、列車交換とかで逆に各駅停車の普通列車より遅くなるという「鈍行」で有名だった…。

車両

  • EV-E801系
2017年3月から導入された蓄電池電車で、JR九州のBEC819系をベースとしている。
なまはげをイメージしたカラーリングで、パンタグラフ付きの車両が赤面(ジジナマハゲ)、そうじゃないのが青面(ババナマハゲ)と1編成2色の組み合わせとなっている。
先に烏山線に導入された蓄電池電車EV-E301系と同じく「ACCUM」の愛称が付けられている。
  • キハ40系
五能線の車両と同じ塗分けで、五能線の青に対してこちらは緑仕様。あと外扉横付近にはなまはげのイラストが描かれていた。
2021年3月のダイヤ改正でEV-E801系に置き換えられ運用終了。
廃車後一部の車両は小湊鉄道に譲渡された。

◎駅一覧

秋田…秋田新幹線奥羽本線羽越本線乗り換え。
運転系統上の始発駅。
秋田県第一の都市である秋田市の代表駅、東北三大祭りの1つである夏の竿燈祭りの時期には大いに賑わう。

追分…奥羽本線分岐駅。
線路名称上の起点駅。
秋田市内の駅はここまで。また、ここから終点まで単線となる。

出戸浜…出戸浜海水浴場の最寄り駅。

上二田…潟上市役所へはこちらの方が近い。

二田…潟上市の中心駅。交換可能で有人。
因みに潟上市は2005年にできた市だが、合併前も二田市も二田町もなかった。
それなのに何故、二田なのかと言うと二田孝治元衆議院議員の祖父に当たる二田是雄氏の功績から取られている。

天王…名前はすごいが、ごく普通の住宅街の中にある無人駅。

船越…大潟村へのアクセス駅も兼ねているからか、線内で追分駅に次ぐ利用客を誇る。そのためか有人駅であり、またかつてはニューデイズもあった。

脇本…交換可能だが無人駅。

羽立…駅前は何もないが実は男鹿水族館GAO、男鹿温泉、なまはげ館の最寄駅。
ただし、なまはげ館はバスが存在せずタクシーで15分かかるので要注意。

男鹿…終着駅にしてなまはげで有名な男鹿市の中心駅、秋田県最西端の駅。
東北の駅百選に選定されている。
ACCUM運行開始に伴い追分駅を除くと唯一の電化駅となり、当駅で充電が行われる。
2012年に観光目的の為に駅舎が古民家風に改築されたが、それからわずか6年後に現代風の新駅舎に新築移転となった。
旧駅舎の方は「男鹿駅ステーションぎゃらりー」と改められ、なまはげ像が2体設置されている。


追記・修正はなまはげが家に来た方も来てない方もお願いします。

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最終更新:2023年09月20日 19:50
添付ファイル

*1 出典:日本の旅・鉄道見聞録 URL: http://www.uraken.net/rail/alltrain/kiha/kiha40akita.jpg 日時:2016/01/03